2016/10/27 のログ
ご案内:「職員室」にヨキさんが現れました。
ご案内:「職員室」に六乃坂さんが現れました。
ヨキ > 落第街で殺人鬼ハーリッツと遭遇した翌日。
風紀委員会へ出向くため「午前半休」を掲げていたヨキが職員室に戻ってきたのは、ちょうど昼食どきのことだった。

自分のデスクに着いて、ようやくひと息。
食事は早々に済ませていたし、午後の講義まではまだ余裕がある。

「………………」

首筋を掻きながら、スマートフォンのアラームをセットする。
眼鏡のフレームを押し上げると、腕組みして椅子に深く背を預けた。

人びとが行き交う職員室の中、常世島の正義の体現者ことヨキは昼寝をすることに決めた。

六乃坂 > (ガラガラと戸が開く。
 スペシ、スペシと気の抜けたサンダルの足音と共に入って来るギャルがいた。)

「チェイ~~~っす~センセーいまっすかぁ~~~」

(気だるさを一切隠す事なく声と顔に表しつつ先生の巣窟職員室にやって来たのは六乃坂 樹愛璃杏那。
 呼びに来た先生の名前を言いもしないのは誰に呼ばれたかを忘れたからだ。
 もちろん何で呼ばれたかも忘れている。

 何故か片手にはコンビニの袋。
 六乃坂は先生に何かしらの呼び出しを受けた後にコンビニに行ってから職員室に来るという蛮行も犯していた。)

ヨキ > 六乃坂の気の抜けた声に、ヨキの眉がこれでもかと寄った。
片方の瞼を開けて、横目に六乃坂を見る。
眼差しからして(また君か)と言いたげだった。

腕を組んだで座ったままチェアをぐるりと回し、やって来た六乃坂に向き直る。

「……六乃坂君。今日は誰に呼ばれたんだ?」

不機嫌なんだか眠いんだか、判然としない体勢と表情。
このヨキはと言えば、やれ学生を厳しく叱ったと思えば、夜のゲームセンターで不良たちと盛り上がったりする、
好き嫌いの分かれる教師として有名な男だった。

「聞いたぞ。この間の補習、途中でとんずらしたそうではないか」

六乃坂 > 「いやなんッかぁー。センセに呼び出し食らったンすけどー。ちょっちコンビニ行こって思ってェー。
 んで今来たンすけどー、ショージキどのセンセだったか忘れちってー。

(ギャル言語で言うところの敬語を駆使しながらぬるい説明を返す。
 室内に居る数少ない教師が誰も反応しない所を見ると、六乃坂を呼び出した教師は痺れを切らしたのか席を外しているようだ。)

「なんかキュウリ……?カリ……?…………?」
(言いながら首を傾げる。
 相手の態度に対してまったくキャッチボーもクソもない態度で「意味わかる?」とでも言いたげな視線を真っ向からぶつけた。

 そう。六乃坂については強力な異能があるくせに低レベルな問題を起こすため――
 高校レベルの一般知識よりはまず道徳であると別のカリキュラムを受講させるための指導があるはずだった。)

「カリの説明……?」

(卑猥な言葉か?と脳を煮やす間に補習をバックレた件に触れられると、苦い表情をして視線を宙に逃し)

「あ~~~アレマジ終わった~って思ったんスよスゲーテンション上がったんで。
 でもケータイないのはマジヤベえから買いに行こうってなったんで……緊急の用っすね。」
(真面目な顔である。)

ヨキ > ギャル敬語にも慣れているらしく、普通に会話が成り立つ。
が、さすがに「キュウリ」から「カリキュラム」に繋げるのは時間を要した。

「カリの」

腕組みした真顔が六乃坂を見上げる。

「……君に必要なのか、それ?」

へろりと放られたボールをまさかの大ホームラン。
補習バックレ事件に関する六乃坂の説明には、ふわふわとしたギャル言語の最後に突如飛び出した
“緊急”という画数の多い漢字がヨキの脳を揺さぶった。

「緊急……ならば仕方ないな。次からはきちんと済ませたまえよ。
 君らを担当した者が泣きそうな顔をしていたからな」

そういえば、昨日の死闘で頭を打っていた。

「ともかく、今は君を呼び出した者も居らんようであるし。
 君がとっとと遊びに繰り出さんよう、ヨキが足止めをしておかねばな。
 麦茶でも飲むかね?」

六乃坂 > (首を盛大に傾げ、心底わからぬといった表情)

「カリならケッコーーワカってるつもりなンすけどね~……」

(この世にはもっとカリについて未知の領域の知識があるのだろうか?
 先生というやつは先生というだけあって知っているのかもしれない。
 暴投に暴ホームランを重ねられたカリキュラムの真実は一旦グラウンドの外へ放られていった。)

「でっしょ、センセ話わかるなあ~~~」
(腕を組んで感嘆するようにうんうんと頷いて。いやあいいセンセイも居たもんだと)
「ウ~ッス」
(続く言葉には若干申し訳なさを滲ませて、ひょこりとおどけるような頷き。)


(さて居ないならとっととバックレるか、と思った矢先の誘いにパチリと笑顔になって)
「……えっイエ~~イマジでやった~~じゃセンセおやつ食べます?」

(待った後に肝心要の先生が戻ってきて拘束説明会が始まるという事がすっぽりと頭から抜けて目の前のティータイムに心躍らせる。
 ビニール袋にガサゴソと手を突っ込んで隣の知らぬ先生の机に置いたのはジャンクなおやつ――めんたいマヨ味だ――とチョコ菓子の類。
 手に下げられたビニール袋には化粧小道具がいくつか残っている。)

ヨキ > 「君、巧そうだもんな……」

扱いが。
互いにハテナを浮かべて首を傾げる。
ギャルと犬を並べたら真実もバターと化すんである。

備え付けの冷蔵庫から二人分の麦茶を汲んできて、自分のデスクに並べる。
空いていたキャスター付きの丸椅子を引っ張ってきて、六乃坂へ座るよう勧めた。

おやつと聞くと、ヨキの目もぱちんと開く。

「食べる」

そうと決まれば、と言わんばかりにデスクの一番下の大きな引き出しを開ける。
と、“うすしお味”と書かれたポテトチップの紙筒と徳用せんべいの袋が出てきた。

引き出しが閉められる間際には、、他にもチョコレートやキャンディが入っているのが見えた。
どう見ても買い置きだ。

「ふふふ。まだ休憩時間中であるからな。
 菓子に興じても咎められはせんということよ……。
 そのめんたいマヨ味、ヨキも好きでな」

六乃坂 > 「自慢じゃないッスけど鍛えてっすからね~~!得意!」
(頷いて自慢げに。神聖なる職員室で右手で冒涜的なサイン。
 昼間の職員室での直球下ネタは最早爽やかさすらあるだろう。ない。)

「チィ~ッス」
(低語彙の礼を返して勧められた椅子に座る。
 いそいそと菓子の箱を開ける。紙箱のパリパリと開く音が職員室に響いた。)
「おっイエ~煎餅好き~」
(出てきた物や買い置きのおやつ群を見てなぜかウキウキするギャル。
 職員室という場所でオヤツというのはギャルのテンションを上げるに十分であった。)

「ならヨユーっすね~、あ、これウメーっすよねー。メンタイマヨはヤベーっすわ~」
(ぺりぺりとスナック菓子の蓋を開けると、ジャンクな香りが広がった。)

ヨキ > 六乃坂のハンドサインを理解し、わはは、と笑って答えるヨキもヨキだ。
周囲からは、あのヨキ先生が……という不幸な視線と、まあヨキ先生だし……という冷静な視線とが入り交じっている。

「しょっぱいものと甘いものを交互に食べる……おやつの醍醐味よ。
 イエーイいただきます」

スカした顔で低く笑う声は悪役と評して差し支えなかったが、台詞が低俗だった。
取り出した菓子を開封しながら、ムラのない黒一色のネイルを施した指でスナックをひょいと抓む。美味い。

「そういえば君、ケータイを買いに行ったと言っていたな。
 ヨキも実は昨日、液晶をバッキリとやってしまってな。
 長く使ったし、いっそ買い替えてしまおうと思っているのだよ……。
 ヨキもケータイがないとマジヤベーの一人なのでな」

麦茶を啜り、菓子をぽりぽりと齧りながら、六乃坂のネイルを見る。カラフルで綺麗だ。

六乃坂 > (ショッキングでビビッドな色合いの強そうなネイル付きの指で器用にもおやつを摘んで。
 ボリボリと咀嚼して飲み込む。そして麦茶をぐいと一口。)

「そーそーやっぱバランスっすわ。」
(六乃坂の頭の中にぐらいしかない[のみもの-あまい-しょっぱい]の黄金トライアングルがこの場に完成していた。)
「っつーかセンセネイル塗ってるんすネ~上手くね?パネェ~」
(食べて、飲み込んで。口の中をクリアにしてから思った事を話す程度の礼節はあるらしい。)

「ゲエ~液晶やっちゃったんすか。マジヤベーっしょ。ま、アタシもたまにヤんすけどー!
 画面着くならいいっすけど着かなかったらマジヤベっすね。」
(携帯の画面の事なのに痛々し気に心配した表情をしつつ、また煎餅をバリボリと無遠慮に食べて)
「今セールとかやってんのかな~やってたらいいっすね!」
(携帯が無いという不便さを知っているからか何なのか、自分の事のようにぐええ、と表情を歪ませている。)

ヨキ > めんたいマヨ。せんべい。麦茶。チョコ。ポテトチップ。麦茶。
JKばりに菓子という菓子を食べるが、食べ方がやたらキレイだった。
ネイルを褒められると、ふふん、と両手を開いてみせる。
長すぎず短すぎずの爪は、携わる学科のゆえだろう。

「君のような女の子たちの見よう見まねでな。さんざん練習したとも。
 教師たる者、やはり見目から美しくなくては。それに小奇麗にしておくと、とてもモテる」

“モテる”のくだりに実感が籠っていた。

「いろいろ塗って試したが、ここのがいちばん色も塗り心地も良くてな」

口にしたのは、女性誌でも有名なブランドの名前だ。そのマニキュアをわざわざ買っているらしい。
ケータイの話になると、笑って肩を竦める。

「タッチスクリーンがお釈迦だが、それ以外は生きていてくれて助かったよ。
 バックアップが取れていることも確認した。
 全く、写真だの、メールだの、思い出が多すぎていかんよ」

言いながら、懐から自分のケータイを取り出す。
ものの見事に、画面に貼り付けたガラスフィルタごと割れていた。
よほどの高所から落としたか、バイオレンスのニオイがする。

「新しくしたら、君とアドレスの交換でもしよう。
 このヨキは『スタンプだけで会話が成り立つ、話の早い先生』として有名ぞ」

六乃坂 > (手を開かれればチョコ菓子を摘もうとしたままそちらを注視する。
 開かれた手に負けぬほどボケーっと口を開け、低知性フェイスでじ~っと見ている。)

(モテる。の俗っぽい響きにヒッヒッヒとやや下品な笑い。)
「や~~っぱ授業受けるならイケメンのほうが気合入るっすもんねえ~。めっずらしーけどそういうのもイケてますよお」
(にたり。肉食ビッチの笑顔を表に出しつつ菓子をようやく口に入れる。
 溶けて指先に着いたチョコをねろりとその部分だけ舐め取って、痕跡の消えた指先をハンカチで拭いながら)

「うひょ~~そりゃ綺麗なはずっすわ。アタシもソコの持ってますもん、ガッコーの普段使いはやっすいのなンすけどー。
 遊び行く時たまに使うんすよォ。」
(そしてどのメーカーの発色がいいなどと一言二言感想を述べつつ菓子をつまみ)

「あ~~ヤベかったっすね~!まじデータなくなったらホントヘコむ……」
(自分の事の様に大仰に安堵して)

「うっわエッグ、ぷ、うひひ、センセそれヤベ~~~……どんな落とし方したンすか!」
(携帯を無くしたという悲しみとバキバキにバキバキの画面を見た珍しさから来る笑いで複雑な表情が出来上がる。
 甘々スウィーーッツな六乃坂の人生と脳味噌では、学校という領域で、これほどまでの衝撃が伴う暴力事件について何かを察する程の経験値は備わっていなかった。
 アドレス交換の言葉にはきゃいきゃいと無邪気に喜んでいる。)

ヨキ > 「ははは。君はイケメンの教師が相手なら、授業を真面目に受けてくれるのか?
 ベテランのヨキが選抜でもしてやれば、君の勉強にも身が入るやも知らんな。
 万が一にも、君の食い物にされてしまうのは御免だがね」

六乃坂の下卑た笑みに倣って、にやりと笑い返す。
デスクに頬杖を突いて、麦茶のコップ片手に言葉を続ける。

「おや、やっぱり六乃坂君も持っていたか。さすがだな。
 こういう話は、やはり実際に使っている女の子の方がよほど参考になるというものだ。

 たまの遊びのとっておきかね?オトしたい異性相手とか」

軽い調子で言いながら、六乃坂のネイルの感想を心に留める。あとで店へ見に行くつもりだろう。
バキバキの画面に悲喜こもごもの顔をする六乃坂に、さあ、と素知らぬ風に笑う。

「教師などという『正義の味方』をやっていると、いろいろ大変なのさ。
 君もあんまり呼び出しを重ねていると、最後にはこのヨキにお仕置きされてしまうやも知れんぞ」

本気なんだか冗談なんだか、いやらしいんだかいやらしくないんだか。

六乃坂 > 「真面目に~~やってるつもりなンすけどね~~なんか寝ちゃう。
 でもイケメンオンリー授業とかヤベ~~テンション上がる~~センセマジやってよ!
 それなら受けちゃうかも~~~!」
(大口を開けた下品な笑顔で、なんとも楽しげである)
「食い物って~、へへっ、ちょっとしたレクリエーション?って奴っすよォ。」
(にしにしと笑って、麦茶を飲み干す。コップを静かに置いて)


「ガッコー終わってから友達と会う時とか!そーそー、"遊ぶ"時にも勿論ね~
 こう、ビシッとさ~キメてー時に?やっぱビシッとなる奴使いたくなるよね。」
(他人のデスクに凭れ脚を組んで、軽い口調で異性不純交遊を軽く肯定する。
 別段悪いとも思ってもいないそぶり。
 それもその通りで六乃坂にとっては行為もまた遊びの一つである。)

(ヨキの忠言をややきょとんとした顔で聞いて――最後の言葉でケラケラと笑った)
「お仕置きって、ヤダ~~センセオヤジ~~?」

「まあでもはーい、反省しっまーす」
(のらりくらりと、深刻さのない笑い顔で。)

ヨキ > 「この常世島はいい男が選り取り見取りであるからな。
 だが君の言う“レクリエーション”にそうそう靡かんような、心の強いのを用意せねばならん。
 聞くところによれば、君の異能も大層なものであるようだから」

六乃坂の素行と来島の経緯について、聞き知ってはいるらしい。
軽薄な話の合間に、ときどき紅を差した瞼を細めて穏やかに笑う。
六乃坂が肉食ビッチなら、こちらもよっぽどのヤリチンだ。

「洒落た服装をすると、出掛けるのも楽しくなってくるよな。
 勝負下着に勝負メイクというものだ。

 盛大に遊ぶのも結構だが、くれぐれも悪い男には引っ掛かるなよ?
 君の身にもしものことあらば、ヨキがとっちめてやるが。
 いちいち助ける羽目になっても敵わんからな」

チョコレートを頬張った唇を舐めて、悪戯っぽく笑う。

「こんなに若いヨキに向かって、親父とは何事だ……おや」

いつの間にやら時間が過ぎて、職員室にも席を外していた顔触れが少しずつ戻ってくる。
最後の麦茶を飲み干して、六乃坂へ目配せする。

「君を呼び出した先生、そろそろ戻ってくるのではないか」

六乃坂 > 「え~そっかな、ケッコー地味な奴だと思うんだけど。」
(無知故に己の異能の活用法を小学生のいたずらレベルにしか思いついていない六乃坂。
 屈託なく笑って首を傾げ、)
「んげ、ナンパ禁止~?いや、してもいいのかな……頑張れってだけで?」
(反対に首を傾げ、ポジティブだがアホの発言。
 授業という事をすっかり忘れて合コン会場扱いにしてしまいそうなアホである。)

「そーそー。やっぱキメるぞ!って時はビシっとしねーと。
 悪い男ね~、強引な奴は時々いるけどソコはイノーで何とかしたりしたよ!」
(ふふん、と自慢げに。自分の異能が通用しない相手という者にはまだ会っていないという、若者特有の奢りに満ちていた。)
「やったセンセかっこい~!
 チョー危なくなったら呼んじゃお。助けてくださいよね~!センセェ!」
(イケメン台詞を言われて喜ばない女子は居ないというもの。
 とりわけ単純な六乃坂はそれを素直に喜んでいる。
 男遊びをやめるという思考には至らない。せいぜい危ない人にはついていかない、レベルの考えだ。)


「げっ、ヤベ……」
(言われてようやく辺りを見回す。すっかり忘れていた様子で、笑顔が急速に吹き飛んで一気に苦い顔に早変わりした。)
「そんじゃセンセお茶ごちそう様っし……ングェー!!」
(言うが早いかさっと立ち上がって逃げ出そうとした所を、急ぎ足の教師が捕まえる。
 女子力の低いうめき声を上げ、六乃坂は教師に引きずられていく――)
「センッセえ~~そんじゃお先~~~!ぐえ~~!」

(呆れる教師に連れて行かれながら、六乃坂は手を振って職員室を出て行く。
 食べ終わったチョコの箱などを残して。)

ご案内:「職員室」から六乃坂さんが去りました。
ヨキ > 「地味な奴ほど、案外怖かったりするのだぞ。
 思いもよらない使い方が出てきたりするものだからな。

 ナンパ禁止?当たり前だろう、君は授業に何をしに来ているのだね?
 もちろん……“自由恋愛”ということなら、ヨキは何も言わんがな」

まるで風俗店のようなことを平気で言う。
“強引な男を異能で何とかした”というエピソードには、目をまん丸くして頭を抱えた。

「やはり……既に危なっかしいことを。
 全く、うら若い女性は自分を大切にせねばいかんぞ」

だが女子からかっこい~と褒められれば、たちまち調子に乗るのがヨキである。
キメ顔を作って、ふっと髪を掻き上げる。都合のよい言葉にはとても乗せられやすい。
注意はしろといいつつも、止めろとは決して口にしないのだ。

ヨキの指摘でようやく目的を思い出したらしい六乃坂に吹き出して笑う。ぐふッ、と喉が鳴った。
教師に取り押さえられ連行されてゆく一部始終を、にこやかに手を振って見送る。

「わはは。頑張りたまえ、六乃坂君!」

呻き声を上げる六乃坂の隣から、ヨキ先生も茶化さないでください、と一喝が飛んでくる。
緩いホールドアップの姿勢を見せるも、悪びれた様子なく笑っている辺りタチが悪い。

菓子箱やコップを片付けて、上機嫌で仕事に戻ってゆく。

ご案内:「職員室」からヨキさんが去りました。