2017/09/20 のログ
鈴ヶ森 綾 > 風が吹いてきた方向に恨みがましく視線を向けた後、
億劫そうに腰を上げると飛ばされたハンカチの元へと近づき、
膝を折ってそれを拾い上げる

軽く汚れを払い落としてからポケットにしまい込むと、
屈み込んでいた背中にまた強い風が吹き付け、服や髪が大きくたなびく

どうやら今日は風に嫌われているらしい
ふぅ、と小さく吐息を漏らすとすぐ傍の鉄扉を引き開け、屋上を後にした

ご案内:「屋上」から鈴ヶ森 綾さんが去りました。