2015/05/31 のログ
ご案内:「料理部」に鈴成静佳さんが現れました。
鈴成静佳 > ハァ……ハァ……いけない……禁断症状が……(ふらふらとエプロン姿で家庭科室に現れる少女。彼女は1週間に1回は泡立て器を握らないと禁断症状に見舞われるらしいのだ)……なんでもいいから泡立てたいぞ……
ご案内:「料理部」に美子さんが現れました。
美子 > (髪はぼさぼさ、服は汚れている状態で少女が扉を開ける)…ついにっ!!ついに見つけました、家庭科室!!お料理出来る場所です!!!…ってあれ?先客の方が…。
鈴成静佳 > というわけで今日はスフレをつくりまーす!(家庭科室に残る甘い香りを吸い込み元気を取り戻すと、手早く材料・道具を用意していく。鶏卵、グラニュー糖、粉砂糖、チューブ入りのバター、イチゴジャム、スフレ型、ボウル、泡立て器。鶏卵は室温に戻すために手に握ったまましばらくぶらつく)
美子 > (料理をする人物を、遠目に観察している)・・・わあ、手際がいいなあ。私もあんな風に・・ごくり、いいにおい~(とろけそうな表情で甘い食べ物に思いをはせる)
鈴成静佳 > (自分に続いて戸口を通る人影に気づき)あら、お客さん?? まだ何もできてませんよぉ……?(と、その身なりを眺めて、料理の環境にそぐわない汚れた雰囲気にやや顔をひきつらせ、次にその豊満な胸が目に入って眉間にシワが浮かぶ)……な、なんかあったんですか? お洋服、なんか結構汚れて……
美子 > わわっ、ご、ごめんなさい!!いえ、別に食べたいなあ~とかそういうことではなく、お料理出来そうな場所をずっと探していて…(ふと、自分の身体をみつめられていることに気が付く)…?あっ!!(急いで一歩下がり、身体の泥を廊下で叩き始める)ご、ごっごごごごごめんなさい…私、ちょ、ちょっと転んだりでかけたり転んだりしてしまって…き、気付かなかったんです!!ほほ、ほほんとにごめんなさい!!(大袈裟なまでにぺこぺこ頭を下げる。なんだか胸元が不安定だぞ!)
鈴成静佳 > アハハ、いいのいいのそんなに謝らなくて。この学園じゃそういう走った転んだは珍しい光景じゃないって知ってるしー。転びやすそうな身体してるし…(小声で呟きながら、ノーブラかもしれないそのたわわな胸を睨みつける)…ただ、アナタも料理したいんだったらさすがに清潔な服装で来たほうがいいわね。1人で食べてもつまんないし、アナタの分も作ってみるわ! ……うまく出来たらの話だけどね。
(見学者に若干緊張しつつも調理を開始する。スフレ型にバターを塗り、粉砂糖を軽くまぶす。冷たさのとれた鶏卵を卵黄と卵白に分ける。卵白に砂糖を徐々に加えつつ、泡立て器を握った腕が……人間ではありえない速度で振動を始める!)
美子 > うう…ごめんなさい。気をつけます。実は私、料理がまともに出来ないので、先にあなたがいてなんだか安心しました。(教室に足を踏み入れ、調理台に服を触らせないように気をつけながら少し離れたところから椅子に座って様子を見ることにした)私のことはそんなに気にしなくてもいいですよ。ただ、お料理する様子を見てたいなー…って、わあああああああ!?!?!ななななだいだだいだだだいじょうぶですか!!?(あまりにも速い泡立てるスピードに激しく動揺。本人の身を心配してあわあわとしている)
鈴成静佳 > そう? じゃあ料理部で料理練習してみる? アタシも練習中だけどね! 教本読みながらやればなんとかなるし!(平然とした顔で談話しつつ、その右手だけが不自然に振動してブーンという羽音のような音を鳴らす。ぼやけた像と化した泡立て器が卵白に沈むと、澄んだ淡黄色のゲルはあっという間に純白のもったりとしたクリームと化し、たまにガガガッとボウルの底に当たる金属音が響くと白い飛沫が散って静佳の顔やエプロンを汚していく。10秒たらずで、卵白は角が立つほどのメレンゲになった)……あぁ、キモチイイ……♥ あ、気にしないでね。これ、『異能』ってやつだから。(別のボウルにも卵黄と砂糖をとり、こちらは普通にカチャカチャと泡立て器を回して混ぜていく)
ご案内:「料理部」に蒼穹さんが現れました。
美子 > えっ、料理部があるんですね!!あっ、で、でも私ホントに不器用で…そそっかしいから上手く出来るかな…。でも、ゆっくりでも平気なら是非入ってみたいです!(らんらんとあどけない少女のように瞳を輝かせている)なるほど、異能だったんですね。びっくりしちゃいました。あっという間に出来ちゃうんですね…私もそういう異能が良かったなあ…(ぽつりと俯きがちに呟くが、すぐに持ち直して)そう言えば、自己紹介がまだでしたね。私は名取美子といいます!
蒼穹 > (時は放課後。何やらほんのりと甘くて良い匂いにつられて、ついついがらり、とその戸を開けて中の様子を伺えば…何が何やら。けれども、現在制作中の様で。だが、気になる。ので、今更引き返すのは少し憚られた。)ああ、ええと。御邪魔しても…良かったのかなっ?(入って良かったのか、タイミングが測れない故、取り敢えず、現在お料理中の鈴成を横目に一瞥して、美子にちらりと目を遣れば、そんな質問を投げかけてみた。入ってダメだったなら、…すぐさまここをあとにしよう。)
鈴成静佳 > まぁホラ、包丁が使えないって人最近多いけど、お菓子ならあまり器用じゃなくても上手くいくからね~。お菓子で大事なのはタイミングと体力かなぁ……。料理うまい人は学生街のほうで飲食店出すほうがお金にもなるけど、さすがにそこまでの腕も自信もないから……ここは趣味の料理部! 新入部員は大歓迎だよ!(言いながら卵黄とメレンゲを混ぜていく。泡を潰さないように丁寧に…)……ああっ! 自己紹介忘れてたわね! アタシは鈴成静佳。美子ちゃんね、ヨロシク!>美子さん
……うわっ、また来客だ! いいよいいよ、入って! アタシがお菓子作るだけでそれ以上はなにも無いと思うけどね~。この分量ならぎりぎり3人分はあるハズ!(大雑把)>蒼穹さん
蒼穹 > そう、なら良かった。御邪魔するね。御菓子、頂くよ。…ふむ、それで。これって私も名乗った方が良い流れなのかな?(きょろり、とあたりの状況を把握すれば、大方御互いの名前を名乗った後の様で。少々出遅れた気がするのは…気の所為ではないだろう、と。)>鈴成さん
美子 > わあ、ありがとうございます!!…やった、やっとお話出来る人が出来ました…!はい、これからよろしくお願いします、鈴成さん!!>鈴成さん
こ、こここここんにちは!!名取みみみみ美子と申します!!(初対面の人間への挨拶は人見知りにはハードルが高いのである。ロボットのように右手を差し出した)>蒼穹さん
鈴成静佳 > うんうん、名前知りたいなぁ。何なら入部届に名前書いていってもいいよ! アタシは鈴成静佳だよ!>蒼穹さん
(スフレ型3つにイチゴジャムをとり、底に平らに敷く。その上に卵黄と卵白が混ざったポテッとした生地を溢れんばかりに盛る。予熱済みのオーブンの前に型を置くと、おもむろに懐からゴム手袋を取り出して右手に嵌め、ひとつ深呼吸をした後、やや慌ただしい仕草でオーブンの戸を開ける。そして中に型を並べるとまた深呼吸をし、乱暴に戸を閉める)……ハァ、ハァ……よ、よし、あとは焼くだけ! みんな、席に着いておいてね!
蒼穹 > ああ、ええと。…名取さん、でいいかな?私は…んー、蒼穹《ソラ》っていうよ。好きなように呼んでね。…握手、かな?(あからさまに緊張の色が見える相手とは対称的にからんと、それでも明朗ににこりとしながら受け答え。して、どこかカクカクとした動きで差し出された相手の右手の意図は…握手、だろうか?それとも…。)>名取さん
あはは、私、あんまり縛られるの好きじゃないから、入部届は…ごめんなさい。えぇ、…さっき彼女に名乗った通り、私は蒼穹《ソラ》って言うよ。好きに呼んでね。呼び方は…鈴成さん、で良いかな?(すらりと部活への御誘いをやんわり断りながら、次いで軽い自己紹介を。さて、何だか甘いものが焼けて行く良い匂いがするなら、鈴成のいう事に従い、さっと席に着席した。)>鈴成さん
美子 > は、はい!名取です!よろしくおねがいします、そ、そっそらさん!!(なんだか自分のやっていることが酷く浮いていたことに気づき、顔を真っ赤にしながら一度ぺこりとお辞儀をした)>蒼穹さん
うーん、いいにおいがしてきましたあ…(思わず目を閉じて匂いをかぐ。そのまま元の席に座って待つ事にした)楽しみだなあ…それにしても、随分慌てていませんでしたか?>鈴成さん
鈴成静佳 > うんうん、食べ専でも全然だいじょーぶ! 蒼穹さんね、ヨロシク! ……あ、でもココは一応建前上は「自分で作って自分で食べる」部活だから、タダ飯食えるって大っぴらには言わないでほしいなー……ねっ!(蒼穹さんが風紀委員だということは知らないようだ)>蒼穹さん
ん……慌ててる? ああ、コレ?(右手をひらひらとさせ)いやー……アタシ家電製品全般が苦手でさぁ。うっかり漏電してて感電したりしたら怖いじゃん! だから触る時は最低限の時間で済ませなきゃね。お菓子作りにはオーブンが必須だから仕方ないけど……炭火オーブンがあれば最高なのになぁ。>美子さん
……(オーブンの耐熱ガラス越しに中を見ると、無事スフレは膨らみつつある)…よし。蒼穹さん、美子さん、いい? スフレはオーブンから出して「30秒」が最も美味しい時期だからね!
蒼穹 > そんなに緊張しなくてもいいんだけど。…ええと。…ん、こちらこそ。よろしくね。(流石に少々困り顔で、恐らくあたふたとしている相手の様を見るも、礼儀は大切であり。頭を下げる様子が見えたならこちらも小さく、す、と僅かに頭を下げた。)>名取さん
えぇ、…大丈夫大丈夫。その辺は口外無用でしょうし、勿論言わないよ。折角ごちそうになるんだから、ね。…「30秒」?…そう。随分とシビアだね。(風紀委員であるが、それは肩書だけであり…ほぼ、無所属であるが故に、呆気なく頷いた。そして、もうすぐ運ばれてくるであろう御菓子に、何やら少々わくわくそわそわと、座りながら、待つ。)>鈴成さん
美子 > ふふ、食べたり作ったり…お料理部、楽しみです。(鈴成の右手を見て、異能関係だろうか、と一応は納得した)…ああ、そうだったんですね。お料理好きなのに、家電が苦手なんて大変ですね…。えっ、ささ「30秒」ですか…!?わ、私とろいし食べられるかなあ…(ちょっとずれた不安を胸にしながらも、その表情は少し楽しそうでもある)
鈴成静佳 > うん……家電アレルギーだと家にテレビもパソコンも置けないし。だから料理をしたければ学校に来るのが一番ね!>美子さん
そうそう、30秒。なんせ重曹とかもナシで、メレンゲだけで膨らんでるんだからね。すぐしぼんじゃうの。まぁ大丈夫、30秒で全部食べろってわけでもないんだから! 一番美味しい瞬間を一口だけでも味わってほしいだけ! ……よーし、そろそろ時間だ。いくよぉ……(ゴム手袋の上からミトンを二重に着用する。チーンという音と共にオーブンが停止すると、素早く戸を開きスフレを取り出す。元々山盛りに生地を盛っていたが、焼き上がりの生地はさらに飛び出すように盛り上がり、型自体の高さに匹敵するほどだ……しかしそれはオーブンから出た瞬間から徐々にしぼみつつある。焼けたカスタード風の甘ったるい匂いと、鼻の奥に抜けるような卵白の芳香が家庭科室に充満する。美子さんと蒼穹さんの前に配り、自分もオーブンに近い席について手早く手袋を取り)……さっ、いただきます!
(食べると、スポンジケーキめいた見た目とは裏腹に中はとても柔らかく、しっとりとしたカスタードの泡を食べているかのよう。甘さは控えめだが、底まで掘り下げればイチゴジャムがお目見えし、味に彩りを加える)
ご案内:「料理部」に美子さんが現れました。
蒼穹 > へぇ、素晴らしいお手並みだね。匂いと、それから、経験と…そして、何より料理の仕方。良いと思うよ。…それじゃ、私も頂きます。(珍しくも、その手際には関心の声が漏れた。流れるような動作に、絵に描いた様に素敵な匂いと、それから見るからに美味しそうな御菓子。自身が異界の者であっても、はたまた、破壊神と言う物騒な種族であっても、それはそれは、とても美しく、魅力的に目に映った。)30秒かな?…私も、頂きます。ごちそうになるよ。(両手を合わせれば、各々の食器を両手にとって。食事前の挨拶を一つ、それを作った彼女に向けた。見て、香るだけで舌鼓でも打ちそうだ。一体これを口に運べば…。高揚の見えない口調とは裏腹に、すっかり、キラキラとした目になっている、呆気ない破壊神であった。)
美子 > お料理どころか、生活するのも大変そうです…〉鈴成さん
(部屋一杯に充満した香りに、いよいよ頬が赤くなり上気する)わぁ…!!なんていいかおり!!素敵です、美味しそうです!いただきます…(二人が見たこともない蕩けた表情でスフレにかぶりつく。その絶妙な味わいに、声も出ないようだ。「30秒」という言葉を思いだし、勿体無いとでもいうようにあっという間にぺろりと平らげた!)
鈴成静佳 > えへへ~、おいしい? スフレはアタシの十八番だからね。だからそれ以外はからっきし!(美味しそうに自分のスフレを食べてくれる2人の友人に、にっこりと満面の笑みを浮かべる。鼻の頭にはメレンゲがついている)……フフッ、アタシの異能ってメレンゲづくりとかに便利だからね。どんどん使っていかないと。そういえば、美子ちゃんや蒼穹ちゃんも異能って持ってるんです?
蒼穹 > でも、いいと思うね。…ひょっとして、ドジっ子だったりするのかな?(一度、もぐもぐと、これまた―先の美子のスピード程ではないが―パクパクと手早く食事する手を止めて、言葉の主の方に目を向ければ、鼻の頭に付いた、クリームめいたそれは、自身から見て実に目だっていた。それとなく、くすりと笑いながら首を傾げた。)へぇ、何だか…異能って人それぞれだね。メレンゲ作りに便利って…御料理の能力か何かなのかな。…私の異能?うん、持ってるよ。そういうの、気になっちゃうかな?(ふふ、と悪戯に笑みを浮かべながら。)
美子 > はい、とっても美味しいです!(鈴成の鼻の頭のメレンゲと、出会ったばかりの3人でお菓子を味わっている急展開に、自然と笑いがこぼれてしまう。常世にきてから初めて友人を持ったようで、とても嬉しくて、にやにやが止まらない)
美子 > 異能ですか…?私はその…あんまり誉められた能力ではないのですが…(もじもじと少し口ごもる。鈴成の異能を見てしまった手前、言いづらくなってしまった)
そ、それより蒼穹さんの異能、もったいぶらないで教えて欲しい、です…!(まっすぐに蒼穹に向き直ると、誤魔化すように話題を修正、しているつもり)
鈴成静佳 > 美味しかった? ありがとっ! でも、卵+砂糖だからね~……あとで気をつけてね? 料理部に入る以上は、身体測定の日に青ざめる覚悟はしておこうね?>美子さん
ああ、蒼穹ちゃんは見てなかったよね(スフレを平らげると立ち上がり、調理場に向かう。泡立て器を手に取ると、それを持った右腕ごと超高速で振動を始める)……フフ、こうやって身体を振動させるだけの能力だよ。…キャッ!(当然、泡立て器に付着していた残りのメレンゲが飛び散り、汚れていた顔やエプロンにさらに白い跡を増やす)……アハハ……確かにドジっ子かも~? 蒼穹ちゃんも異能を持ってるんだね。気になるといえば気になるけど、秘密にしたければ秘密のままでいいよ~?>蒼穹さん
蒼穹 > あはは、名取さんの異能はヒミツなんだね。んー…と、私の異能は…どうしよっかな。隠す心算は無いんだけどね。(はて、と一考すれば、そのまま相手の思惑通りなのか、相手の意図を汲んだのか、「言いたく無さそう。」と思い、話題は誤魔化されたようだ。)>名取さん
…へー、振動。色々使い道は…っ。(ぶるぶると、まるで電気でも入っているかのような動きをしているのだろうが、その矢先に…。)…ああ、ううん。ドジっ子だと、思う。(他にも白色になった彼女を見ながらの感想は、切実であった。)>鈴成さん
(もぐもぐと、うっとりした表情で残ったスフレをご馳走様。そしてその後、ゆっくりと椅子から立ち上がって。)どれどれ…説明するより見せようかな?それじゃ、ちょっとやってみよっか。異能。御二人、どっちか魔術使える人、いる?(ちらちらと、二人の間で視線を走らせてみる。その表情は、何処か得意気。)
鈴成静佳 > (布巾で顔を拭いつつ)魔術……いやー、使えないッスね。存在自体、この島に来てから知ったし。異能のこととか普通の高校の勉強とかで忙しいから、覚える気もまだないなぁ……。美子ちゃんはどうなんです? というか美子ちゃんの能力もみたーい!
美子 > 私も魔術は使えないんです…。異能ですら、普通に生活してても使わないくらいですし…。
わっ、私の能力は…それこそこの場で出来ないこともないのですが、ちょっと“ずるい感じ”といいますか…(一通り家庭科室の状況を見渡しながらぼそぼそと)。
蒼穹さんは、魔術がないと異能を発揮できないんですか?
蒼穹 > あ…ああそれと、言い忘れたけれど、ご馳走様。とても美味しかったよ。ありがとーねっ。ひょんなことで足を運んだけど、また御邪魔させてもらうかもね。(御礼の旨を添えれば、ぺこ、とほんの少しだけ頭を下げた。)>鈴成さん
…やっぱり私も名取さんの異能…気になるかな。…異能はどれも、ずるいと思うんだけど。(どうしてそう躊躇っているのだろうか、と不思議そうに見遣りながら。)>名取さん
…そう、二人とも魔術は使えない…と。うーん、使えないんだね…これは困ったかな。それと…そうだね。ここでネタバレしちゃえば、私の異能っていうのは早く言ったら魔術を「ぶっ壊す」能力だから。見せようにも見せられないんだよね。どうしよっかな。(折角気合を入れた手前。多少見せびらかしたいようだ。威厳も何もないのは…今に始まったことではない。)…異能の代わりに魔術でも…いや…どーしよ。(大人しく椅子に腰を下ろしながら、肩を竦めた。)
鈴成静佳 > えへへ、お粗末さまでした♪ ……ふぅん、魔術をぶっ壊す、かぁ。確かにそれは魔法使いがいないと見せられないね。いいよいいよ、教えてくれただけでも嬉しいし、気にしないで! 何なら蒼穹ちゃんの異能を見てみるために今から魔術の勉強はじめてみようかな~?
蒼穹 > なら良かった。そうだね。魔法って学び方もいろいろあるし…やってみてもいいんじゃないかな?ええと…私が大分前に使ってたやつでいいならかせるけど。(余計なお世話も甚だしいだろうが、同じ魔術を勉強する人が増えるかもしれない、と嬉しそう。もぞもぞ、とカバンをまさぐれば、やたらと古ぼけた真っ黒な、そして怪しげな「破壊魔法入門」と書かれた本を取り出しながら。…これってドジっ子な彼女に渡して大丈夫なのだろうか、と少々躊躇。出しかけて、そのままカバンに戻すのだった。)
美子 > あ、私もスフレ御馳走様でした!是非また作ってくださいね!(蒼穹にならって慌ててぺこりと頭を下げた)〉鈴成さん
魔術を壊す…ですか。なんだかとても強そうですね。折角の機会だったのに、なんだかもったいなかったです…(少し残念そうな蒼穹の様子を見て、しばし考え込む)。〉蒼穹さん
…ここで会ったのも何かのご縁です。お二人とも異能を教えてくださいましたから、私のものもちょっと披露してみよう…かな(すっと椅子から立ち上がる。大分緊張した面持ちだ)。ただ、この場の流れだと、ホントにちょっとずるい感じになっちゃって気まずいんですけど…。
鈴成さん、少しで構いませんから、何か食材が余っていませんか?牛乳とか砂糖とか、ちょっとしたもので構いません。
鈴成静佳 > おっ、魔術の本貸してくれるんです? ありがとーう!(と言いつつも、焦らすようにバッグから覗いてすぐ仕舞われた本には苦い顔をする。表紙の文字は読めなかったが、装丁などの雰囲気がヤバイ)……うーん、個人的には炎ドカーン!とかよりももう少し便利系の魔術がいいッスねー。透明になるとかー、瞬間移動とかー。>蒼穹さん
……おお、美子ちゃんも異能見せる気になったですね! 食材は流しの横の冷蔵庫にあるから使っていいよー。全部はやめてね!>美子さん
蒼穹 > えぇ、争いの堪えない感じの種族だからね…。強くないと。ねっ。…まぁ、また追々、何処かで見せられるんじゃないかなっ?(ぐ、と親指立てながら、先程とは打って変わって元気そうに振る舞って見せた。)>名取さん
…ごめんね。ちょっと私としてはアレを渡して大丈夫か判断が出来かねないんだ…。(苦い顔が認められたなら、こちらもなんだか申し訳なさそうな表情を浮かべた。)…便利系?ああ、炎のやつなら割と楽に手に入るんじゃないかな?透明になるのは微妙。瞬間移動は…かなり難しいかな。短距離ならまだ望みはあるかも…?(むむ、と頭を捻りつつも、逐一丁寧に答えるのは、やっぱり種族が種族故に、魔法にも割と詳しいのだろうか。)>鈴成さん
…ふむ。それじゃ、名取さんの異能、見せてもらおうかな。(とん、と椅子に腰を落ち着けたなら、何やら異能の準備している様で。なれば、自分はその様をただ見届けるのみ。)
鈴成静佳 > ま、まぁ魔術なんて一朝一夕に覚えられるものじゃないって分かってますしー。フフッ、でも蒼穹ちゃん詳しそうだし、教わればすぐ上達しそう! とりあえず基礎くらいは自分で学んでみるよ~
美子 > はい、ちょっとの材料があれば大丈夫です…(まだ緊張感を隠せないまま、遠慮がちに冷蔵庫の扉を開く)…えっと、バターと卵…あ、お砂糖もか…。あんまりとっちゃうと申し訳ないです。うん、よし…これならなんとか成功する筈です…(数点の材料を手にすると、食器棚から皿を数枚取りだして調理台の上に並べた。卵をコツンと、一つの皿の上で割る。今回は上手く出来た、と思い、緊張がほぐれて少しだけ笑顔になった。バターや砂糖、卵をそれぞれ3枚の皿に分量を計って取り分ける。深呼吸を一つすると、両手を一固めに置いた3つの皿の上にかざした。意識を両手に集中させる)…いきます。(皿の上の材料が淡い黄色に発光し始める。次第に光が収束していくと、皿の上には丸いプレーンのクッキーがそれぞれ3枚ほど載っていた)
鈴成静佳 > お? お? おおー!!(材料が光に包まれてクッキーに化す光景に、おもわず拍手をしてしまう。そしておもむろにクッキーを手に取り食べる)……おお、普通に美味しいっ! なるほど、確かにこれは「ずるい」異能ッスね! でもすごいッス! なんだろう、錬金術? お菓子の? 食べて大丈夫だったよね??
蒼穹 > そっか、なら今度、魔術が見えるの、楽しみにしてるね。(ふふ。と、小さく笑みを溢して。)>鈴成さん
…一体、何があったのかな。…御料理の異能?(目をぱちぱちとさせたらば、現れたそれら、クッキーにさぞ不思議そうな表情。材料を必要としていたのなら、一瞬で御料理をしたのか…それとも。こんな種族でもありながら、知らないことは知らないし、改めて異能は色々あるという事を知った。そして、3人分ちゃんと用意する彼女は…律儀で良い子だな、なんて微笑まし気にもそう思った。)…ああ、それで、これは…頂いてもいいのかな?(足早に食事を始める鈴成を横目に。折角なので、と皿に視線を落として。…成程、確かに彼女からして見れば「ずるい」以外に言いようもないだろう。異能についてのネタばらしを、密かにうきうきしながら、待っていた。)
美子 > ほ、褒められるのは嬉しいですけど、ちょっと料理部的には複雑ですよね… でも、部活で異能を使う気はありません。寧ろ、ちゃんとお料理する方法を学びたいと思っていて…その点、鈴成さんは本当に便利な異能だなと思いました。(クッキーを食べて喜ぶ彼女を見ていると、自然と笑顔が戻ってきた)ええ、美味しかったのなら成功です。食べてもらって大丈夫ですよ。〉鈴成さん
蒼穹さんも遠慮せずにどうぞ。怪しいものではありません。
一応私はこの異能に《仮想錬金》と名前を付けました。質量をそのままに、材料を製作の過程を飛ばして完成形にしてしまうんです。ただ、あんまり立派な能力とは思えなくて…使わなくても生きていけるんですけどね…(表情に若干の影が差す。遠くを見るような目になった)学園都市には来たばかりなのですが、保護者とはちょっと不仲で、異能が発覚した以上はここにいなきゃいけなくなっちゃって。(2人が話を聞いてくれていることを思いだし、表情を急いで取り繕う)あっでも、もしこの異能に変化が起こせるなら、これからなんとか育てていきたいな、というのが現状です。ぐだぐだ言ってしまってすみません…(ここに来てから初めて自分の事情を話せたことで、無償にほっとしていることに気が付いた。脱力してすとんと席につき、自分がたりの恥ずかしさを紛らせるように自分のクッキーを口に運んだ)
蒼穹 > ん、じゃ、頂くね。…それにしても、錬金術みたいなものなんだ。(皿に手を伸ばせば、つまみ上げて、口元へとプレーンクッキーを運んだ。)…へぇ、何やら複雑そうな思いを抱いているみたいだね。…保護者、かぁ…ところで、名取さんって、種族は普通の人間なの?…異能っていうのは、何も幸だけを齎すわけじゃないのは分かるけど。………でも、全部諦めきっていない様なら、良かった、かな。(話を聞くうちに、何やらこちらまでつられて暗い表情になりかけるも、それはほんのわずかなものであって。「何とか育てていきたいな。」とそんな言葉を聞けたのなら、またと元通り、明朗な表情を浮かべて、一足先にクッキーを飲みこんだ。こういう時は、手を差し伸べるべきだろうか。それとも、見守るべきだろうか―――そんな考えを馳せて。仄かに甘い味が口の中に広がった。)
鈴成静佳 > うんうん、ここは趣味の料理部だからね。結果より過程を大事にしなくちゃ。料理ってほんと楽しいんだから! その点ではアタシの異能も若干ズルっこになっちゃうかも知れないけど、電動泡立て器の代わりってことで勘弁ね! フフッ!
それに毎食自炊ってのも面倒だしね……だから美子ちゃんの異能もすごくいいと思うし、羨ましいよ。食ってのは衣食住の1つだし、それを充実させる異能ってのはとっても大事。「使わなくても生きていける」なんて、そんなことはないと思う! アタシも自分の異能を役立つ方向に育てるように勉強してるけど、同じ志を美子ちゃんも持ってるようでアタシ嬉しいよ!(クッキーを頬張ったまま、嬉しそうにぴょんぴょん跳ねる)
美子 > (2人の言葉を聞くたびに、しっかりとその意味を一つ一つかみしめるようにしながら、こくこくと俯きがちに頷く。自分のことを誉めてくれたり認めてくれたりする存在はとても貴重で、嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになり、耳まで真っ赤になりながら顔を上げることが出来ずにいた。そして、蒼穹の質問に答えると同時に、今や大事な存在である二人に告げておかねばならないことがある、と意を決した。)
私は生まれも地球で、普通の人間です。両親は早くに亡くして親戚に育てられましたが…。ただ、異能とは別に少し特殊なものを抱えています。理解してくれる人は殆どいませんでしたが、お二人にはちゃんと知っておいてもらいたいことです…(俯いていた顔を、徐々に徐々に上げていく。この場所で異能が受け入れられるなら、きちんと“彼女”のことも話すべきだと、思ったのだ。)
鈴成静佳 > うんうん、何でも聞いてあげるよ美子ちゃん! でも普通の人間だってのは見れば分か……(口が止まる。この島には普通の人間でない者たちもいることは噂では聞いていたが、実感はなかった。そしてさっきハイテンションのまま聞き流していたが、蒼穹さんも「種族」という言葉を用いていたことを思い出し)……あ、蒼穹ちゃんも人間……だよね? ちなみにアタシは人間だよ。
蒼穹 > …ふーん、生まれも育ちも地球で、普通の人間で…。それでも、異能の他に何か抱えてるって言うんだね。良いよ。生来何でもありな種族だし。この際話してくれたら。…勿論、理解できるかどうかは別問題だけど、さ。(少しずつ見える表情。そこに何やら、決意めいた表情が見えるなら、努めて、かどうかは分からないが。平常通りの、明朗な表情で受け答えして。気さくにも、同じ様なノリで、どうぞ、と。)
皆人間なのかー…。私の種族?あはは、そうだねー…どーしよ。(きょろきょろ。目が泳ぐ。…皆人間なようだし、そうでなかったとしても、自分の種族はかなり浮いていると思うし。それに、下手したらドン引きされかねないと思うと、少々陰鬱な気持ちで。それでも笑いながら、言おうか言おうまいか、躊躇。)
鈴成静佳 > その口ぶり……やっぱり蒼穹ちゃん、人間じゃないんだー。へぇー。ふぅーん……(口に出しておきながら実感はないようで、周りをちょこまかしながら青白い瞳を覗きこんだり、不自然に蒼い髪の匂いを嗅いだりする)……んふふ、でもほとんど人間だね! お菓子を美味しいって言ってくれるし、優しいし。可愛い子の血しか飲まない吸血鬼とか、毛むくじゃらになる人狼とか、そういうのじゃなければアタシは全然大丈夫だよ!
美子 > (二人の様子を伺いながら。もし受け入れて貰えなくても、きっと仕方のないことだ。すっと姿勢を正す)取り敢えず、私の話をします。蒼穹さんは、私の話が終わった後、お話しするかゆっくり考えてください。蒼穹さんがどんな人でも私は気にしないと思います。お菓子も食べてくれましたし…。
私のものもそんなに大袈裟なものではないかもしれませんが、ただ、知っておいて貰わないと面倒なことになりかねますので…。
私の異能は、実はもう一つあります。先程は料理でしたが、もう一つは薬です。薬草などの原材料でさっきと同じことをします。…ただ、“私”には出来ません。私の中にはもう一人、名取理子という人がいます。はい、二重人格なんです私。ただ、記憶は全く共有していない上に入れ替わるきっかけが分からないので、偶然理子の時にお二人にあってしまうと、混乱してしまうかと思いまして…。そのあたりをご理解いただきたいかと…面倒ですみません。
鈴成静佳 > ほえー、二重人格。理子ちゃんかぁ、どんな子なんだろう? フフッ、記憶が一緒じゃないのは確かに不便だねぇ……次会ったときに理子ちゃんだったら忘れずに自己紹介しなくちゃね。でもアレだね、一粒で二度美味しい!ってやつだね! 知らずに理子ちゃんに会ってみるのも面白そうだったなー、なんちゃって!
蒼穹 > あはは、そうだね。…私人間じゃないんだよ…ありゃ、割と簡単にばれちゃった?ちょ、ちょっと…くすぐったいよ。(きょろきょろ、と目で相手を追いながら、最終的には髪の毛に何やら少々不自然な感触。青い髪をふぁさりと一薙ぎすれば。)吸血鬼とかかぁ…そういうの、たまーにいるよね。でも…そう、なら良かった。…掘り下げて聞かないんだね。良かった、よ。(改めて、今日で来た友人に、心中で…ほんのわずかではあれど、感謝した。)>鈴成さん
うん。分かった…後で…そうだね。折角だし、聞いてもらおうかな。私の所在も、ね。(彼女が秘密を語るのであれば。私もたしょう語っても問題はあるまい。)…名取…理子さん、二重人格か。(小さく腕を組んで、怪訝そうに首を傾げる。しかし、先程の事と言い、嘘を吐いているようには見えない。)ああ、…ええと。それはとても、複雑な問題。特に記憶を共有してないのは厄介だね。…いーよ。この際、折角だし、二人ともと仲良くできたら、いいなっ。…把握しとく。理子さん、だね。(これも、努めて明朗に、ぐ、と元気な振る舞いを見せながら、語尾を跳ねた。)…なら、普段は美子さん、とでも呼んだらいいのかな。(要は同性の人が二人。なら…名取さん、ではややこしいかもしれない、と。能天気な邪神様であった。)
美子 > 理子は私よりも大分さばさばしてるみたいです。ただ、こまめに交換日記…というのはおかしいですけど、出来事の記録はとってあるので、私がお二人に会ったことは知っている筈です。「二度美味しい」なんて…そんな風に前向きに捉えられたのは初めてです…(予想以上に前向きな反応に驚きつつも、その様子に安堵する)〉鈴成さん
異能の世界でもあまり私みたいな人はいないでしょうから、驚かれるのは当然です。性格は違っても、理子はとてもいい子なので、もし会った時は仲良くしてあげてくれると私も嬉しいです。(名を呼ばれると少し気恥ずかしそうにしながら)…そうですね、別人のようなものですから、下の名前の方が分かりやすい、でしょうか。〉蒼穹さん
鈴成静佳 > あはは、蒼穹ちゃんが人間だったら、アタシたちに「人間なのか」なんて言ったりしないもん。異能のことは話のタネになるけど、種族はいろいろ難しいからねー。聞いておいてなんだけど、蒼穹ちゃんは人間っぽいから気にしないよ!>蒼穹さん
理子ちゃんがどんな子かは知らないけど、美子ちゃんが理子ちゃんを嫌ってないのなら、きっとアタシたちも仲良く出来ると思うからね。理子ちゃんに会えるときも楽しみに待ってるよ。フフ、アタシは前向きなだけが取り柄だからねー!>美子さん
蒼穹 > えぇ、勿論。これも何かの縁だし…仲良く、させてもらうね。あはは、でしょ。それじゃ、美子さん、って呼ばせてもらおうかな。ああ…それとも、美子ちゃん、の方が良いかな。…なーんてね。(恥ずかしがる様には、何やら嬉々として。何処か悪戯心を含む笑顔で冗談一つ。)>美子ちゃん
そうだね。…一本取られた、かな。目敏いね。(何故かしら負けた様な感触の台詞。けれど表情は楽しそうだった。)あはは、それじゃ、当分私は人間扱いってことかな。(それも悪くないか、と目を伏せた。)>鈴成さん
美子 > み、みみみ美子ちゃ…(慣れない呼び名に再び耳まで真っ赤になった。)な、なんか私のこと面白がってませんか、蒼穹さん?!(頬を赤くしたまま、少しむくれて見せる。)
…でも、今日ここで鈴成さんのスフレと私のクッキーを食べてくれた蒼穹さん、とても人間らしかったですし、凄く強烈な異能を持っていたり、あまり受け入れられてこなかったような種族でも、きっと私も鈴成さんも、驚かない…ような気がします。断言すると、蒼穹さんきっとまたふわっと逃げちゃいそうですから。(にこっ、と微笑んで見せる。人に自分の抱える荷物を話すことはとても勇気がいるのを、美子はよく知っている)
鈴成静佳 > 「人間扱い」……フフッ、蒼穹ちゃんがそれでいいならそうするよ。アタシにはよくわかんないけど、なんか蒼穹ちゃんは「スゲェ奴」って雰囲気がするんだよね~。でもよくわかんないから、人間!(スフレ容器やボウルなどを洗いながら)
蒼穹 > あはは、美子ちゃん、大分照れちゃってるね。ごめんごめん。ごめんってば。今度ジュース奢るから、それで勘弁してよ、ねっ?(照れたり、怒ったりして、表情が豊かに変わる彼女を見る一方、蒼穹のその表情は、やっぱり楽し気で、悪戯に満ちたものだった。両手を合わせながら「勘弁してよ」と紡いで、片目をぱちり。ウインクを一つ、遣った。けれど、呼称を改める気は…無い様子だ。)>美子ちゃん
(或いは片目に捉えるのは、大方御菓子作りの片づけをする少々ドジっ子な彼女と、そして、先程自身の秘密を語った、彼女。なら、己も…。うん、と微笑む彼女に、小さく、しかし深く、頷いた。)…大したことじゃないんだけどね。まぁ、人間と今は変わりないけどー…。(この際だし、言ってしまおうか。多分、鈴成さんの軽いノリといい、同じく秘密をもっている美子ちゃんといい、彼女の言う通り、二人とも驚くことは無いだろうから。)ええと…一応その…破壊神、やってまーす。(自分を指差しながら。突拍子もない事を言うのだった。)
鈴成静佳 > へーっ、蒼穹ちゃんは破壊神だったんだー……はははは破壊神!?(素っ頓狂な声をあげ、洗っていた泡立て器を流しに落とす。この文脈で言ったので、唐突なれどウソではないのだろう)…ひゃー……アレかな、世界を滅ぼしちゃったりする系? でも蒼穹ちゃんすごく大人しくてフレンドリーだし、そんなことはしないよね。うんうん。じゃあやっぱ大丈夫だ!(ひとりで納得して食器洗いに戻る。深く考えない性格なのだ)
ご案内:「料理部」に美子さんが現れました。
蒼穹 > いえーす。破壊神。これでも神様だよー、神様。…ちょっと。大丈夫?!しっかりしてよっ。(能天気にピースサインでもしながら。しかし、またドジっ子要素が見えたなら、あわあわと。)…そだね。一昔前はさ、魔王だなんだって異世界じゃあ有名だったんだけどな。今じゃさっぱりみたいだね。…実際、鈴成さんも私の事知らなかったでしょ。(何だか気だるそうに、昔の事を思い起こしながら溜息を一つ。)
美子 > も、もう…!ジュ、ジュースなんて大丈夫ですよ!!(謝りながらもまだ瞳の奥に残る悪戯っぽい光にむくれてはみたものの、相変わらずひとなつこいコミュニケーションにちょっと楽しくなってきていた。)
なんだ、ハカイシンですか!そうそうあのハカイシン…いえ、えと、ハカイシンとはどのハカイシンでしょうか…?(納得した鈴成と、あっさり魔王という単語を出した蒼穹を交互に見やる)ああ、あ、はかいしんさん、あー…(しばしぼーっとする)いえ、でも、なんだか、私には無縁過ぎる存在というかなんというか…今までの振る舞いを見ても実感がわかないといいますか…蒼穹さんは蒼穹さんでしかない、としか言えませんね、はい(性格上、鈴成のようなコメントは出来ない。だが、実感もわかないし、何も危ない人物には見えないということだけ伝えれば十分と考える)魔王どころか、異能も遠い存在でしたから…引くも何も、という感じですよ?
鈴成静佳 > 異世界とかもこの島に来るまではファンタジーくらいでしか話に聞いたことなかったので……神様だって仏像とかしか知らないし。知らなかったのはゴメンねぇ(無理もない話なので謝る声にもあまり悪気はないが)。いやー神様かぁ、フフフ、神様にスフレ美味しいって言われたのは自慢のネタにできるわね!(洗い終えた食器を布巾で拭い、棚に並べていく)……フフッ、やっぱりこの学園は面白いなぁ。いろんな人がいる!
美子 > 神様自体存在してるなんてここに来るまで考えもしませんでした。
(鈴成の発言を聞き)はっ!ということは、私も神様にクッキーを食べて貰えた…!?鈴成さん、あなた天才ですか!!(瞳をきらきら)
蒼穹 > あはは、そんな事言わずに。オレンジジュースでもコーラでも何でもいいよ。好きなの言って。(くすくすと、笑いながらもさらに冗談を連ねて。明朗で奔放な邪神様のある種の本領発揮であった。)
そう、破壊神…。破壊神っていうのは…そうだねー…。破壊を司る神様。かな。(説明しようが思いつかずに、釈然とせぬ彼女に、頭を捻って出したのはそんな言葉だった。)…そう、だね。うん、私は私。それは変わりない。けれど。…ま、ドン引きされないって言うのなら幸いだよ。(交互に見遣る二人は、多分、変な気は抱かれてもいないのだろう。なら、良かった。ほっと胸を撫で下ろして。)
(和気藹々として自慢しよう、なんて考える彼女等に目配せして。)…あはは、私はもう、神としての力も残ってないけどね。…自慢すればいいんじゃないかな。美味しかったし。(その表情は、少しだけ照れくさそうだった。)
鈴成静佳 > フフフ、アタシも完全に棚からぼた餅ってヤツだけどね~。でも料理部の先輩から言わせてもらえば、手作りで作ったお菓子を食べてもらって褒めてもらえれば一人前って感じね。フフン! 精進しなさいよね!(ない胸を張る)
鈴成静佳 > なるほど、蒼穹ちゃんは神様の力を失っちゃってるんだね。じゃあ、美味しいものをいっぱい食べて力を……つけたらそれはそれでロクでもないことになっちゃったりするのかなぁ? ま、普通に3人仲良くお菓子食べて太ろうか! アハハハ……。
(すでに赤く染まり暗くなり始めた外をみて)……おっと、もうこんな時間かぁ。そろそろタイムセール寄って帰んなくちゃ。蒼穹ちゃん、美子ちゃん、今日はいろいろお話してくれてありがとね!
美子 > じゃ、じゃあお言葉に甘えて、ジュースでも何か…ふふ、神様におごってもらうなんて、変な感じです(本当なら恐れ多いのかもしれないが、蒼穹に対しては今更そのような感情は抱いていなかった。)>蒼穹さん
本当だ…誰かと一緒に過ごすとこんなに時間が過ぎるのが早いのですね…(夕暮れを見て目を細める。その表情はとても充実しきっていた)。
お料理部、誘ってくれてありがとうございます!(鈴成にぺこり)
蒼穹さん、今日はとても楽しかったです。もっともっと色んなお話聞かせてくださいね!(蒼穹にぺこり)
蒼穹 > (ふと気付けば、もうそんなに、暗くなったか。やれやれ、漸く下校時間。膨れたお腹に手を当てれば…今日は晩御飯いらないような…なんて思った。)
残念ながら。…ああでも、これでも。腐っても神様だから…ちょっとくらい、凄い事も出来たりするよ。…太るのは勘弁、だけどね。(ふふん、と胸張りつつ。苦笑い。)>鈴成さん
あはは、神なんて名ばかりで大層なもんじゃないけどね。うん、期待しててよ。今度自販機見かけたらね。(ピースサイン作りながら頷いて。)うん、こちらこそ。また会ったら、御話しようね。(小さく礼を返した。)>美子ちゃん
さぁてと、それじゃ、どーしよっか。御開きには良い時間だけど。…皆はもう、帰っちゃうのかな?私は…どうしよっかな。(はふ、と窓外に向けて一息吐いた。さて、これから何処へ行こうか。そんな事を考えて。)
美子 > 私は学生寮がありますので、そこに帰ります。お風呂にも入らなければいけませんし…(胸元を広げてはたはたと扇ぐ仕草。深い意味はない)。
鈴成静佳 > みんなはどこに住んでるのかな? 今度遊びにも行きたいね! アタシは女子寮だよ!(いくつかある女子寮のうち1つの名前、そこの18号室に住んでることを言う。良ければ美子ちゃんと蒼穹ちゃんの住所も聞き)…うん、女子寮は門限にも厳しいからね。まだ時間はあるけどお買い物しなくちゃ。そしたら、またねー!(夕日にそまる顔をにっこりとほころばせ、手を振って去っていく)
蒼穹 > そう、皆女子寮なのかー…。(今更だが胸が大きい。ことはさておき。女子寮に行けば会えるなら、割といつでも会えそうだ、と。)…私は…そうだね。どうにもヒミツ…というか、不定といったところ。けどまぁ、この後もどこかうろうろしてるかもしれないね。良かったら、また御話してね…って感じで。(同じく、手を振ってさって言った彼女の後ろで、自身も小さく手を振れば、料理部を後にした。)
ご案内:「料理部」から蒼穹さんが去りました。
美子 > 一人部屋なので、よければお二人とも遊びに来てください(メモとペンを取り出し、その場でさらさらと女子寮の部屋番を書き、二人に手渡した。メモには棟の名前と、35号室であることが記されている。)
今日は楽しかったです。また一緒に、おやつを食べましょう!(丁寧なお辞儀を一つ、家庭科室を出た。)
ご案内:「料理部」から美子さんが去りました。
ご案内:「料理部」から鈴成静佳さんが去りました。