2017/07/29 のログ
ご案内:「屋上」に飛鷹与一さんが現れました。
飛鷹与一 > 深夜…とっくに普段なら風紀の仕事やらアルバイトを終えて帰宅でもしている頃合。
…で、あるがどうにも真っ直ぐに帰る気分にもなれずにフラリと深夜の屋上に現れた。
…鍵が掛かっていないのが無用心だなぁ、と思うけれどまぁ、それはそれだ。
今は風紀の仕事も終えた後でプライベートな時間。あぁだこうだ防犯意識をするのも疲れる。

「……ふぅ。」

最近どうにも疲れ易い。夏バテとかではないと思いたいのだが。
健康管理は最低限しているつもりだし、もしかしたら異能の反動が来ているのかもしれない。

「…まぁ、なるようになるかな。」

現状どうしようもないのだし。とはいえ、もうちょっと心身共に楽になりたい気持ちはある。
とはいえ、リフレッシュする手段とかがパッとは思いつかないもので。

(…考えたら息抜きとかまともに自分で考えてやってない気がする)

そういう所は無頓着か不器用なのかもしれない。ため息零しながら近くのベンチへ。
…何時ぞやこのくらいの時間帯に謎の二人組みのバトルと遭遇したが…。
うん、今回は無いと思いたい。ちなみにククリナイフもその時に手に入れた物だが。

ご案内:「屋上」に飛鷹与一さんが現れました。
飛鷹与一 > 「…まぁ、大丈夫だとは思うけどね」

用心に越したことは無いが、そちらに神経を割くのも無駄に疲れるから嫌だ。
軽く目を閉じてから開く。頭の中でガチリ、と銃の撃鉄を起こすイメージをして異能を起動。

「…遠隔視、透視、暗視、視界ジャック、熱感知、…試したけどこれもまだまだ一部ぽいんだよなぁ」

天眼、というがその細かい能力の数は不明だ。と、いうより多すぎて把握できない。
少年はその氷山の一角すらまともに扱えていないのだ。もっとも、全くコントロール出来ないもう片方の異能よりはマシだが。

「――能動的に外界に作用するか、はたまた外部情報を置き換える受動型か。うーん…。」

大まかに分類するならその二つなのだろうけれど。しかし、自分の力を把握しきれていない、というのは矢張り困るものだ。

飛鷹与一 > その気になれば、過去視や未来視、いわゆる運命観測も普通に出来る…らしい。
が、そこまでコントロール出来るまでにどれだけ掛かるやら。そもそも未来とか知りたいとは思わない。

(むしろ、過去や未来より現在を何とかしないといけない課題が山積みだしね…)

それに、天眼はそもそも能力にありがちな反動や代償が未だに不明だ。もう片方の異能は自身の生命力と何とも分かり易いが。

「…生命力…長生きは無理だとしても、人並みには生きたい…と、思うのはやっぱり贅沢かな」

今まで、この島に来てからも異能には振り回されているのは否定できない。
が、自身の一部である事も事実だ。もっとも、その力が歪なのが問題だが。

飛鷹与一 > 「…何だろうなぁ、何か切っ掛けがあれば使いこなせそうな気がするんんだけど」

少なくとも天眼の方は。死線は…遠回しな自爆技みたいなものだから論外だ。
何でこんな異能を持って生まれたのか、などと何度もう自問自答したか分からない。

「…結局、持って生まれたものはどうしようもない」

と、いう結論に至った訳だが。じわじわと色々なモノを削っていかれてる気がする。
最後には、きっと何も残らないのではないだろうか?そんな漠然とした不安を感じる。

「…疲れてるのかなぁ、やっぱり」

頭を振って。そのまま、フラリと屋上を後にしよう。あれこれ悩む日々はまだ続きそうだ。

ご案内:「屋上」から飛鷹与一さんが去りました。