2017/07/14 のログ
筑波 察 > 「あはは、確かに君の言っていることも一理あるね。
でも逆もあるんじゃないかい?
自己紹介をすることで新しくわいてくる興味だってあるだろう?」

(同じクラスなのに、クラス替えの時に自己紹介をしなかったが為に、
いつまでたっても話をしない人。そんな人がいたことを、本島に住んでいた時に経験していた。
だから、どんなに興味のない相手だろうと、名前だけは聞いておく」

「それに、私のことを何も知らないくせに!って言い切ったのは君じゃないか。
僕が君に不快な思いをさせたのは、僕が君に関して無知だったからかもしれない。
食わず嫌いは何かと損だ。中身を見て、それでも嫌いならそれでもいいと、
僕は思うけど、君はどうかな?」>

藤巳 陽菜 > 「…いや、ないでしょ。
 あなた自分で興味がないって言い切ってたじゃない。
 顔を見るような魅力も無いって。
 そんなあなたに今更興味もたれても迷惑だわ。」

目の前の男は前に自分がどれほど興味がない。と言ったのか思い出すべきだと思う。
興味がないとか魅力がないとか言いたい放題。

「まあ、どうしてもっていうならもっと誠意をみせてほしいわね。
 正直あれだけ否定した相手に対して自己紹介してもらおうって態度とは思えないんだけれど。」

流石に『今更あなたの魅力に気がつきました今はあなたに興味深々です。どうかお名前を教えてください。』
まで言えとは言わない。流石にそこまで言えとはいわない。言われたら引く。

筑波 察 > 「まぁ、言い切ったね。謝ってほしいなら謝るけど、
"誠意や繊細さがない僕"に謝られても君は納得しないだろう?
何より、僕はさておき、君は僕に興味があったんじゃないかい?
"じゃなきゃ背後からそっと近づいて絵をのぞいたりしないだろう?"」

(お互い、相手の発言やら態度やらをひっくり返して、上げ足を取り合っている。
そんなお互いの決定的な違いは、彼女は心底嫌そうで、僕は心底楽しそうであることだ。
まだ彼女の名前は聞けていないが、こんな会話からでも彼女についてわかることは結構ある。
逆に、彼女も僕の発言にいろいろ感じ取っているだろう。
それがいい印象か、悪い印象かは言うまでもないし、興味はないが>

藤巳 陽菜 > 「そう言うところが駄目なのよ!
 あなたが普通に謝れば済む話でしょ?
 何で一々そう言う風に言うのよ!」

ここで形だけでも謝ってくれてたらまあ許そうかなってなったのに!
なんで謝ってほしいなら…とか言うの!

「あなたがこんな人だって知っていたらそもそも教室に入ってなかったわよ!
 もう!ホント嫌い!」

もしあの時の自分が目の前にいたら全力で止めているだろう。
ただ嫌な気持ちになるだけだって。

「というか、興味ない興味ないって言いながらあなたの方こそ普通に私に興味あるんじゃない?
 それで興味ないって流石に無理があるでしょ。」

筑波 察 > 「……そうだね、よく言われる。ごめん」

(ちょっと口を閉ざして、一言。表情は相変わらずニコニコしたままだ)

「それはきっと後悔だろうねぇ。すまなかったとは思っているよ。
――確かにむりがあるかもしれないね。じゃあ無理が生まれないようにいうけど、
今、いや、今に始まったことじゃないけど、少し興味がある。
きみ、名前なんて言うの?」

(確かに興味がないのにここまで食い下がるというのもおかしな話だ。
なら、無理がないように修正は必要だ。
恐ろしいほど馬鹿な修正だが。>

藤巳 陽菜 > 「…まあ贅沢言えばもうちゃんと謝ってほしいけど
 今回はそれで我慢してあげる。」

そういうのが出来ないタイプなんだ。彼は。
そんなんだから普通に生きてても違和感とか感じてしまうんだろう。

「…やっぱり、興味あるんじゃない。
 へーそんなに知りたいんだ私の名前。」

ようやく興味があると言わせた。言わせてやった。
得意げな顔浮かべる。

「…!じゃあ教えてあげるからちょっと耳貸して。」

上機嫌そうな表情のままで手招きする。
わざわざ、名前を耳打ちする必要はないと思うけど…。

筑波 察 > 「そりゃ無理な話だねぇ。僕が心の底から、
誰かを満足させるような謝り方をするのは、きっと一生に一度あるかないかだよ」

(そんな大げさな例えも、今の彼女なら信じるかもしれない)

「なんていうかこう、君、なかなかいい性格してると思うよ?」

(得意げになる彼女、ニコニコした表情に徐々に雲がかかってくる。
また下手なことを言えば逆鱗に触れるかもしれないから、あまり多くは言わない。
そして耳を貸せと言われると不思議そうな表情を浮かべる。
そんなに口にするのがはばかれる名前なのだろうか?
ともいえ、面倒ごとはこれ以上御免だ。おとなしく身を乗り出してテーブルをはさみ
顔を寄せて耳を近づける>

藤巳 陽菜 > 「…多分ないんじゃないかしら?」

多分、自分の命がかかってる場面であってもきっと同じ調子だろう。
にこにこしてそうな気がする。

「そう?そんな風に言われることは中々ないわよ?」

こちらに向けて向けられる耳。
そこに…大分汗をかいてるもののいまだに冷たいジュースを押し付けた!!

「アハハハハ!引っかかったわね!」

耳にその冷たいジュースが触れると同時に距離を取り(ちゃっかり荷物なんかも持って!)
安全圏から楽しそうに笑う。

「そのジュースはあげるわ。
 でも今日は名前は教えてあげないから!」

悪戯っぽい笑みを浮かべた少女は逃げていく。
その動きは倒れ込んでいたさっきまでとは別人のように軽やかだった。

ご案内:「ロビー」から藤巳 陽菜さんが去りました。
筑波 察 > 「ないってことはないだろうけど、そうそうあることじゃないだろうねぇ」

(耳を近づけて、やれやれ、やっと名前を教えてもらえる、
安心して嫌われることが出来ると油断していると、
耳から伝わってきたのは音ではなく冷たさだ)

「つめたッ!?」

(思わず声を出して飛びのくと、大きく音を立てて椅子から転げ落ちる。
周囲の人々の視線が集まる中、畜生!と悪態をついて顔を上げるも、
もう彼女はだいぶ遠くに行ってしまったようだ)

「上げるって…封が開いてるじゃん…」

(水滴まみれだったせいか、襟元が濡れてしまった。
飲み物を見ると開いてることに気づいてげんなりする。
でも捨てるのもなんだか違うような気がするし、
でもこのまま飲むのもなんだかいろいろ不味い。

結局、ストロー(100本入り)を購入して、ストローで飲むことにした。
のこった99本のストローはたぶん今後使う機会なんてないだろう。
能力で冷やしなおした新発売のジュースの飲んで)

「コーヒーの方が好きかな」

(そうつぶやいて、帰路につくまでにそれを飲み干すのだった>

ご案内:「ロビー」から筑波 察さんが去りました。