2016/06/23 のログ
ご案内:「美術部室」に石蒜さんが現れました。
■石蒜 > 放課後、というにはいささか遅い時間。無人の美術部部室に、ドアが開く音。
そっと顔を出して中に誰も居ないことを確認する。もちろん石蒜は美術部所属ではないので部室の鍵を持っているわけがない。
最後に出た者が鍵をかけ忘れたようだ。それに部室棟を探検中の石蒜が偶然気付いた。
無人なのがわかれば、これ幸いと中に入って興味深そうに中を見て回っている。
今にも動き出しそうな石膏像や、写真のような写実的な絵、わけのわからない抽象的な絵もある。
■石蒜 > カンバスに絵の具を叩きつけただけのような変な絵を見て首をひねる。
つけられた札を見るに、何かの賞を取ったらしい。どうしてだろう。
「これぐらいなら石蒜でも出来るのに。」
芸術への素養がない石蒜にはさっぱり理解できない。
理解できないと面白くない。変な臭いもするし、つまらない部屋だと早々に見切りをつけて、扉を開けっ放しで出て行った。
ご案内:「美術部室」から石蒜さんが去りました。
ご案内:「部室棟更衣室」に九陽度さんが現れました。
■九陽度 > こちらキューピッド、No.番外。なんだか多数の青春を謳歌している建物に侵入した。
夕方の部活動の時間に部外者が侵入しやがりました。
私服で通う生徒も多かった為まだ呼び止められず。
建物の中を余りわかってないまま探索してました。
今いる場所は女子更衣室。そう、ここは女子更衣室なんです。
男子生徒の妄想の的のロッカーが並んでいます。
幸いにして今は誰もいないようですけど怖い人に見つかったら大変な事にも気付いてないですね。
■九陽度 > 「ここは何なのかなー。甘酸っぱい香りもするんだよねー。」
がちゃがちゃ。ロッカーに手をかける。
開かない。
開かないと無性に開けたくなるサガ。
右見てー。
左見てー。
入り口見てなーい。
髪の毛一本抜いてみてー、神聖っぽい光だして髪の毛を強化。
鍵穴っぽい所に入れてがちゃがちゃ。
この駄天使、神聖系魔法をピッキングに使いはじめやがりましたよ?
■九陽度 > がちゃがちゃ。がちゃがちゃ。抜いた髪の毛の形を調整してー。
「ありー?開かないなー。結構複雑なのかねー。」
そんじゃもう一本髪の毛プチり。
もっぺん光出してー。二本目の髪の毛入れてー。
がちゃがちゃ、かちり。
「お?」
鍵、開けました。
■九陽度 > 「おぉっとご開帳ー。」
中身は女子用制服と荷物でした。
あれ?サイズ割と合ってますね?
流刑されてから綺麗にはしていても着替えはありませんね?
それにここの通貨も持ってませんね?
右見てー。左見てー。入り口見た。
「困ってるけど盗人するのも罰が悪いんだよねー。代金代わりのもの置いていきたいけどー。」