2018/10/13 のログ
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
■暁 名無 > なんか気付いたらめっちゃ肌寒くなってねえか最近。
今日も今日とていつも通り日の暮れた屋上にて煙草を蒸かしている俺は、軽く腕をさすりながらそんな事を思うのだった。
こないだまで暑かったし、ちょっと涼しくなったなーって思ったら豪い高湿度で不快指数天井知らずな日もあったし。
正直夏物仕舞うタイミングを逸した状態でこの肌寒さは体調毀しても詮無しって感じ過ぎる。
「そりゃ風邪ひくやつも増えるわなー……保健委員にもっと仕事するよう言っとかねえと。」
手洗いうがいの徹底。
あと数ヶ月もしないうちにインフルエンザとかそういうの、流行り出すだろうからな。
……まあ、俺としてはいっそインフル罹って1週間くらい家でゴロゴロしたいわけなんだけども。
■暁 名無 > 「しっかしまあ……こうも肌寒いと人肌恋しくなるねえ。」
二本目の煙草に火を灯しながら、そんな事を嘯いてみる。
肌寒さなんか関係無いだろうと突っ込まれる事を期待してみなかったわけでもないが、まあ案の定というか何と言うか。
俺以外誰の姿の無い夜の屋上はたいへんに静かだった。
「とはいえ、そろそろこんな暢気な事も言ってられなくなるか──」
ふぅー、と溜息と共に煙を吐き出しながらフェンス越しに隣の校舎を見遣る。
学祭に向けての準備は着々と進んでいる様だ。まだ目立って装飾などがされてるわけじゃあないが、日が沈んでも校舎内に残る生徒の数が増えた気がする。
うん、まあ……良い事なんじゃないかな。生徒が残る分先生が帰れないという点に目を瞑れば。