2016/01/23 のログ
■ヨキ > だが心配はご無用。
仕立てのよい革のカバンから、ビーフジャーキーの袋を取り出す。
ジッパー付きの袋に入れている辺り、保存食であるらしい。
一本取り出してしゃぶる。
犬だ。
歌を止めて、黙々とジャーキーを齧る。
手元のゲームでは、貴重なアイテムが手に入ったところだ。
煙草のようにジャーキーを咥えて揺らす。
やがてハミングを再開するところを見るに、歌うことが本当に好きなようだった。
■ヨキ > その後も数曲を飽かずに歌って、大きく伸びをする。
そのうち昼食を終えた教師や学生らが職員室を再び出入りし始め、普段どおりの音と声とが戻ってくる。
独り歌に気を良くしたヨキの講義は、午後になって殊更に奮うこととなった。
ご案内:「職員室」からヨキさんが去りました。