2015/08/23 のログ
片翼・茜 > 「……カハァー。」走り去った女生徒の背中を見ながら、ため息のように、息を吐き、立ち上がる。また嫌われてしまったな。トラウマになってないといいが。
「お前たちは……。」と残った生徒たちに向き直る。ちゃんと片付けてから帰るように。事前に申請しておけば、宴会をしていようと私に邪魔されないで済む、次からやっておくように。」そう伝えると、踵を返して部室を出る。
夜間の見回りの辛いところだ、こうやって部活動に精を出す生徒たちに水を差し、邪魔して周る。熱中するあまり時間を忘れてしまう気持ちがわかるだけ、余計だった。

片翼・茜 > 「……カハァー。」廊下を歩きながら、またため息めいた息。
別に自分は生徒に好かれるために教師になったのではない、自分が存在した証を、教えの中に残すためだ。
その目的のためなら、今の行動は正しいはずなのだが。
「堪えるなぁ……。」小さく呟く。

片翼・茜 > 僅かに肩を落とした様子で、巡回を続けるために、廊下の奥へと消えていった。
ご案内:「廊下」から片翼・茜さんが去りました。