2016/08/10 のログ
ご案内:「廊下」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 「いやあ!やっぱり学校は涼しいな!!」

そんな事を言いながら普段より人の少ない学校の廊下を台車を押していく男。
異様に長いタオルを首からたなびかせ歩く男である。
台車には『第八倉庫室。使ったら元の場所に返却!!』と書かれており上には段ボールが二箱置かれている。
下の段ボールは用務室。上の段ボールは…上の段ボールは…まあ職員室に戻って聞けばわかる事だ!

「それにしてもこの辺はあまり来ないからな!新鮮な感じがする!」

教室の中身とか通る生徒とかあと掲示物とかも真の良く使うあたりとは異なるものが貼られている。
そんな中で目を引かれたのは一枚の掲示物。
台車を運ぶ足を止めてそれを見る。

「ヨキ先生の個展か…。」

そういえば初めて会った時もこの新美術館でなんか展示してたって言ってたような気がする…。

真乃 真 > 「結局見えてないな…。」

確か金工の作品って言ってた気がする。
実際ここに張られたフライヤーに載った作品は金属の物が多い。

「あの人はどんな物を作るんだろう?」

真のあの教師に対するイメージは殆んど良いものしかない。
頼れて真面目で正しくて秩序を大切にしてそして何の臆面もなく自らを正義の味方と言う。
それが真の知るあの教師の姿である。
あっ!あと女生徒にモテる!すっごいモテる!
…それが真の知るあの教師の姿である。

真乃 真 > 「まあ!見てみれば分かるよね!」

そんな事を言って台車を押し進める。
目指すは職員室!このやけに軽くてしかも中からシューシュー音がして更にたまにガタリと揺れる
この段ボールをどこに届ければいいか確認しなければ!早く確認しなければ!


結局、それは学食に届けるモノであったという。

ご案内:「廊下」から真乃 真さんが去りました。