2016/05/25 のログ
ご案内:「食堂」におこんさんが現れました。
おこん > 『おこん先生テメー!』 『いくらフォックスでもやっていいことと悪いことがあるだろ!』
『詫び単位よこせ!』 『ちっちゃくていい匂いがして柔らかいからって…まあ大体は許すけど!』

(食堂の一角には似つかわしくない怒号が響き渡る。
 生徒たちに取り囲まれているのは、丼を抱えたおこんである。)

すまぬのじゃ…すまぬのじゃ…。 でもワシ今日はおあげって気分じゃなかったのじゃ…。
(理不尽な罵倒の原因は、この丼の中身だ。 揚げ玉とコロッケ、そしてそばである。
 若干困惑しながらも生徒たちに詫びるが、それと同時に蕎麦をすすってもいたので、
 謝罪感はあまりなかった。 割り箸を割って、頭を下げる。もちろん生徒にではなくて、目の前の食べ物にだ。
 俗にいう「いただきます」である。)

『コロッケたぬきそばとか食べるなよお!!!』 『おまえーっ!!きつねがなーっ、コロッケをなーっ!!』
『もっと狐感を大事にしろよ!!自分のキャラを!!』
『いくらちっちゃくて柔らかくていい匂いがするからって許すけど…狐としてはどうなんだよ!』

すまぬの(ずずー)…おぬ(ずずーずるるー)気持ちはよく(ずずずーっ)って(ずずー、ずずず)からのう。
(『蕎麦をすすりながら喋るのは難しい』おこんはそう思ったが、何しろお腹がすいていたのだ。
 結局のところ自分にじゃれつきたかったのであろう生徒たちを尻目に、コロッケたぬきそばをお腹に収めていく。)

『食べるのと謝るのどっちかにしよう!ううん、謝らなくていいから食べるのと喋るののどっちかにしよう!』
(生徒たちの優しい言葉を受けながら、器を傾けておつゆを飲む。 かつおだしがきいていておいしい。)

おこん > ごちそうさまでした!
(さっさと食べ終えて、手を合わせて一礼。
 狐性を破壊された生徒達は呆然と立ち尽くしたり、はらはらと涙を流したり、
 ひどいものに至っては幼児退行を起こしたり廃人になるなどしていた。)

…ワシ、ナンとか食べるよ。 サグチキンカレーとか食べるよ。
あとね、餃子とかも食べる。 焼き餃子。 あとサイゼリヤとか行く。
『もうやめろ!!』『先生!食べていいからもう言わないで!』『があああ!!』
『中華フォックスなら水餃子でしょう!!』『泣いてる子もいるんですよ!やめて!』
(食後の腹ごなしに、生徒たちの理想のおこん像を破壊しにかかる。
 おこんの衝撃的真実を聞いた生徒たちはがくりとその場に突っ伏し、
 最終的には倒れこんで動かなくなった。)

なんじゃ、案外弱いのう。 そんなことでは生き残れぬぞー?
戦わなければ生き残れないんじゃぞー?
(つんつん。お箸で力尽きた生徒たちをつつくが、ピクリともしなかった。
 ごろりと転がして仰向けにすると、ハイライトの消えた瞳が天井を見つめていた。
 うむ、と頷いてからうつ伏せに戻す。こいつらはここにおいておこう。
 後で掃除のおばちゃんが片付けてくれる。)

ご案内:「食堂」にアリスさんが現れました。
アリス > 死屍累々の食堂に。
騒ぎを聞きつけた女子生徒が颯爽と駆けつける。

「皆様、……ここに。おこんせんせーの。スモック服姿込みの写真集があります!」

そして、荷物から一冊取り出しました。
去年の夏に職員室で撮った物です。
おこんハザードには、更なるハザードで塗りつぶし、おこんせんせーロリかわいい派を増やす所存です。

1冊500円からと値札提げておきます。
これでハイライトが戻るならきっと安いものですよね?

おこん > ははは、他愛もないのう! 今年の生徒はこの程度かー! …げえっ、アリス!
(からからと笑っていたところに現れた少女に目を剥く。
 銅鑼の音が響き渡りそうな颯爽とした登場だ。
 彼女が懐から取り出した写真集を見ると、顔からさっと血の気が引く。)

アリス、だめじゃー!それはないないせねばならぬー!
グワワー! やめるのじゃ、アリスー!!それをしまえー!ウウーッ!?
(『1000円…』『1200円』 廃人になっていた生徒たちの目に光が宿る。
 ゆっくりと立ち上がる生徒たちを見てぶるぶると震えながら必死に声を上げるも、
 なんか淀んだハイライトに満ち溢れた生徒たちの視線を見ては怯えるしかなかった。)

い、いかん! このままではワシがお年寄り成分を消失してしまう…!
今時幼稚園児なスモックなぞ着て良いのはえっちなゲームの幼女淫魔だけじゃ…!!
(アイデンティティの危機には敏感にならざるをえない。 生徒たちに向かって叫ぶ。)

ワシ、夜はバーとか行くし!!クラブも行くし!スミノフとか飲むし!!
(うう、と生徒たちが呻く。 少し瞳の光を鈍らせることが出来たが、
 依然として生徒たちは復活したままだった。 アリスパワー恐るべしである。)

アリス > どんどん値上がりしている。
あれ?これ前に売った価格より上がってるよ?
プレミア品になりつつある?
とりあえずそろそろ高すぎるので締め切って売却しましょう、で、それから。

「ふははは、おこんせんせー、いいえおこんちゃん!
成分消失?代わりにおこんちゃん成分で満たされるのですよ!」

手持ちの衣装袋から取り出したるは。
あの写真集の後、手作りしてみたスモック服改!

服はそれぞれサイズを合わせ、胸元には『ひまわりぐみ おこん』とひまわりワッペンの手書きっぽい名札。

更に、付属の黄色い鞄からちょっぴりはみ出ているクレヨンの箱。

「ここは一致団結して着せに行きませんか?」

生徒達に、囁きかけてみました。

おこん > (『八千…』『八千三百……』 虚ろな声で一人の生徒が写真集を手にする。
 満足気な表情でそっと食堂から消えていく背中を見送るしかなかった。)

成仏したんじゃないのかのう、あれは…… ワシはおこんちゃんじゃない!
いやじゃー!ワシは幼女になりたくないーッ! アリスをおねえちゃんなどと呼びたくない!
お人形さんみたいにいろんな服を着せられて愛でられるのなぞごめんじゃー!ウワー!!?
(衣装袋から出てきたのはパーフェクトスモックだ。 ザッツ幼女みたいな逸品であり、
 アリスのなみなみならぬ気合がこもっていることは見てわかる。それ故に着るわけには…
 着させられるわけにはいかないのだ。 ごくりと意気を飲み、
 アリスの言葉にじろりとこちらを睨めつける生徒たちを見た。)

ふふん…ワシがそのようなものを、そしておぬしらに遅れを取ると思うてか!
ワシはおこん…皆忘れてるかもしれぬが、自称”最後の九尾”なんじゃぞ!
力を振るえばおぬしらなど木っ端のように……あ、あれっ、あれ…なんでじゃ?
ちょっとまて…あっ、えっ…?なんでかのう?
(にやりと笑い、9本の尻尾を広げて立ち上がる。 己の妖力を解放すれば、
 生徒たちなどあっという間にのしてしまえるはず……なのだが、
 どうにも魔力が練れない上に体の動きが鈍い。困惑の表情を浮かべ、
 生徒たちを、そしてアリスを見た。 ピンチである。)

アリス > これで新たなもうそ、創作エネルギーも沸いてくると言うもの。
ホクホク顔で毎度あり。

「ふふふ、おこんちゃんはアリスおねーちゃんと呼んでいいんですよー?
ふっふっふ、これは写真集が大好評につき、作ってみたんですよー。
おこんちゃんは努力を無に帰さないいい子だよねー?」

ほーら、サイズもぴったりですよーとスモック服広げて。
にっこり笑ってじりじりすり足で接近。

「自称最後の九尾、これすなわち。
おこんちゃんの背伸びっ!
さぁ、皆の衆!」

合図をした所でそろそろ恐るべき誰かが近づいてくる事に気が付きました。食堂のおねーさんです。
あ、これやばいと言う空気。どっちだ。おねーさんが乗る可能性は0%ではないけど、食堂で何してる系の威圧感が!

おこん > いやじゃ、呼ばぬぞ…!書き換えられてたまるかー!
ワシはワシじゃー! はひぃ、い、いいこ等と……!
トシウエじゃぞ! リスペクトじゃぞー!! ぐぬぬ……!!
(必死に訴えかけるけれどアリスの方が波に乗っている。
 そして何より体が…自分の動きが鈍い。 これは、と考え、ある一つの結論に至る。)

そうか、ここにおる連中はアリスの写真集で起き上がったものばかり…
欲望がワシを絡めとっておる…! 背伸びじゃないわい!
(狐とはすなわち来つ寝…人に寄り添う存在なのだ。 美女に化けるのも、
 男がそれを望むから…すなわち、相手が望む姿を取る本能があるのである。
 最早限界か、教師としてのなにかが破壊されてしまう…そう思った時に、
 人影が目に入る。 食堂のお姉さんだ。)

助けてー!幼女にされてしまうー!ワシのなんかが破壊されるー!
(頑張って助けを求めたりしたい。聞いてくれればなんとかなるって思いたいんじゃよ。)

アリス > 「良い事聞きました。」

にやり。欲望で絡めとれるとな。
明らかに外見10歳児がしちゃいけない笑みを浮かべて。


たらおねーさんのげんこつが頭に。
ノリに乗っていた生徒達も、そして助けを求めていたおこんせんせいにも椅子の上で正座を命じられました。

皆食堂で騒ぎすぎ、おこんせんせいは生徒を止められなさ過ぎとお説教&はんにゃモードです。

当然私は逆らえず正座させられています。あ、足が痺れる!

おこん > さよならワシ……
(すわスモックかといったところで助けの拳が降り注ぐ。
 アリスの頭に突き刺さったグーを見て、思わずガッツポーズ。)

やったのじゃ!助かったのじゃ! これでワシも…グエーッ!!
(おこんの頭にも等しく拳は打ち下ろされた。)



すまぬのじゃ…反省しておるのじゃ…ワシもっとちゃんとするのじゃ…
食堂に迷惑をかけてすまんのう……。
(椅子の上で土下座である。コンパクトにまとまったおこんは。
 金色の大きな尻尾も相まって寿司かクッションのような姿だった。
 食堂のお姉さんにひたすら平伏する姿には、教師の威厳などかけらも存在していなかった。)

アリス > 「すみませんでした、食堂ではやめておきます……。」

反論しようにもあのはんにゃに意見は言えない雰囲気。
生徒達は多分痛みで正気に戻ったような気がします。

「今後は食堂以外でコラげふん」

やっぱり着せないと効果が薄いのでおこんちゃんとこよようちえんコラは封印しました。
多分今回の勝者は写真集だけげっとしてお説教回避した生徒でしょう。

しばらくしてお説教は終わり、おねーさんは厨房へと戻って行きました。

足が痺れてしばらく動けないっぽい。

おこん > (すっ。 土下座から顔を上げて勝ち誇った表情。
 守り切ったのだから自分の勝ちだ。)

ふふふ、アリスよ…やはりワシには時の運があるのう!
いやはや、今回ばかりはさすがのワシもダメかと思ったわい。
(誇らしげな表情でアリスに語りかける。 なんか足がつらそうなので、
 尻尾の先でそっといたわってあげたい。つんつんしたりなぞったり。)

まあ、ワシをそうそうどうこうできると思わんことじゃな!ハハハ!
(完全に棚ボタ勝利の割に誇らしげで満足気な表情。
 相手の足のウラをくすぐるように、尻尾がするする動く。)

アリス > ぐぬぬ、おのれおこんちゃん。
といいたげな表情を向けて。

「お、おのれぇわひゃぁ!?」

尻尾で突っつかれてくすぐられて、背筋伸びるわ反るわ。
足首きついと首ぶんぶん振って。

「オ、ノーレ…。」
今は勝てない。足の裏が敏感だったりして、声を抑えないとおねーさんサンダーとお説教が来てしまいます。
これを糧におこんせんせースモック服の薄い本を描かねばなるまい。

生徒はアリス生け贄にして逃げる構えのようでした。

おこん > おっ、どうしたのじゃー? まるでなにか敏感なところになんかされたようじゃのう?
背筋をきちんと伸ばして、えらいのうえらいのう…♡ ほれ、撫でてやろう…♡
(足の裏に尻尾が触れてびっと背筋を伸ばす彼女を見てにんまりと笑う。
 足の裏から先端、足の甲にくるぶし…丁寧に尻尾で無でさすりながら、相手の反応を見る。
 その声を一言も聞き逃すまい、と大きな狐耳がぴんと立った。)

おおきな声を出してはまた怒られてしまうぞ? ほれほれ、我慢じゃ我慢…♡
(1本から2本、3本と尻尾が増えていく。 アリスの両足を丁寧にいじりまわしながら、
 小さな声で囁いた。 逃げていった生徒たちを追いかけることはすまい。どうせ生徒だ。
 あとで復讐を果たすのは容易である。)

アリス > 「ぅ、ぅぬれ」

お口を塞いで我慢しながらぶるぶる震え始めて。
痺れた足に軽い刺激でも色々いけない声が出そうで椅子ががたごとなり始める。
足の裏は何とか耐えられるようになっても足の甲側の足首が辛い。

「ぅぁぁ……」
薄い本系の小さな声が漏れてしまいそうになって、ここ食堂、と気張る。
じっと視線だけ向けて、平常心を保つ為にスモックおこんちゃんを妄想。
妄想漏れて飛んで行く。足ツボマッサージでもだえる系おこんちゃんの妄想が。多分避けられるとさっきのおねーさんに飛ぶ。

おこん > ククク…声を上げてもいいんじゃぞ、どうなるかは知らぬがのう…!
ワシの尻尾をもってすればおぬしの足をこうして弄り回すことなども容易……!
(なんかごとごとと小さく椅子を動かす彼女を容赦なく責めさいなむ。
 さっきまでエラいことをされていたお礼というやつだ。)

…こ、こやつ、まだ諦めておらんのか…! ええい、この、こいつ…!!
(彼女の目を見た途端、頭の中に飛び込んでくるビジョン。
 一回り…二回りほど小さく…すっかり幼くなった自分が、
 アリスに足をマッサージされている。『おねえちゃん、くすぐったいよぉ、やだぁ♡』
 きゃあきゃあと声を上げてはしゃぐさまを魅せつけられ、思わず唸った。
 彼女の意思に負けてなるものかと頑張って尻尾を動かす。
 今度のターゲットはくるぶしから太腿のあたりだ。彼女の妄想を追い払わねばなるまい…!)

アリス > 「ひぅ……っ!」

まずい、別の意味でまずい。
何か声が漏れてしまうのと、それから食堂にはさっきの騒動で来たばかりである。
そう、ご飯食べてない!
けれどそれを訴えようとすれば変な声が漏れ出てしまう、やばい。

「ふ、ふふ、ぁ、し出してぇ」
こうなったら妄想に沈めるしかない。さっきもれた妄想を意識して送り始めて。
不毛な戦いが始まる。
ほれほれ、と優しく足の裏を押してあげてきゃっきゃとはしゃいで癒される系の妄想を送り、あんまり痺れていないくるぶしや太腿に手をかけている間に声も出して、誘導を計る。

あ、周囲が状況に気付き始めた。