2015/06/04 のログ
ご案内:「音楽系部室」に和泉 兼次さんが現れました。
和泉 兼次 > がちゃっと扉が開け、中を見渡す男子生徒。
誰もいないのを確認すると、こっそり入ってくる。

「お邪魔します、っと。」
すー、と深呼吸。
「この感じ、久しぶりだなぁ…。」

和泉 兼次 > ピアノの椅子に堂々と腰掛け、ぽーん、と音を鳴らす。
それから、練習に使った音を適当に鳴らしていく。

お世辞にも上手いとはいえない。
が、それに合わせて少し歌ってみる。
…有線で流れるような、ポピュラーなポップスだ。

ご案内:「音楽系部室」に倉来 灯さんが現れました。
倉来 灯 > ノックもせずに扉を開く。
さて、今日も練習を……と思っていたら、まさかの先客。

歌、上手いし。
思わず、聞き惚れてしまう。

和泉 兼次 > 扉を開いた音で、ふいっと止まる。
ゆっくりと振り返った。
「…あ。部活動の方です?」

すみません、勝手に。と少しだけ笑みを浮かべる。

倉来 灯 > 「あ、邪魔しちゃった?」
だったら悪い事したなぁと思ったのが顔に出る。

「うん、部活動。
 だけど今日は自主練かな。他の人が来るかどうかはわからないよ」
だから気にしないで と続けながら、奥にあるドラムセットを用意していく。

和泉 兼次 > いやいや、と笑みを浮かべた。
「俺、帰宅部だから。…ちょっと久々に歌いたくなっただけ。」
邪魔したのはこっちだよ、と続けた。

「…君は…えーっと、ドラマー?」
動かすなら手伝おうか?という意思を見せる。

倉来 灯 > 「久々って言う割にはすごい上手かったけど、何かやってたりしたの?」
準備を進めていく。

「はじめたのは、最近だから まだまだヘタっぴだけどね。
 少しでも練習しておかないと」
手伝う素振りを見せてくれるのなら、少し重いものをお願いするだろう。
もっとも、そんなに距離やらはないのだけれど。

和泉 兼次 > 「…前の学校は部活してたからね。」
力はあるようで、きちんと指定の位置に移動してくれる。

「へぇ。そうか。…見学していってもいいかな?」
言うだけ言って、空いているピアノの椅子を陣取る。
なかなか努力家なのかもしれないな、と穏やかな笑みで見つつ。

倉来 灯 > 「こっちでも部活は沢山あるよ?
 ……ほんっとうに沢山」
名簿に載りきらないんじゃないかな なんて笑う。

「ありがとう、それ重いから助かっちゃった」
笑いながら礼を述べて、色々と確認。
よし、と呟いてから。
「見学してくれるのはうれしいけど、本当にヘタだからね?」

和泉 兼次 > 「知ってる。…その、ちょっと踏ん切りがつかないだけだから。」
笑みからちょっと寂しそうなものが伺える。かもしれない。

「どういたしまして。あ、俺。和泉 兼次。2年。」
下手だといわれても気にしない様子。
少し、楽しそうな視線を送っている。

倉来 灯 > 「そっか」
ちょっと寂しそうな様子をみると、そうとだけコメントを返す。

「倉来 灯。私も2年よ」
軽くリズムをとってから、ドラムを叩き始める。
少し叩いて譜面を見て を何回も繰り返す。

一応の形にはなっているが、色々とまだまだの腕前。

和泉 兼次 > 「倉来さんか。よろしく。」
察しがいいというべきか。
顔に出てたかな、と思わずピアノに薄く映る自分の顔を見てしまう。

ドラムの練習が始まると、それを黙って眺めている。
特に邪魔するつもりもない様子だが。

倉来 灯 > 「こっちこそよろしくね。
 そのピアノ、音が綺麗でしょー。誰も調律してる様子を見た事ないらしいよ」
ピアノに向けた視線を勘違い。

練習は続く。
割と失敗しているようで あんまり先には進んでいない。

和泉 兼次 > 「…へぇ、そうなのか。」
さっき鳴らしたときも確かに問題なさそうだった。
「生徒が帰った後か、授業の合間にでもやってるのかな。」
それはそれで興味深そうにはしている。

うん?と様子を見ながら、立ち上がって近寄る。
邪魔にならない位置からスコアをじっと見る。

倉来 灯 > 「先生達も、特に知らないって言ってたのよね。
 不思議でしょ?」
異能とか魔法ってオチなのかもしれないけど なんて笑う。

覗き込んだスコアは……なんか、やたらと忙しい譜面が踊っている。

和泉 兼次 > 「…確かに。そういうモノもあるかもしれないね。」
実にくだらない異能だってあるのだから、
楽器の調律なんてのがあってもおかしくはない、とは思う。

「…ふぅん、軽音楽の譜面、か。」
興味深そうにしている。

倉来 灯 > 「だとしても、誰がやってるのかって謎は残ってるんだけどね。
 ピアノ使う人は普通に便利がってるみたい」
実害が無いので放っておかれる謎。

「あはは、アタイがもっと上手かったら叩いてみる? とか言えるんだけどね」
苦笑しながらも練習は続く。
「あー ゲームみたいにgreat!とか出てきたら楽なのに!!」

和泉 兼次 > 「この学校なら七不思議じゃ済まないくらいありそうだね、そういうのは。」
はは、と短く笑った。その内暴かれるのではなかろうか。

「ゲームはゲームで難しいと思うけれど…。」
そうだなぁ、と考える。
「…俺はあんまり器楽得意じゃないけれど、やっぱり慣れなんだろうね。
あとは、流れ、かな?」

倉来 灯 > 「オカ研とかなら、そういうの纏めてそうだよね。増えたり減ったりしてる七不思議」
つられて笑う。

「譜面どおりに叩けているかっていうのがすぐわかるとどこが間違ってるのかわかりやすいじゃない。
 メロディーの流れる楽器じゃないしね」
んー と少し思案して。
「慣れと流れかぁ……やっぱ回数こなすしかないなぁ。
 後で曲を聴きなおして覚えなきゃ」

和泉 兼次 > 「オカルト研究会、かな? あるんだね、そういうのも。」
むしろ、やっぱり、と言ったところだろう。

「なるほど。そういう考え方もあるのか。
…君は、楽譜を見るのはあまり得意じゃない、かな?」
最初は難しいよね、と続ける。
「多分だけど。ドラムに限らず歌なんかでも、流れに合わせて音を鳴らせると上手くいく、というのはあると思うかな。」

倉来 灯 > 「部になってないから、活動そのものが目立ってないんじゃないかな。
 ……生徒に幽霊だのいるから、肩身が狭いのかもしれないけど」
苦笑した。

「ドラムやりはじめて、まだ半年くらいなのよ……楽譜だってなんとなくでしか読めないわ」
実は手探り状態。
「通してやってみるかな……アドバイスありがと」

和泉 兼次 > 「オカルトがオカルトじゃなくなってしまったからね。」
肩身が狭い、というか…むしろ何の活動をしているのやら。

「なるほど。」
それは苦労するわけだ。
「俺もあんまり器楽得意じゃなかったけどね。
畑は違うけど、音楽は音楽だったから。」

倉来 灯 > 「超常ゴシップ誌を作ってるだけだったりして」
発表って考えると、それくらいが限界かもしれない。

「割とメンバー新しいから経験者が少ないのよね……アドバイスは正直、すごい助かるかも」
笑ってから、ジャーン! と音を鳴らして。
「今日の自主練おしまい!
 良かったら、またアドバイスとかしてもらっていいかな?」

和泉 兼次 > 「壁新聞とか無いのかな、この学校。」
以前の学校にはあった、気がする。
真面目に見た覚えが少ないけれど。

「新設の部活動? ちょっと意外かな。」
軽音楽くらいは結構ありそうなものだが。
もしかしたら個人活動がメインなのかもしれない。
「…もしここで会ったら、でよければ。
俺はドラマーじゃないけれどね。」

倉来 灯 > 「新聞部とかのが幅を利かせてそうだけどね」
貼ったところで見てくるかは別問題。

「……たまたま、そういう世代なのかも」
少し苦笑いになったかもしれない。
「うん、それで大丈夫よ。
 アドバイスくれるのはすごいありがたいから、頼っちゃう」
冗談めかして、片付けを開始する。

和泉 兼次 > 「それはまぁ、仕方が無い。」
とはいえ、活動を知ってもらわないと部員も集らないだろう。

「そうかもしれないね。」
人がいなければ廃部なのだろうし。と考えた。
ついでに片付けも手伝う。
「じゃあ、また気が向いたときにでも、来るよ。
他の部員さんの顔も見てみたいしね。」

倉来 灯 > 「ヴォーカルの人に歌いかたとかのアドバイスならもっと得意そうね。
 うん、会えるのを待ってるわ♪」
少しだけ声が弾む。

片づけが済む頃に。
「アタイはそろそろ帰るけど……和泉君はどうする?」

和泉 兼次 > 「あぁ、そうだね。そういう事ならもう少し得意かも。」
対照的に、穏やかなままの声で。

「いや、俺も帰るよ。思ったより長居しちゃったしね。」
ぱたん、とピアノも閉じる。
またブラウニーが気を利かせて見に来るのだろう。

倉来 灯 > 「それじゃあ、途中まで一緒にいこう♪」
そう言って、部屋から出て行く

ご案内:「音楽系部室」から倉来 灯さんが去りました。
和泉 兼次 > 「あぁ、また。」
こくりと頷いて答えとした。

…さて。
「……帰るか。」
そう呟くと、部室の電気を落す。

ご案内:「音楽系部室」から和泉 兼次さんが去りました。