2016/05/13 のログ
真乃 真 > 「せめてあと二年早く声をかけてくれてたら考えたんだけどな…。」

残念そうに首を振る。
二年前ということはこの男子生徒は三年生かもしれない。違うかもしれない。

「いや、気にしなくていいよ陽実さん。こんなの助けた内にも入らないさ!そして君!」

関西弁の方を指さして言う。

「僕と陽実さんは入らないけど興味がありそうな人がいないかちょっと周りの人に聞いてみるよ!
 言い相方が見つかるといいね!それじゃあ!」

そう言い残して手を振ると何かの箱を載せた台車を押して男は去っていったのだった。

ご案内:「部室棟」から真乃 真さんが去りました。
陽実 凛 > 『ほな、またやで。真はんありがとなー。
ま、しゃあないからうちは部活に行くな。けどな陽実さん。
編入生って事はしばらく人数に困ってそうな人らの勧誘はあると思ってた方がええで。』

真乃さんを一緒に見送っていた関西弁の子からそんな言葉を貰って。

「えと、気をつけます。ありがとう。」

ぎこちなく微笑んで、手を振ってまた明日、と別れて。

「部活動、帰宅部じゃだめでしょーか。」

そもそも私は部活する許可出るのでしょうか、と嵌めてる皮手袋を見て、溜息をつき廊下を歩き出して、職員室へと向かうのでした。

ご案内:「部室棟」から陽実 凛さんが去りました。