2018/10/06 のログ
ご案内:「屋上」に東雲 七生さんが現れました。
ご案内:「屋上」から東雲 七生さんが去りました。
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > 「さて、ようやく仕事もひと段落ついたと思ったらもう10月……今年もあと3ヵ月切ったぞオイ。」

屋上にタバコを吸いに来た俺は、疲れからか盛大な独り言を零してしまう。
もっと大変な物もデロッと零れた気もするけど、まあ猥褻な物でもないしお巡りさんも居ないから大丈夫だろ。大丈夫……多分。

「とりまこれからアレだなー、中間考査の準備と学祭の準備と年末に向けての準備と……
 よぉし、確認したら働く気力がモリモリ減ってくぞぅ!」

ホント、色々問題は抱えてたけどお気楽に生きてた学生時代に戻りてえわ。
一瞬タイムワープし掛けてたけどな。いやー踏み止まれてよかった。

暁 名無 > まあそんな事は置いといて、だ。

「ラフィの転入手続と審査もどうにか上手いことやれたし、面倒らしい面倒は通常業務以外には今んとこ無えしな。
 中間考査の準備はざざーっと片付けたし、1週間くらい有休使ってフィールドワーク行っても怒られないよな……
 1週間くらいならアイツも大人しく留守番できるだろ。出来る……よな?」

転入審査はどうにかパスできたものの、入寮審査は案の定NG。
折角身元引受人になってるんだから、先生の方で住居を何とかしてくださいと言われたのが先週の事。
アパートと今の研究室とを天秤にかけ、頑健さにおいて軍配が上がった研究室に愈々本格的にラフィを住まわせる事にしたのが今朝。

そしたらもうウィリー……じゃない、
最低限の家財を置く為の模様替えやら器材の配置の見直しやらで息つく暇もなかったのである。

暁 名無 > 「はぁ~。もう、やんなきゃいけない事も多いし、考えなきゃいけない事も多いし、こういう時はパーッとパルクールでもして思考止めたいよな。
 ……最近めっきりしてねえし、あの頃の機動力とかもう無理だから出来ねえけど。」

マラソンでも始めよっかな……。
いや、ダメだ。走ってる暇があったら頭を動かさないとだ。
やっぱり有休取ってフィールドワークが一番な気がする。問題はあるとするならはたして有休がとれるかどうか、だけど。

「最近じゃ例のゾンビ騒ぎもまだ継続中らしいし……
 ったく、そろそろ大人しくしとけっての。インフルエンザでももうちょい流行期間短いわ。」

紫煙と共にそんな愚痴を零しつつ、俺は空を仰いだ。
あー、良い天気だ。時折吹く風がどんどん雲を流していく。