2018/03/25 のログ
■ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「っと、いけない。こんなところで寝ちゃうなんて」
最初は色々考え事をしていたのだが、気付いた時には目を閉じて軽く寝てしまっていた。
ハッとした様子で目を開けると、先ほどまで強い橙色だった空が、
いつの間にか赤みを帯びた紺色になっていた。
この時間帯の空の色は本当にあっという間に変わってしまう。
いつまでも眺めていたいと思えるだけの色だけに、
すぐに変わってしまうそのせわしなさがこの時間帯を一層引き立てているようにも思えた。
「もうすぐ気温も下がるし、今日はもう帰ろう」
誰に断るわけでもないが、そんなつぶやきを残して屋上を後にするのだった>
ご案内:「屋上」からラウラ・ニューリッキ・ユーティライネンさんが去りました。