2017/03/27 のログ
七海 > (花粉症には砂糖や牛乳は非推奨であると情報が視界を過ると
 内心ドキリとしながらポケットに隠し持つパンケーキの重みを感じていた。
 せめて帰り際にヨーグルトを買って行こうと)


……色んな魔術体系があるんだな。


(これまで感覚的に魔術を使っていた者にとっては新鮮な事の連続だ。
 知らずに使っていただけで何らかの理論には当てはまっているのだろうけれど。
 一旦端末をおいて、テーブルに記帳を置き日報を書き始める。
 かちかち、とシャープペンシルを押し出す音。
 響くほどではないが、ずらりと並ぶベッドのどこかで、既に休んでいる人が居るかもしれず
 煩く無ければ良いけれどと気にしながら少し振り返り、手元に文字を書き込んでいる。)

ご案内:「保健室」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 「今、起きた!」

そんな風に自らの状況を説明しながら起きればそこは保健室。
どうやらここで寝てしまっていたらしい。
何か怪我をして運ばれたか、それとも睡魔に負けて休んでいたか。
前者にしては体に異常はなく、後者になるほど眠くなることはなかった。

どちらにしてもあまり覚えてないな!!
こういう時には人に尋ねるのが一番早い!!

「おはようございます!僕っていつぐらいから寝てたかわかりますか?」

日報を書いているおそらく保険室の先生だろう男に目覚めたばかりとは思えないほどの明るい声をかけた!

七海 > おおお…。

(それは目覚まし時計が鳴った時の驚きに似ていた。
 元気な声に安堵したような驚いたような、微妙に半端な表情で振り返る)

おはよう。えっと、そうだね。私が来た時はすでに休んでいたと思う。

(今は午後の2時くらい。七海が出勤したのは12時を回ってから。
 なので2時間位かなと予想を立てながら、入室記録を捲ってみるけれどどうだろう。
 顔を上げ、ベッドの方へ歩んでいき、目線の高さが合うように背を低くし)

始めまして、保健室の七海です。体調はどう?

(とても明るく元気な声ではあるのだけれど、念のため顔色の様子など伺って)

真乃 真 > 「なるほど!でも、今が2時だからそんなに長い事は寝てないのかな?」

時計を見ながらそんな事を言う。
今日学校に来たのは普通に朝だからどんなに長くても6時間だ!
今日の真は午前中のひとつしか授業が無かったはずだからまあ、うん被害は少ない!!

そして、入室記録に真の名前は残されているだろう。
あと、治療済みとかそう言う風な事も書かれているかもしれない。

「始めまして三年の真乃真です!!体調はいつも通りです!!」

無駄にカッコいいポーズで答える。
まあ、どこからどうみても超元気であるし身体には異常もなさそうである。

「いやあ、本当に何でここ寝てたんだろう!全く覚えがないな!」

とても、ミステリーである。

七海 > (治療済みの文字を確認できたのはいいけれど
 入室時の記憶が無いというのは大丈夫なのだろうか…?
 保健室の中央で輝く格好いいポーズの手前で無駄に難しい顔をしてしまう。)

……そういうことも…あるよね。

(拒まれてしまわなければ、額に手を当て熱を測ったりさせてもらおうと。
 たしかに、朝からだとすれば6時間ほど寝ていたことに。
 ポケットからラップに包まれたパンケーキを取り出し、
 そっと差し出しながら、食べる?とお勧めをしている白衣。
 製造後あまり時間が経っていないようで、まだちょっぴり暖かい)

真野くんは、どうして此処にいたのか覚えていない事がよくある…のかな?

(ミステリーのままにしておいた方が良いところかもしれず
 迷いながらも気になったのでつい質問を)

真乃 真 > 「あるかな?…あるかも。どうだろう?」

あまりないと思うけどここは常世島どんな事が起きていてもおかしくない。
熱は平熱。拒む理由は特にない!
髪の毛を上げて額を晒す。上げなくても問題なさそうな長さであるが。

「良いんですか!?ありがとうございます!」

まだ昼ご飯は食べていなかったのでこのパンケーキは嬉しい。
そう、確か何か食べ物を買いに行こうと食堂に行こうとしている途中だった気がする!

受けとったラップから取り出して齧りつく。まだ、ほんのりと温かい。
うん、イケる!!甘い!おいしい!

「無いです!!保健室のベットで寝てたのも初めてです!」

そう、基本健康優良児である真は保健室自体はともかく保健室のベットで寝たことは無い。
そして、今までこんな風に記憶が途切れたことも無いのだけれど…。
まさか!…何者かの陰謀が…。

七海 > (パンケーキを受け取って貰えると、ありがとうとお礼を告げる。
 …すごく普通のパンケーキなのだけれど、砂糖多めなので、予想以上に甘いかもしれない。
 その間にベッド脇の折り畳み椅子に掛け、アナログな方法で熱を測らせて貰いながら―)

……不思議なこともあるものだね。

(たしかに何者かの陰謀という可能性も…そう言う事も日常的にあるのだろうか
 何らかの理由で命を狙われている御仁という可能性も視野にいれながら
 食事をとっている姿を、失礼でない程度に視界に収めて。)

ちなみに…前回ご飯を食べたのはいつだい?

真乃 真 > うん!甘い!基本的に甘いの物は好きなのだ!
おいしいけど何か飲み物が欲しくなってくる。

「この島では不思議なんて日常茶飯事ですよ!!
 自分が味わってみると凄く気になりますど!」

本当に何かされたのだろうか?
少し、不安になる気もするがまあ大丈夫だろう!!

「朝です!ご飯とインスタントのみそ汁を食べました!
 おいしかったです!!」

特に食事が原因ではないらしい。そして陰謀に巻き込まれる覚えもない!
本当に不思議な事もあるものだなあ。

「結局何なんだろう?まあ、体に問題はないしいいか!!」

とても楽観的な考え方であった。
だが、ここで考えても仕方がないのは確かだ!

七海 > ……そう言う事にしておこうか。
食事も喉を通っているし。熱もなさそうだし。
気になることがあったら、あまり我慢はしないようにね。

真乃君は、いつも不思議な体験を沢山しているんだね…。

(すっかり慣れている、といった雰囲気が醸されていて
 慣れ切っていない七海より彼の方がずっと先輩のような気がしていた。
 いったん席を立ち、保健室に置かれているポットの方へ向かい
 程なくして二つのカップに紅茶を淹れて戻って来るのだった)

もし苦手でなかったらどうぞ。

(お互いの手の届きそうな位置に、カップを置いたお盆を置いて、先にひとつ手に取り湯気を吹いた。
 すごく…普通の紅茶だ。春積みの茶葉なので少し甘みがあるけれど)

真乃 真 > 「大丈夫です!僕は殆んど我慢はしないので!」

決めてしたいと思ったらすぐに動くタイプである。
良くも悪くも自分の思い通りに動くのだ!

「そりゃあ、この学校に三年間も通っていればちょっとぐらいでは気にしすぎなくなりますよ!
 七海先生は最近来たばっかりなんですか?あ、ありがとうございますいただきます!」

紅茶の入ったカップを取ると、パンケーキの甘さを打ち消すべく早速飲む。
紅茶はあまり飲まないけどこうして飲むとなかなか行ける!
パンケーキをかじりながら紅茶を飲んだり飲まなかったり。

「あー美味しい、何か紅茶ってこう、なんていうか、上流階級って感じがしますね!!」

勝手なイメージから頭の中に浮かんだことをただ垂れ流す。本当に我慢できない男だ。
…おそらくそこまで高い紅茶ではないと思う。
そして少なくともパンケーキを片手で持って齧るような奴は明らかに上流階級ではない

七海 > 3年か…それはもう色々あったんだね。真乃君は強いな。
私は常世島に来てから、半年経っていないくらい。
いつも色々なことが新鮮だったり驚いたりしてるよ。

……紅茶は上流階級なんだね。商店街で売っていたのだけど。
緑茶の方が良かったかな。

(食べ合わせの関係で紅茶を選んだけれど
 朝食メニューから和食が好きなのだろうな、と思い返し眉を下げる白衣。
 予想通り高い紅茶ではなかったのだが、そういうものなのだなと頷いて。
 同じく片手でパンケーキを口にしている)

真乃 真 > 「僕は強くないですよ!大した事も出来てませんし!
 半年ですか、それは割と一番楽しい時期ですね!」

少しずつ慣れてきながらもまだ驚きがある。
最高に楽しめる時期じゃないだろうか?

「何か雰囲気だけで言いました!!
 たまには上流階級っぽいのを楽しむのもありだと思います!」

ちなみにご飯のメニューが和食だったのはたまたまである。
和食派という事は無い!

「パンケーキと紅茶ごちそうさまでした!!
 僕はそろそろ行きますね!」

失われた記憶を見つける…。
とか、そんな大した理由ではなくただパンケーキを食べきったからというのが強い!

「それじゃあ!七海先生!また!」

部屋の入り口でそう言うと保健室から飛び出していく。


…そのあとで記憶をなくした原因は急な治療の際の副作用だったという事を真が知ったのはまだまだ先の未来の話である。

ご案内:「保健室」から真乃 真さんが去りました。
七海 > また。気を付けてね。

(入り口で見送った後に部屋を片付け、改めて治療記録を見返しているうち
 記憶を無くした要因と思われる部分は有ったものの確証に至らない。
 また再発する事が無ければ良いけれど
 具体的な経緯をもう少し聞いてみれば良かったことを反省メモに記入し
 引き継ぎに記録を残してから部屋を辞し、帰路に街の本屋に立ち寄ったのだった)

ご案内:「保健室」から七海さんが去りました。