2015/09/25 のログ
ご案内:「部室棟/料理部キッチン」にラスタチカさんが現れました。
■ラスタチカ > (夕方が近いのか、赤みを帯びた日差しが入る。
辺りに漂うのは、タルト生地を焼くバターの香りと、ことことと煮詰められているりんごの香りだ。)
「早生のりんごだから、さっぱり食べた方がいいかなあ…」
(背丈が若干小さめの生徒が一人、時折、オーブンの様子を確認しながら、コンロの前に立っている。
鍋に掛けられているのは、りんごのジャムだ。)
■ラスタチカ > (味見とつまみ食いを兼ねて、クラッカーで鍋の中身をすくい取る。)
「うん、シャリシャリ感とフレッシュな風味が、アッサリ味で引き立てられる~」
(一口食べて、幸せそうに頬を緩めた。)
「スパイスを入れた方が本格的なんだけどなあ…」
(それはそれであっさりとまとまっている所にはちょっと重たい気もして、うーん、と唸る)
■ラスタチカ > (オーブンを覗き込み、焼き色を確認。
焦げムラが出てきたので、ミトンを嵌めると一度、オーブンを開く。
天板の向きを替え、位置を整えると、再びオーブンの扉を閉じる。
オーブン内の温度を下げぬよう、手早くやる必要があるため集中力が必要だ。)
「温度は少し上げて、コゲ色を付けてっと…。
って、ああ、ジャムがコゲるっ!」
(再び鍋の前に戻ると、木べらで鍋の中身をコゲぬようにそっと撹拌する)
■ラスタチカ > (鍋の火を止める。散々迷ったが、結局、素材以外の香りづけはしないことにした。
りんごの品種的には味があっさりめのため、さっぱりと食べることに重点を置いた模様。
煮沸消毒を済ませた瓶に、まだ湯気をたてるジャムを詰めていく)
「っと、こっちも出来たかな。」
(瓶の蓋を閉めていると、オーブンの音が響いた。
ミトンを嵌めた手で天板を引き出すと、香ばしい香りと焼き色のついたアップルタルトが姿を表した!)
「うん、焼き色もばっちりだ。」
(出来上がりに満面の笑みを浮かべると、まだ熱いケーキの粗熱を取るべくバットへ移し)
■ラスタチカ > (瓶詰めを終えたジャムは、数分の煮沸を加えて消毒を施す。
粗熱がとれたタルトに包丁を入れると、さくりと軽い音と共に生地に切れ目が付く。)
「~♪」
(等間隔に切り分けたものを一つ、自分用に包む。
残りはジャムと共に冷蔵庫へ。
「アップルタルトとジャムあります、試食はご自由に」
と冷蔵庫に張り紙を貼ると、今度は後片付けの作業に入って)
ご案内:「部室棟/料理部キッチン」からラスタチカさんが去りました。