2017/08/16 のログ
ご案内:「ロビー」に藤巳 陽菜さんが現れました。
■藤巳 陽菜 > 一人の少女がロビーの机に本を立ててそれを見ている。
『変身魔術─初級』本を眺めているような眺めていないような…
少なくとも集中はしていない様子で尻尾の先がユラユラと揺れていた。。
「はぁ…。」
本日何回目かもわからない溜息を吐き出して視線を本にやってはすぐに下に向ける。
この、本の内容が難しい訳ではない。
初級というだけあって分かりやすいし材料があれば実践できそうだ。
ご案内:「ロビー」に筑波 察さんが現れました。
■筑波 察 > 「さぁて、本も借りてきたし。
リハビリも終わったし。後は帰って…ん。」
(教室のある階から階段で降りてくる青年が一人。
今日の予定はすべて終わったようで、帰路につこうとしていると、
何度か話した少女が視界に入った。
そういえば上の名前しか聞けていないことを思い出すと、
少女が使っているテーブルの反対側に腰を下ろす)
「相も変わらず楽しくなさそうだねぇ?」
(荷物を足元に置きながら声をかけるが、
やはりまた嫌そうな顔をしてくるのか、その様子をうかがう>
■藤巳 陽菜 > あの事への対応策はまだ何も思いつかない。
…とりあえずは今のままで過ごすしかないかな。
そんな風に考えていると…嫌な顔を見た。
「あなたが私が楽しくない時に限って来てるのよ…。
…弱り目に祟り目ってホントにあるのよね。」
やはり、ムスっとした様子で言葉を返す。
第一印象よりはマシになったが陽菜はやはりまだこの男子生徒が嫌いだった。
「…何してるの?突っ立ってないで座ったら?」
荷物を地面に置くってことはまたしばらく話すつもりなのだろう
陽菜の正面に空いてる椅子を尻尾を動かして相手に座るよう差し出す。
…少し乱雑になってしまったが尻尾なので仕方ないだろう。
■筑波 察 > 「あはは、つまり僕は"そういう担当"ってことなんだろうねぇ
君が楽しそうにしているのは僕を驚かせたとき一回きりかな?」
(楽しくない時に限ってくる。そういわれると妙に納得したのか面白そうに笑う。
そして嫌そうな顔をしてくる相手に、いつも通りだ。と言葉をかけると、また笑う)
「いやいや、言われなくとも座りますとも――ん、こりゃどうも。
まま、僕が君に遭遇して、君がそんなふうに言うってことは、
―――うまくいってないってことだろう?」
(彼女の口ぶりから察するに、たぶんまだ二進も三進もいかないのだろう。
鼻っから彼女がうまくいくとは思っていなかったが。
それも、この間話した時よりは大分元気そうに見える>
■藤巳 陽菜 > 「勝手に人の悩んでる時の時担当とかならないでよ…。
悩んだら貴方が来るとか…悩むに、悩めないじゃない。
ていうか、貴方が着て楽しそうにしてた時とかなかったと思うの。
捏造しないでいただけますか?」
…本当は覚えてるけど楽しかったというと何か負けた気持ちになる。
実際はまあ、少しは面白かったけど。
「…はぁ。
間違ってないけど、何かあなたに当てられると何か…なんか。」
ムカつく。
間違ってはないのが余計に!ムカつく!
「…ねえ、例えばだけどもしもあなたの、筑波君の異能が暴走して人に危害を加えるようになるかも…って
言われたらどうする?あっ自分でもそういう事になるかもって何となく思い当たるような事がある前提の話ね。」
…例え話が大分下手糞だった。
何があったのかどんな事を言われたのかあまりに分かりやすすぎた。
■筑波 察 > 「別に悩んでいるときの担当と言った覚えはないんだけどねぇ…
面白くない時に追い打ちをかける担当くらいのつもりで行ったんだけど。
まぁいいや」
(ねつ造するな。そういわれるとわざとらしく残念そうに肩を落とす。
まぁ、相手がどう思っていようと何かしら思う部分が在るならそれでいいのだ)
「それくらい君が深刻そうな顔してたってことだよ。
目が見えなくてもわかるくらい君は感情が表に出るようだからねぇ?
んー?基本誰かが止めてくれると思っているからあまり心配はしていないよ?」
(彼女がおもむろに質問を繰り出してきた。
なんとなく何か芳しくないことでも明らかになったのだろう)
「僕の考え方が君の生き方の糧になるかは置いといて、その上で言うならだけど。
この島にいれば僕なんかよりも優秀な人はたくさんいるし、
僕一人が暴走したところで誰かが殴って止めてくれるさ。
それにこの島にいる以上、誰かの異能が暴走して迷惑なんて思わないし。
何よりも僕、こないだ軽く暴走させて一週間寝てたし」
(とても軽い口調で答える。別に冗談を言っているわけではなく、これが本心だ。
まして自分なんかはしょっちゅう自分の能力をいじくり回して失敗している身だ。
彼女が暴走について悩んでいると聞かされると、
まるで自分が迷惑をかけていると責められているような気分になる…>
■藤巳 陽菜 > 「…思ったより大分悪質ね。
まぁいいや じゃないわよ。もう…。」
泣きっ面に蜂の蜂の方。踏んだり蹴ったりのキックの方。
ろくなものでない事は確かみたいだった。
「…?そこまで私って感情が出やすい方なのかしら…。
少し、心配になるわ。」
目が見えなくてもの言葉には少し疑問を持ちながら辺りを見る。
まだ、そこまで暗くないと思うのだけど。そういえば今日ずっとゴーグルつけてるな…。
少し、自分の顔を触ってみたりするもまあ、感情の変化は分からない。
鏡でみたら一発だけど幸いここに鏡はない。
「…止めてくれる」
確かに止めてくれる人はいる。それは知ってる、約束もしている。
それでもその止めようとした人に怪我を負わせてしまうかもしれない。
「…確かに、参考にはならないわね。
私にはそれで迷惑と思わないとかは無理よ。
って暴走して一週間も寝込んだって…。
大丈夫なの!?大きな怪我とかはなさそうだけど…」
身体を見るが前と変わったところは見受けられない。
精々そのゴーグルぐらいだろう。