2015/10/21 のログ
ご案内:「屋上」に白さんが現れました。
■白 > 授業の終わりを告げるチャイムが鳴った放課後、
教室に居た皆が下校を始める中、
教室棟の屋上へと足を向けて一人歩く。
人目を避けるように極力接することの無いようにといわないばかりに、
物音ひとつ立てずにゆるりと・・・。
屋上の入り口となる扉をきしむ音とともに開く。
誰も居ない開けた空間に一歩足を踏み入れる。
黄金色に染まりながら沈み行く空を眺めながら
真正面のフェンスに向かって心無いまま歩き、
(かしゃり)
と、わずかな音を立てて右手でフェンスを掴んだ。
「・・・。」
空へ向けていた視線は学園の方角へと変わり、
瞬きすることなくその一点を見つめ続けて・・・。
ご案内:「屋上」に白さんが現れました。