2017/10/14 のログ
■暁 名無 > 資料の内容は、最近俄かに増え始めた幻想生物の非合法な取引について。
大変容以降、発生する様になった幻想生物。
その種類はとても多く、愛くるしい見た目の生物は少なくは無い。
ただ、その可愛さとは裏腹に危険な特性を持っていたりするものもまた少ないわけではない。
「しかしまあ……一体何に使うのやら。」
そんな危険な幻想生物はしっかりと監視下に置かれ、不必要に人手に渡ったりしないようになっているのだが。
まあ、やるなと言われて素直に従わない人間が出るのは世の常だ。
ここ常世島でも例外はなく、悪い事を企む輩は居るらしい。
俺はコーヒーを飲み干して小さく肩を竦めた。
「余計な仕事が増えなきゃ良いんだけどなぁ」
目を通し終えた資料を適当な机の上に投げて天井を眺める。
そしてそのまま俺は目を閉じた。
■暁 名無 > そうしてしばらく考えを纏めていた俺だったが、
いつのまにか眠りに落ちてしまっていた。
卓上の時計の針が進む音だけが保健室内に満ちていく。
ご案内:「保健室」から暁 名無さんが去りました。