2017/07/25 のログ
■筑波 察 > 「自分で自分の身体を使って実験して、その実験計画を自分で建てて、
必要な手続きを自分で取るって言うのなんだか面倒だねぇ。
何のために研究施設が集中しているんだと突っ込まれそうだ。」
(今計画している実験というのは、誰にも話していない。自分一人で行うつもりでいる。
別に後ろめたいことがあるとかではないが、今回は自分で自分を知りたい。
そういえば聞こえがいいが、ある種意地のようなものだ。>
■筑波 察 > 「勉強は嫌いじゃないけどここまでくると異能とかどうでもよくなっちゃうよねぇ」
(とは言いつつも、異能がなければここまで行動に移すこともなかっただろう。
異能を持ったせいでここに来ることになったし、
我ながら素直とは言えない性格になってしまったし、
知識も偏った専門分野になってしまった。
そのくせいつまでたっても異能と自身は混ざりきらず、乖離したままだ)
「今度はちゃんと仲良くできるようになるといいねぇ」
(異能と仲良くする。言い方はバカみたいだが、それが究極的な目標なのだ>
■筑波 察 > 「もしこれで仲良くなれたら僕自身が僕にとって特別になれるわけかぁ」
(異能との完全な融和。それが目標。
支配するわけでも、排するわけでも、なく融和する。
それは10年近く自分が人生を捧げてもいいと思ってきた研究テーマだ)
「これで僕が異能を帰納するのに一役買えればみんなにとって特別になれるのかぁ」
(はたから聞けば素晴らしい心構えだが、その動機はあくまでエゴだ。
そして疲れが限界に達したのか、そのままベンチで眠りこけてしまった。
一応、それなりに着込んでいるから大丈夫だろう。
目が覚めるのは無論翌朝、太陽が昇ってからだ>
ご案内:「屋上」から筑波 察さんが去りました。