2017/12/02 のログ
暁 名無 > ここ最近は常世祭の補助やら何やらで忙しくて疲れもたまっていた。
そんな理由から、居眠りをするという現状が生まれたのだろう。
出来ればこのまま夜まで寝こけていたい所だったが、突然のチャイムに意識が一気に引き上げられる。

「お、おぉ?何だ、何事……?」

何事も何も、単に授業の時間が一つ終わったというだけの事だった。
そう、祭りの後とはいえ授業は普通にあるし、授業があるということは教師も通常運行だ。
今この時はたまたま担当の授業が無かったというだけのこと。

「ああ、次は確か……準備しねえと……」

ふわぁ、と自分でも驚くほど気の抜けた欠伸をしつつ、椅子から腰を上げる。
机に伏せる形で寝ていた所為か、妙に背中が痛い。昔は気になんなかったのになあ……。

暁 名無 > そういえば、転寝の最中に夢を見た気がする。
今はもうはっきりと覚えていないが、懐かしい匂いのする、忌まわしい記憶の断片。
どんよりと曇りそうになった頭を、何度か振ると枕代わりにしていた本を抱えた。

「んじゃ、今日もお仕事しますかねーっと。」

最後に戸締り……といっても鍵を掛ける訳じゃないが、をして空き教室を後にする。
あと数時間もすれば生徒たちが時間を潰す場所として利用する事だろう。

ご案内:「教室」から暁 名無さんが去りました。