2015/08/14 のログ
■アーヴィング > 俺らんとこでも騎士や開拓民でも無い限り故郷の島から出たりしねーしなあ
まあ、パワーバランス的にその辺の情勢も理解しとく必要はありそーだけどな
その辺は授業選択したから問題ねえ
(横に置くジェスチャーが一瞬何をしたのか理解出来なかったが
別の話題が始まれば意味を理解して、横に置かれた何かを指で弾き飛ばす仕草を)
いや、故郷の水準でなら自力で魔導工芸品弄れる程度の教育は受けてんぜ?
つーかベクトル計算したり、計器読んで計算できねーと飛べねーしな
つーかアレだよアレ、翻訳術式?あれ読めんだけど書けねーんだよ俺
だから他の授業は普通に受けてっけど、書き取りだけガキレベルなわけ
(全科目子供レベル?とでも言いたげな態度には一発デコピンを放つ事で報復とする)
ああ、結構でたんで9割ほど突っ込んで
ライトサイドバビロニアっつーマンションの部屋買った
(地上42階地下7階で地下にはショッピングモールがあるような弩級のマンションの名前を口にする
市街地でもひときわ大きく、二重の意味で高い事で知る人ぞ知るだろう)
■美東暦 > 「ま、色々と大変だからここは…」
【ここ】が島を指すのか世界を指すのかははっきりさせないまま言葉尻が消えて。
「なぁーんだ、つまん…いてっ」
勉強できる――いやむしろ優秀そうな物言いに唇を尖らせたところでデコピン。
手で額を抑える。
「まー、たまに効かないヒトいるし~~な~~。 ベクトルぅ~~計算~~~ん~~」
唸るような声を出す者の、数学の出来はひどく悪い。
「しっかしまた凄いとこ買ったなー高級マンションじゃーん?
なーんだよ困ってるならちょっとぐらい助けてやんねーとなー先輩だしぃーって思ったのによーっ。
なーんだよライトサイドバビロニアって名前趣味わっりーなーっていうか縁起わるっ」
島に十年も住んでいれば、もちろん知っているので野次った。
本人も財団の保護下で暮らしているものの、寮住まいではないがどうということもないアパートだ。
■アーヴィング > 大変じゃねー場所なんざねーだろよ
そこに人が居りゃな
(思わせぶりな態度はハン、と小さく笑い飛ばし)
あれだよ、どっちの方向にどんだけ力かかってるか計算して、それに対して別方向にどんな力かけたらどういう旋回ライン描くかとかそういうの
今じゃ感覚的計算してっから口に出すのちと手間取るけどな
(とりあえず自分が飛んでる光景を思い描けば大体の答えは導き出せる
まあ途中式が抜けるのでこちらでやると跳ねられるが)
地元の人間に言っても伝わんねーだろうけどよ
ここは空が遠くて落ちつかねーんだ
ねぐらくれぇちっとは空に近い場所が欲しかったんだよ
ワンフロアぶちぬきだから離着陸しても迷惑かかんねーし
(とさらっと言う
なお都市伝説ではどこかにダークサイドバビロニアがあるらしいがそれはここで語るところでは無いだろう)
■美東暦 > 「へぇー、ああこっちでもパイロットってエリート職って聞くしな~~そういうことかな。
エリートかー。 うわーガラの悪いエリートだなぁー」
ふふ、はは、と指さして笑う。
そしてアーヴィングの続く言葉に眉根を寄せた。
「空、かあ?
えっと、オマエの世界だと随分違うんだっけか。
ジャハンナムがどう、とかは前に聞いたけど」
ジャハンナム、と口に出す際、わずかにくすりと笑いを漏らす。
■アーヴィング > アホ抜かせ、当代最強様舐めんじゃねーぞ?
(腕を胸の前で組んでふんぞり返ると、フンと鼻息荒く言い放つ
まあ軽口の応酬での話しであってそれ自体をこの世界で誇るような物では無いと考えているのだが)
あー、なんつうかな…ここは空の底っつー感じがすんだよ
故郷だと海なんてもんはなくて陸地が空に浮いててな
空は俺達を包んでくれて、風は空を果てなく流れて行って
精霊の舞う空に俺達は生きてきたんだ
ジャハンナムっつーのは、その空を無限に下った先にあるっつー冥府の事だな
果てしなく続く枯れた大地の世界だ
(だから転移荒野に初めて降り立った時はまさにそこだと思ってしまったのだ)
■美東暦 > 「頭もよくて、喧嘩も強いってか。 きゃーかっこいー❤」
普段より一段声を高くしてふざけ返した。
両の掌を口元に寄せる。
もちろん、すぐに元の柔らかいが軽薄な顔に戻った。
アーヴィングの世界の話にふんふんと顎を上下させる。
「へぇーっ、何もかも浮いてる世界かーー、そりゃ確かに落ち着かないよな。
それで高い塔に住みたかった、と。
オレも高い所は好きだけどな、高いところ登るのって気持ちいーしさー」
「ま、ここがどこにしてもよー。
これからオマエがここでやっていって、地獄じゃないと思えたならソレがいいことだろーな」
■アーヴィング > はっ、抜かせ
つっても故郷は戦争やってたからな、終結と同時にこっちに来たからモテる暇もありゃしねぇや
(ズビッと中指を立てて額を小突く
まあ別にモテたい願望というのは持って無いのだが
彼の中での男らしさ的演出という奴だった)
そーゆー事、つっても落ち着こうと思ったら雲の上にでも出ねーと変わり映えしねーけどな
空の底っつったのは、空気とか色々濃いんだよなあ、湿度すげーし
あちーのは平気なんだが
(と、冷房の効いた室内でも不快そうに胸元をパタパタとさせる
太陽の権能を持つ神格武装を宿した身は自然界の炎ではそうそう傷つかない、その関係で暑さにもかなり強いのだ)
ま、飯は美味ぇし、住人は気のいい奴だし
死後の世界にしちゃ上等だ
お、そーだ飯食いに行こうぜ、奢ってやっからよ
(そうだ、と決めたら早い
勉強道具をかばんに詰め込むと窓から飛び出して、さっさと帰るつもりだ)
■美東暦 > 「いや、実際こっちだとモテると思うぜ~~、っておいやめろ、やめろって!
ったく…バイト先のやつらとか絶対キャーキャー言うぜ。 しかも高級マンションだろー?
夜景でも見せたらころっといっちゃうって、
ちょっと目つきが悪いのが難点だけどな、っふふ、はは」
小突いてくる指を慌てて避ける。
窓枠から体を離して距離をとると、首を鳴らしながら背筋を伸ばし軽口を返す。
「このへんは特にこの時期じめじめするから、そのせいもあるかもな。
オレもちっちゃい時はもっと暑いとこにいたけど、じとっとはしてなかった。
今でもビミョーに慣れてないよ」
アーヴィングが示す不快感に多少なりとも同調し、スカートをばさばさと振った。
「おっメシ? いいね~~! 食ってない食ってない。
おごってくれよ~ブルジョワ様~~~へっへっへ」
食事を提案されれば、芝居がかってへつらうポーズをとる。
もちろん冗談ではあるが
「っで、行きたいとことかあんの? おすすめ紹介しよっか?」
わざわざ窓から飛び出したアーヴィングに苦笑して問いかける。
■アーヴィング > それ、俺の持ってる不動産系財力の力じゃね?
つーか夜景なら俺が飛んだ方がもっとすげーの見せられっしなあ…
まあ今んとこそういう気分でもねーしどーでもいーわ
(と、強がりでもなんでもなく、本気で異性に興味はない様子で)
まあ、周囲360度全部が水に浸かってたらそりゃなあ
火山帯の地下洞窟かと思ったぜマジで
(暑さに苦しんだ経験がほとんどないたいめ、この湿度というものは本当に堪える
我が家でも全フロア冷房全開という地球に厳しいアンチエコ具合だ)
おう、そーだな
焼肉、行こうぜ
(ニッと笑うとすでに決めているのかさっさと歩き出す
彼が行くのは高級とまでは行かないがそこそこのランクの店で
当然食べ放題など無い場所なのだが…酒も飲まずに皿が詰みあがって行く事となるだろう
彼の故郷、カエルーンのレガリア人を地球人に判りやすく説明するとこうなる
ドワーフの酒を肉に置き換えたような民族だ、と
そしてそれは当然、振る舞い肉にも現れるのだった)
■美東暦 > 「ははは、まあ、しばらくは学園生活を楽しんでくれよ。
風紀の手伝いもな。 色々すっげー大変だと思うけどね~~」
そこは女性的な面というのか、そういった話が単純に好きなようで。
もったいない、とまでは言わなかったが。
「やきにく! オットコノコだよな~~~いやいや異存はないぜ。
行きたいとこがあるんだったら行こー行こー」
そうして、先を行くアーヴィングにやや小走りでついていく。
そう大食の人間ではないので、恐らく途中からは半笑いで見ているだけになるだろう。
とはいえ、人と食事。人と遊ぶことが大好きな本質的に人懐っこい性格だから、それで十分なのだった。
ご案内:「教室」からアーヴィングさんが去りました。
ご案内:「教室」から美東暦さんが去りました。