2017/09/22 のログ
ご案内:「保健室」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > もうすっかり涼しくなった。
夏の名残はまだちらほらあるが、もうすっかり秋の気配が色濃くなりつつある。
そんなわけで保健室に構えた臨時の研究室は解体され、本来の教室に戻されることに相成った訳だが。

「……ふぅー、でもまあ、こうして適度に入り浸る分には構わねえよな。」

馴染のふかふかソファに腰掛けて、俺はコーヒー片手に寛いでいた。
否、言うほどくつろいではいない。
夏のあいだ間借りした代価として、俺は養護教諭の仕事の手伝いをしている。
とはいえ、生徒名簿に目を通しつつ、在学生かどうかを確認するだけの簡単なお仕事だけども。

暁 名無 > 「えーと、居る、居る……転出、居る、……あー。」

手元のプリントと別資料を照らし合わせてチェックを入れていく。
なお、ここで知った事の殆どは他言無用という事らしいが、そんなものを俺に任せてしまって本当に良かったのだろうか。
そんな風に確認したところ、向こうからは『だって君知ってるでしょ』って返ってきた。

……いや、確かに現在は俺の過去だから、今知ったところで既知の情報かもしれないけれど!

「ったく、皆が思ってるよりだいぶデリケートなんだぞー……」

誰も居ないのを良い事に、ぶつぶつと不平を垂れながら俺は作業を進めていく。
どうせなら女子生徒のパーソナルデータとか知りたいよね!見れるらしいけど!