2018/10/07 のログ
暁 名無 > 「……静かなもんだな。」

連休の初日、陽が沈んでだいぶ経つとはいえ、もう少し街の方は賑やかだと思っていた。
しかし予想に反して商店街も静まり返っている。繁華街の方は、安定の不夜城っぷりを呈しているけども。

「グラウンドの方も居残り練してる部活も無いみてえだし……
 ふーむ、静かなのは嫌いじゃねえがちと物寂しいな。」

フェンスに背を預け、ぼんやりとそんな事を口にしてみても。
まあ居ねえもんは居ねえんだからしゃーねーんだが。

暁 名無 > 「さて、そろそろ休憩終わりにすっか。」

昨日頼んでいた資料がそろそろ届く頃だ。
依頼を出したのが先週だから……やっぱり状況は宜しくないらしい。
それもこれも全部落第街方面でのさばってる連中の所為で……

「はぁ~……もうしばらく溜息吐く生活が続きそうだな。」

お仕事にも趣味にも支障が出るから、誰か早く何とかしてくんねえかなあなんて。
とことん他力本願ながら、俺は屋上を後にしたのだった。

ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。