2015/07/18 のログ
ご案内:「教室」におこんさんが現れました。
おこん > …故に、外見には十分に注意を払わねばならぬ。
外見は相手の存在を示す。 襤褸を着ている、身なりがよいという話ではない。
例えばミノタウロスの中には、迷宮を模した文様を刺青としておる連中がおる。
迷宮の文様は各部族で異なり、それを見ることでどこの出身か分かるということじゃ。
(今日のおこんは頭が高い。
 普段なら教壇に座って授業をしているが、今日はさにあらず。
 教壇の上にシャチの浮き具、浮き具の上におこん。
 脳内は夏真っ盛りだと言わんばかりの状態だが、生徒たちは特に突っ込まない。
 外見はともあれ、担当授業であるコミュニケーション学は真面目に進むわけである。
 今回の講義は、外見から相手を識別するということだ。
 服装のみならず、相手の姿形から、その存在を確かめる方法である。)

おこん > これが人間でいえばどうなるかというと、IDかーどや、部隊章になるわけじゃな。
これらの要素は全て目立つようになっておるわけではないことに注意じゃ。
こみゅにけーしょんを取るには、あらゆる要素をもって、相手の起源を特定する必要がある。 
なぜ必要かといえば、答えは簡単じゃ。 組織に、社会に属しているならば、それに応じた儀礼作法…
ぷろとこるがあるわけじゃ。 つまり、相手に「自分はお前と同等だぞ」とわかってもらうための作法じゃな。
おぬしらが見知らぬ人間にあったら、いきなり殴りつけたりせず、まずは頭を下げるじゃろう。
次に、自分の名前を名乗るかな。 そういったことが……おお、時間じゃな。
ぷろとこるの話は後日!
(しゃべっていたところでチャイムがなる。 終わり!とばかりに両手を上げると、生徒たちはぞろぞろと立ち上がった。
 次の授業があるものは移動するだろうし、そうでないものは残って歓談したり、ノートをまとめたりもするだろう。)

おこん > (シャチの浮き具の上で身体を揺らす。 別に何があるわけでもなくて、手持ち無沙汰なだけ。
 歓談している生徒達が海の話題をしているのを聞くと狐耳をぴくぴくと動かして、口を開いた。)

のう、おぬしら。 海で危ない目にあっておったりせんかのう。 その、怪物に襲われたりとか、
悪そうな連中に絡まれたりとか、トコヨカツオノエボシの大群の中に突っ込んでしまったとか…
(生徒達の答えはいいえだった。 「先生心配しすぎ―」「お母さんみたいやな」等と、
 自分の心配を笑い飛ばしてくれるのは嬉しいのだが、やはり不安は残る。)

ご案内:「教室」に風間蒼介さんが現れました。
ご案内:「教室」に蓋盛 椎月さんが現れました。
風間蒼介 > ……すいません先生、拙者ここに来て一年目であまりここ特有の生態系知らんのでござるが…
なんでござるか、その生体爆雷の上に固有名付いて上位種っぽくなってる物騒な代物は
(ノートの抜けがないかチェックしてさあ行くか…と立ち上がったところでおもくそ物騒な生物の名前が耳に入り、真顔で足を止める

 あとさっきから気になってたシャチさんの浮き具に手を添え、ゆっさゆさと)

おこん > トコヨカツオノエボシは、この島の海に生息する生物じゃのー。 なんでも、どこぞの学生がカツオノエボシを改造したが、
それが逃げ出して野生化したとかでじゃな。まあ外見はわかりやすいのじゃ。
カツオノエボシいるじゃろ。 あれに、人間の足が生えておるのじゃ。 そして海で立泳ぎしておる。
実際に見るときもちわるるるるいいいいぞぞぞぞぞぞ。 ちかちかづいてはならならならぬ。
(生徒の質問に鷹揚に頷いた。 マーカーを使って、ホワイトボードにトコヨカツオノエボシの絵を書く。
 カツオノエボシに、スラっとした、まるで陸上選手のような足が生えている物体をすらすらと記して生徒に見せた。
 気をつけろと忠告してる最中に浮き具をゆらゆらされると自分もゆらゆら揺れる。声も揺れる。ドップラー効果だ!)

蓋盛 椎月 > そういえば結局コミュニケーション学とはどういう授業なのだろう、
そんな疑問を晴らすべくこっそりと授業に潜り込んだ。
当然正式に授業に出れる立場ではないし見つかったら
つまみ出されるおそれがあるため、その対策はしている。

まず白衣を脱ぐ。
次に三メートルぐらいある巨大な牛みたいな男子生徒の後ろの席に隠れる。
これで完璧だ。
牛がジャマで授業内容にはまったく集中できなかったが。

そしてついさっき、牛が離席した。
「あっ」
ボケーッと頬杖をついていた蓋盛の姿が露になる。
へーあれがトコヨカツオノエボシかぁ。

風間蒼介 > なんでよりにもよって…というかその学生よくもまあ無事でござったなあ……

って、足!?うっわアスリートみたいなイイ感じの脚線美が……
技術は無駄に凄いでござるが凄い部分以外のあらゆる要素を排除したような生命体でござるなあこれぇ!?
生物兵器でも目指したんでござるかこれ!?
(しかも立ち泳ぎ……悪夢の光景としか思えないおぞましく冒涜的な光景にガクガクと震える
 自然バイブレーションが伝わるシャチさん
 若干面白くなって来たでござる

 背後にポップした保険医の姿には気付かず)

おこん > まあその学生がどうなったのかは知らんがのう。 恐ろしいいきものなんじゃぞー。
たまに陸も歩いたり走ったりするが、その時は大騒ぎじゃからな。 遠距離攻撃で駆除するしかないのじゃ。
近づくと触手に捕まって刺胞がブスリでコロリじゃ。 おぬしもきをつけつけつけるんじゃぞ。
(ゆらゆらと揺らされながら、びっくりしてる相手にお返事して注意を促す。
 先生としては危ないものに近づいてほしくないのだ。 冒険と無謀は違うし。)

あっ、しづきー!しづきー! ワシじゃぞー!
なんじゃー、おるなら先に言うてくれればよかったのに!
こっちに来るのじゃ―!
(しづき先生を発見すると、とたんにきゃあきゃあ声を上げて。
 こっち来てー!って両手で手招き。)

蓋盛 椎月 > 「くそっ何でバレたんだ」
牛がどいたからだろう。

「いいえ私は蓋盛椎月などではありません
 ただの通りすがりの美少女生徒で……
 嘘です、養護教諭の蓋盛です」
抑揚のない声。
嘘は二秒で諦めてゆっくりとホワイトボードに向けて歩み寄る。
なんか微妙に卑猥なことしてるなと赤いスカーフの生徒に目をやり。

「今日はえーと海のかわいい生き物についてでしたっけ?
 なんか海の家とかで浮き輪なんかになってそうですねこれ」
目の前の先生が持ってるシャチみたいな感じで。

風間蒼介 > あ、拙者そのパターン知ってるでござる…
確実にもう見つからない流れでござるなその生徒……
(まあ世界に恐ろしいブツを生み出した報いだろう
 案外ひょっこり生きてるかもしれないが見つけたら奥歯の4本くらいはグラつかせてやりたい)

というかパッシブタイプがアクティブタイプになってるでござるなあ…
仕留めたら仕留めたで死体が悪さしそうでござるし、水中なら焼却処理も出来ぬし厄介な…
(迷惑をかけるという意味では一級品の生き物に戦慄を隠せない
 というか触手の持つ無限の可能性を見事に現実にダンクして夢を奪っていく)

ぬ?教師の方にござったか
ここの学園ぱっと見で生徒か教師か判らんでござるなあ…
(ぺこりと頭を下げて)

シャチさんのようにしがみ付いたら大惨事間違いなしの生体フレシェット弾搭載型でござるがねこやつ

おこん > しづきもワシの授業受けるー? 保険医の業務が空いておったら、謎の美少女生徒が遊びに来るぐらいは良いじゃろ。
可愛いいきもの……可愛いかのう、これ。 あっ、それともワシのこと可愛いって言ってくれたのかのう!?
(白衣じゃないしづき先生は、何度も見てるとはいえやっぱり新鮮。 わーいって両手を上げてお出迎えして。
 なんか可愛いいきものって言われてるから、てっきり自分かなっておもって勝手に照れたりとかしたい。)

そうじゃぞー。 じゃからちゃんと死骸は処理せんとならんのじゃー。 幸い、大量発生することはあまりないがのう。
(尻尾をふりふりしながら、怯える相手にさもありなんと頷いてみせて。 危険生物に対してちゃんと怯えるあたり、
 この生徒はちゃんとヤバいことを理解してくれているのだろう。)

風間蒼介 > なんか放って置いたらそやつらの駆除用と名目付けてダツやらシャコやらの戦闘力爆上げしそうな気がするでござるなあ……
その生徒の関係者や残党が居ないことを祈るでござるよ…
(海の生物は陸の生物に比べて戦闘能力高すぎな気がする
 油断したら四肢の一本も持っていく意気込みにあふれた奴らでいっぱいである
 というか食ったら確実に死ぬ系の毒とか個ではなく種としての防衛機能であり覚悟決まりすぎではなかろうか

 教師同士が知り合いで仲が良い雰囲気ならば最後にシャチさんの鼻をボムボムと手の平で叩いてからそこのポジションを離れ二歩ほど下がろう)

蓋盛 椎月 > 「美少女名乗っちゃうか~~二十代だけどな~」
頭を下げる忍者風の生徒にはいやいやと手を振る。
「別に教師だからって頭を下げる必要はないよ~。
 それに今のあたしは謎の美少女生徒だからね」
ポイ捨てした設定を再利用しはじめた。環境にやさしい。

「えっいやトコヨカツオノエボシのことですよ?」
おこん先生のはしゃいだ言葉は薄い笑顔であっさりと否定。
どうやら来年の健康だよりにはそいつのことも取り上げないといけないらしい。
あと謎の巨大イカも。

「まあ海とか山っていうのは人間とそれ以外の境界線でもありますからね。
 常世学園って特に曖昧な場所だしそういうのもウヨウヨしてるよなー」
トコヨカツオノエボシはどちらかというと人の業という感じではあるが。

おこん > そうじゃのー。 たしか生物科学研究部とかいうたかのう。 結局自分たちで作ったものにやられたり、
自分で人体実験を行った結果、巨大イカやら鯨やらになってしまい、人不足で廃部になったとかいう話じゃ。
まあ残党とか、それに憧れる連中はおるかもしれんでな。 お主も注意せんと、なんか海産物にされてしまうかもしれんぞー?
(ちょっぴり下がる生徒にわざとらしく怖がらせるようなことを言いながらにこにこと相好を崩す。
 どこまで嘘か、どこまで本当かは教えてあげない。  相手の様子を楽しんでいるのだ。)

えっ……
(はしゃいでたトーンが一気に落っこちる。 尻尾と狐耳を力なく垂らして、一瞬だけしょんぼりした。)
しづきの言うとおりじゃな。 ただ品種改造されただけではない、そこに人ならざるものや、それ以外の…
つまり人間以外の力が入ったら、えらいことになるのう。 まあここは混沌としておるでなー。
(9本の尻尾をゆらゆらうごかしながらお返事。 実際、夏になったら保険医は忙しくて大変なんじゃなかろうか。
なんとなく浮き具を揺らして遊んだりとかする。 冷たい水が恋しい。)

風間蒼介 > 謎ってその謎のベールマッハで剥がれたでござるよね?
それにまあ、目上の人間にござればキチンとせねば
(流石に目上の人間に無礼講を出されたからといって無礼など働けるわけもない
 まあ中にはどんどん敬意の株が下落して行き底値を割った時点で無礼解禁といった関係変化を起こす場合もあるが)

うすうす感づいてござったがこの学園の授業に生命倫理とかその辺の必修科目作るべきではござらんかね?
ペラ紙レベルで人生捨て去ってる研究者多すぎでござらんか?
どうせ改造されるなら人間モードと怪人モード切り替えられてサメとかシャチみたいなかっこいい系がいいでござるなあ…
(こう、シャープな感じで…と
 脳内にはどこかの撮影所で見かけられそうな全身スーツの上に生物っぽいアーマーを配置した姿が浮かんでいる
 当然、腰にはベルトである
 尻尾がゆらゆらと揺れれば視線がそちらに、尻尾に幻惑効果でもあれば抵抗抜いて一発でキマりそうだ)

蓋盛 椎月 > 「やれやれ立場というものに囚われる定命の人間は大変だなクックック」
喉で笑う。
無礼講だ! と言われれば本当に無礼講に振る舞ってしまうタイプの大人だった。
飲み会も話が面白くなかったら十分ぐらいで帰るしそもそも出席しないぞ。

「ほんとかウソかわかんないけどさー。
 まあ望んで人間やめられたんならそれはそれでいいんじゃない?
 あたしもクラゲとかヒトデとかにちょっとだけなってみたいし。
 やっぱ矮小で脆弱な人間とかさ~やってらんないよね~」
などとこちらもどこまで本気だかつかめない、
生命倫理や保健体育に関わる養護教諭のお言葉。

わかりやすくショボンヌした姿はかわいそうだが面白い。
一定の距離を保ったままけらけらと笑う。
「普段からかわいいものをあえてかわいいと言い直す必要もないかなって」

おこん > なんじゃー、おぬしも改造志望かー? それならそうじゃな…お主なら…なんか早そうじゃし、
トビウオとかうつぼとかかのー。陸で呼吸できるようにしとかんと死んでしまうのう。
(改造されるなら、という話にふーむと考えこむ。 相手の外見から考えて、
 なんかスピード感ありそうなやつを出してみたけれど、果たして相手は納得するのだろうか。)


ワシもなんかすごい感じになってみたーい。妖力取り戻したーい。
えっ、かわ……その、うん……
(しづき先生の言葉に手を上げて同意を示す。自分の妖力の大半は月に封じられているのだ。
 言葉にぱっと頬を染め、くるんと前に回した尻尾で顔を隠してもじもじ。可愛いっていわれるととっても弱い。)

風間蒼介 > なんか…3~4人くらい居る中で二番目に登場して
最初だけ目立つけどだんだん戦力的にフェードアウトしていく系のポジションっぽいでござるなあ…それ…
(しっくりとくる、しっくりと来るだけになんだか悲しい気持ちだった
 あいつの攻撃が一切通用しないだと!とか、あいつをスピードで上回るのか!とかそういうバロメーターポジションに落ち着いてしまいそうな絶妙な評価だった
 さすがコミュニケーション学を教える教師だ、人を見る目が鋭すぎて、痛い)

あー、それでは拙者、失礼するでござるよ
(それでは、と頭をさげ、そそくさと空気の変化を感じ取り撤退戦に入り、かばんを手に教室から出て行く)

ご案内:「教室」から風間蒼介さんが去りました。
蓋盛 椎月 > 「トビウオはともかくウツボってそんなに速いの……?」
あの怖いんだかユーモラスなんだかわからない顔に
赤いスカーフが巻き付いているのを想像してほんわかした気分に。
「あらら」
……なってたらそそくさと退散されてしまった。手を振って見送り。
やれやれこんなことばっかりだ。頭を掻く。

「……」
近づいていって尻尾の上からデコピン。

おこん > わからんけどなんかスピードありそうな形しとるかなって思って…
あっ、早ッ! どっちかっていうとイカかもしれんのう、あの速度…
(尻尾でもじもじしてたら、すごい勢いで生徒が去っていった。
 イカがびゃーって水を噴射して動くのをちょっと思い出す。)

はひぃ?! な、何するんじゃよ、しづき…?
(ぼんやりと見送ってたらデコピンをされて、さすがに情けない声を上げた。
 握ってた尻尾をそろそろと降ろしてから、しつき先生を見る。)

蓋盛 椎月 > 見上げれば、ちょっと困ったように眉尻を下げて。
「一応教室って場なんだから
 ニセ生徒のあたしよりも生徒のほう大事に扱ったほうがいいと思いますよー。
 ……いやついつい顔を出しちゃったあたしが悪いのかな?」

あんまり人前では甘やかしてはいけないのかなとか思い始める。
どうやらこの性質は治らないようだし。

おこん > それはわかっとるがのー。 とはいえしづきがおったら嬉しくなってしまうのが人情と言うか狐情というものでのう…
しかし、ヤツは中々面白いのう。 今度またちょっかいを出してみるとするかな。
(しょぼーん。さっきよりも落ち混み具合はひどかった。 本当にしょんぼりしているのが見受けられるくらいに。
 耳と尻尾はしょんぼりしながらも、口調だけはすぐに回復。 授業を受けている生徒であることと、
 島に来て日が浅いということが気になったのだ。 思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれないし。)

蓋盛 椎月 > 落ち込んでいるおこん先生の頭をてしてしと叩く。

「まあ、授業ちゃんと来てる生徒ならまた話す機会もあるでしょうし。
 そうくよくよしないで」

なんというか授業参観の親もこんな心境なんだろうか。
参観対象は生徒じゃなくて教師だし歳も二桁向こうのほうが上だが……
結局コミュニケーション学がどういう授業なのかいまひとつ覚えられていない。
海の危険な生き物の話だっけ……?

おこん > そーじゃのー。 まったく教師として我欲におぼれてしまうとは、なさけない限り…
(頭を軽く叩いてもらうけど、反省することしきり。
 普段なら頭を撫でてくれる手にじゃれつくけど、そうもいかなくて、
 かわりに尻尾でしづき先生の手に振れるぐらいに留める。)

まあやってしまったもんは仕方ないからのう!
夏に入ってワシも気が緩んでおった。次はこうはいかぬ!
(ぐっと拳を握って宣言。 そう、自分は教師だ。 気合を入れなおす。
 しょんぼりしているところなんて、生徒に見せたくない。)

蓋盛 椎月 > うむ、と頷く。
尻尾で触れられて、叩いていた手でこんどはぐりぐりと頭頂部を撫でる。
この人気が緩んでない時ってあるのかなあとか思いつつ。
「欲求に正直なのは美徳ですよ。
 次忍び込むときはもっと完璧な変装して来ることにします。
 んじゃまた、今度ゆっくり遊びましょー」

ひらひらと手を振って、教室から去っていく。

ご案内:「教室」から蓋盛 椎月さんが去りました。
おこん > しづきに励まされてしもうたのう。
しかし、変装ってどんな感じなんじゃろうな、楽しみじゃなー。
(ワハハ、と小さく笑ってから、教壇から降りる。
 尻尾で浮具を抱えて、そのまま教室の外に出るのでした。)

ご案内:「教室」からおこんさんが去りました。