2015/08/01 のログ
ご案内:「教室」に三歩 進さんが現れました。
■三歩 進 > 「ふーむ・・・?夜中じゃとやはりヒトはあんましおらんようじゃのぉ」
ギシシ、と笑い声を挙げながら教室へ現れたちんまい影――
《学園潰し》の異名を取る無頼漢、三歩 進(さんぽ すすむ)である。
「・・・とりあえず、己が来た証でも残しとこうか」
ギシ、と口の端を釣り上げて、教室の黒板にギイっとチョークで文字を書く――
『己、参上!』
「・・・。やねんな(ダメだな)、上までとどか・・・!」
脚踏み台が見当たらず、その場でぷるぷるとしながらなんとか真ん中らへんより下の辺りに大きく書く。
■三歩 進 > 「・・・ええい、こんしき(これしき)!」
書き終えてからバキッとチョークを砕き――
すると次の瞬間、
『異能学園都市“常世”へ己、“三歩 進”が見参せし!』
黒板に書いてあった文字が立派(?)な文面へと移り変わった。
「ちぇーっ、ったく。他ンとこにも書いてまわろか思うたが、止めといたほうが良さそうじゃの・・・」
スン、と鼻を鳴らして教室の外を見る。
「――ほいだら、また後でなァ。」
手をひらひらと振ると、くるり踵を返し背を向けその場から去って行った――
■三歩 進 > 「ギシ。楽しめそうじゃなぁ?」
最後にそう一言付け加え――
ご案内:「教室」から三歩 進さんが去りました。