2017/01/18 のログ
ご案内:「発明部」に高菜結衣さんが現れました。
高菜結衣 > (夕刻の部室棟、その片隅にある発明部という部室の前に少女が歩いてきて、足を止める。 ドアには「よろず修理受付〼」と書かれた張り紙が貼ってある。 ポケットから鍵を取り出すと、鍵を開けてドアを開く。 中にはいろんな機械やら何やらが所狭しと置いてあり……黒板には「部長へ、修理お願いします」と書き置きが遺してある。 どうやら、今日の部活動は終わったようで、部長(仮)と表示札のある奥の机には依頼された故障した機械その他が幾つか置いてある)

今日は面白そうなもの何かあるかなあ……

(おもちゃを見つけた子供のようにぱあっと笑顔になり、ルンルン気分で机に向かう。 入ってきたのを見計らったかのように机の上に置いてある「全自動コーヒー淹れ機」が唸りを上げてコーヒー豆を挽き始め、セットしてあるマグカップにドリップしていく……コーヒーのいい匂いが機械油の匂いの部室に漂い始め…そして、椅子に座ったところでアームが伸びて目の前に淹れたてのコーヒーが置かれる。 全自動コーヒー淹れ機はコーヒーかすを片付けてゴミ箱に落とす作業に移行している…。 置かれたマグカップを手に取り、一口コーヒーを啜ると、一番上に置いてある壊れた懐中時計を取り出し、右目を閉じ、懐中電灯をじーっと見つめ始める)

高菜結衣 > (しばらくじーっと見つめてから、右目を開き、引き出しに入っていた工具ボックスを取り出して精密ドライバーとピンセットで懐中時計を解体し始める。構造が解ってるかのように寸分の躊躇もなく手早くパーツごとに分解すると、故障の原因である欠けたギアをピンセットを使い机の上に置いてある皿に置いてから、再び右目を閉じ、じーっと見つめ……。少し後に右目を開くと、立ち上がり、部品棚に向かい、多種多様に置いてある部品の中から互換性のあるギアを探し始める)

ええと、あのギアは前何かのときに作ったんですよぅ

(そんな独り言を言いながらゴソゴソと部品の入ったチャック付きのビニールをあれこれ探し……お目当てのギアの入った袋をを取り出すと、袋を開けて1個だけ取り出すと、もとに戻し、机に戻るとお目当てのギアを用いて、再び懐中時計を組み立てていく。 組み立てる際、机の上にあったパーツクリーナーを使ってすべての部品をキレイに磨き上げながら組み立てていく。 落としたときにできたであろう外装の傷も紙やすりで鏡面仕上していく…。 組み立ててる当人は楽しそうに鼻歌を歌いながら組み立てている。 組み上がると机の上に置いてある「全自動補正時計」を見ながらリューズを引き出してから回して時間をあわせ始める。 そしてリューズを押し込みぜんまいを巻き上げると、カチッカチッと時計の動く音が静かな部室に響き渡る)

よかったぁ、これでまた使えますねっ!

(懐中時計に語りかけるように懐中時計を目線に合わせるとニコッと笑い、紙袋に入れる。 修理依頼票に部品代を記入すると紙袋に貼り付け、机の下に置いてあった、お盆を持った車輪付きのからくりのようなものに載せると、からくりはくるっと向きを変え、部室を出て行く……十数分後には依頼人のもとに届くであろう。そしてそれを見届けてから……)

飽きました、でも今日やらないとまた明日も増える予感なんですよぅ

(そんなことを言いながら、次の依頼表を取り出し、それに貼ってあるゲーム機を手に取る。 依頼表には「水没」と書かれているが、それを見ずに再び右目を閉じ、ゲーム機を見つめている……)

高菜結衣 > (左目で見ていると中の状態も手に取るようにわかり……。 そのまま右目を開くと片っ端から分解して、水滴の残ってるところを丁寧に乾燥している布で拭ってから、立ち上がり、部品取り用に保管している棚から壊れてるものを買ってきた同じゲーム機を持ってくると、椅子に戻り無事なパーツを組み合わせて、一気に組み上げる……。そして、机の引き出しにおいてあった、自分用のゲーム機のソフトをセットして、電源を入れると、普通に動き……そのままゲームで遊び始めてしまう………)
高菜結衣 > (ひとしきりゲームを楽しんでいたら、日も暮れだしていた……慌ててソフトを取り出して紙袋に入れると、修理依頼票に、部品代なしと記入してから机に置くと、冷めきっていたコーヒーを飲み干して脇に置く。 全自動コーヒー入れ機のアームが伸びると、隣りにある全自動カップ洗い機にセットし洗浄が始まる。そんな様子を尻目に、立ち上がると、軽く背伸びをする)


明日続きしないと……あ、でもみんなやってくれるかなぁ……

(そんなことを呟きながら、立ち上がり、外へ出ていき、…‥からくりはすれ違いで部室に入り…‥鍵を締めてから寮へと帰っていくだろう…)

ご案内:「発明部」から高菜結衣さんが去りました。