2016/07/05 のログ
■ヨキ > 間もなく昼休みが終わる。
あとは美術室の前に告知の張り紙でもして、あとは学外の知り合いにハガキでも寄越すつもりだ。
多忙ながら、やるべきことは決まっている。
傷付けられ、貶められ、辱められて、幾度となく打ちひしがれた自分に、よもや「何でも出来る」などという
万能感が備わることはないだろう。
それでいて今、ヨキの心を最も強く支配しているのは、どこまでもやれる、という開放感だった。
まるで――何ひとつ、悔いなくやり残すまいとしているかのように。
ご案内:「職員室」からヨキさんが去りました。