2015/08/10 のログ
ご案内:「保健室」におこんさんが現れました。
おこん > っはっ、はひ、ひいぃっ……しつこい奴らめ…じゃが、ワシは、絶対に…負けんのだァァァーッ!
(叫び声と共に保健室に飛び込む。そのままころころと床を転がって、
 ベッドの下に潜り込んだ。 自分より10秒ほど遅れてだろうか、
 何人もの生徒たちが保健室になだれ込んでくる。)

『おこん先生はどこだ!』『この中にいるんじゃないか?』
『確かに保健室の扉は開いていたが、フェイントかもしれん…』
『ずる賢いっていうか年の功っていうか…』
『おこん…おこんが悪いんだぞ、あんなに小さいから…ううっ』
『仕方ない…次のところに行くぞ、まだ遠くには行っていないはずだ!』
(ベッドの下で息を殺し、追跡者の様子を伺う様は、
 まさしく狐が獲物を狙うようでもある。 といっても、
 狙われているのは自分なのだ。 手に手に衣装……
 それもお子様、幼女用の可愛らしいそれを抱えた連中が保健室を去ると、
 そろそろと這い出て、次は物陰へ。鏡で入り口が確認出来る場所を確保し、
 追手が現れないかどうかを確かめる。)

おこん > (大規模な即売会であるところの、「トコヨマーケット」にコスプレDVDでも出すか、
 という安易な発言が全ての元凶である。一部急進派が好みの服を着てもらおうと、
 休み時間になるたびに押しかけてくるため、ここ最近は校内スニーキングミッションが行われているのだ。)

……
(注意深く辺りを見回す。 大きね耳はぴくぴくと角度を変えて動き、
 音の位置から自分以外の存在を確認する。とりあえず今のところ、
 すぐに追跡者が現れる様子はなさそうだ。 胸を撫で下ろす。
 とりあえず扉を閉めよう、と入り口の方へと歩いていって。)

ご案内:「保健室」に蓋盛 椎月さんが現れました。
蓋盛 椎月 > 「曲者ーッ!」
突如! おこん先生の背後でロッカーが開かれる。
そしておこん先生めがけてカウボーイの投げ縄よろしく投じられる、リード付きの首輪!
もちろんそれを手にしているのは保健室の主の一人、蓋盛椎月だ。

「あっおこん先生でしたか~すいませ~ん」
首輪が命中したにしても外れたにしても、ペロッと舌を出して謝るだろう。
あんまり悪びれた様子はない。

おこん > 何奴ッ! とおーッ!!
(ロッカーが開かれる音に素早く反応し、目にも留まらぬ早さで前転。
 ころんと一回転したところに、綺麗にすぽっと首輪が嵌った。)

なんじゃ、しづきかー。 全くびっくりしたわい!
でもワシ思うんじゃけど、首輪ってそういう道具と違うんじゃないかのう。
(犯人?がしづき先生だと分かれば、怒ったり抵抗したりする理屈もない。
 にこにこ相好を崩しながら手を上げてご挨拶。 つんつん。
 首輪を触ってみる。ずいぶんと頑丈そうだし、首にぴったりフィット。)

蓋盛 椎月 > (見事にハマった……!!)
釣れた! はじめてなのに釣れちゃったァ! の笑顔になる蓋盛。
メスを武器に戦うキャラは失敗したがこれはイケるのでは?
カウガール系養護教諭。これだ。
なんでわざわざロッカーなんかに隠れていたかというと、
……単にヒマだったから。

「でもちょっとキマってませんでした?
 買ったのはいいけど見事に持て余した首輪をどうしようか悩んでまして……」
嵌めてみたらかわいいよね、と考えていた当人に見事に嵌めてしまったものの、
これからどうしようかなどというプランがあるわけでもない。
出オチである。
ちょいちょいと弱くリードを引っ張ってみるがそれ以上何をするわけでもない……。

おこん > キマっとったのはキマっとったのー。 ロッカーの中に潜んどったところも含めて。
(色んな意味でキマってた。 多分暑さでしづき先生も疲れてるんだろう。
 なるほどなー、みたいな感じでしづき先生の言葉に頷いたりとかした。)

別に使う目的も無いのに買ったのかのう… 犬飼いたいとか、
なんかに首輪を付けたいとかそういう理由じゃなくてか。 まあワシも、
別にげーむ機無いのにそふとだけ中古屋で買ったりするでのー。
似たようなもんじゃな…お、お…?
(首輪を軽くくいくい引っ張られる。 そういう遊びなのかな?
 狐耳がピクピク動いた。 首輪をひかれるままに、しづき先生に歩み寄る。)

何か御用ですか、ご主人様?
(上目遣いで、尻尾を振り振りしながら問いかける。
 こういう遊びに違いない。 つまりペットごっこかなにかだ。)

蓋盛 椎月 > 「でしょ~でしょ~。
 ロッカーで隠れて待ちぶせとかやってみたかったんですよ~」
うんうん、と頷き返す。妙に得意顔。
「ゲームないのに攻略本だけ読んだりしますよね~」

などと言っているととてとてとおこん先生が歩み寄ってくる。
見上げる表情とともに出るその言葉。
理性が警鐘を鳴らした。
いつぞやの犬ごっこを思い出す。
まずい! お互いに歯止めのきかなくなるヤツだ。

「こほん! うむ、そうだな……
 頭でも撫でさせてもらおうか」
頭をぺたぺたと撫でた。


「それにしても、おこん先生が追われる身とは珍しい。
 いつもはいたいけな男子生徒を追う側だったはずでは?」
撫でながら問う。

おこん > するするー。 やっとらんのに音楽買ったりとかするものなー。
まあ楽しいからいいんじゃけどなー。
(誇らしげにしてるしづき先生の言葉に深く頷いた。
 中古のなんかを扱うお店は、おこんの遊びスポットの1つである。)

ご主人様のご随意になんじゃよ。 うむ、心地良いのう…。
(頭を撫でてもらうと、うっとりと目を細める。
 触れてもらうだけで気持ちがいいのだ。狐耳をぺたんと平たくして、
 たっぷりなでられる構え。)

うむ、トコヨマーケットに出すこすぷれDVDだかCDだかの話が
漏れたのじゃなー。 これを着ろあれを着ろと煩い奴らがおるのじゃ。
スモックとかー、なんかふりふりしたやつとか、ぶらじる水着とかのー。
(困ったもんじゃの―、と困った様子0な感じで呟く。
 頭を撫でてくれる手に、もっととねだるようにぐりぐり頭を押し付けて。)

蓋盛 椎月 > 「うへへへ、そりゃどうも」
小さな身体に寄りかかるようにして身を触れ合わす。
撫でる蓋盛の顔は我知らず泣き笑いの形に緩んでいた。

(この学園思ったよりどうしようもないの多いな~)
どうしようもない教師筆頭は薄い笑顔の下でそう思った。
「それはご苦労様です……、
 ま、おこん先生はみんなのアイドルですからね。
 人気者は大変だぁ……」
撫でながら、おこん先生の後ろに回る。
そっと首に吸い付いた革の輪を外してやろうと手を動かした。

おこん > しづき…ど、どうしたんじゃ、なんかなんとも言えない顔になっとる…。
(泣き笑いな感じのしづき先生を見て、ちょっと心配げな顔。
 なんかあったりしたのかな…。 とりあえずじゃれついて遊んだりしたい。)

アイドルでもなんでもいいがのー。 学業を疎かにするのはいただけんでな。
まあこうしておったのも、隠れてたんじゃがのー。 あれ、もう取るのかのう。
(首輪タイム終わりー。 しづき先生がするに任せたい。)