2015/07/28 のログ
ご案内:「図書館」に相模原孝也さんが現れました。
■相模原孝也 > 今日も朝から宿題宿題。終わらせないことには課題が追加で増えることが目に見えていたので、図書館に訪れて宿題をこなしにきたのだけれど。
「あ。
…またなんか変な声が。」
図書館に一歩踏み込んだところで、片耳を抑える。
トンネルに入るときの、耳がきぃんとなる感覚。それと一緒に何かがどこかから、呼びかける声のような何かが聞こえたのだ。
■相模原孝也 > この現象、あるいは体調の不良のようなものが起きるようになったのは、海で魔力診断っぽいのを受けた時からだ。
別に体に害はないのだけど、原因不明、正体不明、後ちょっとうざいのが問題で。
こうして音が聞こえるたびに、その源を探すことにしている。原因がわかったら、とりあえずワンパン入れないと気がすまない。
図書館の入り口で足を止めて、意識を集中する。
すると、ぼんやりと声がのような何かが呼んでくる方向がわかる…というのは、約10回ほどの試行で判明した。……北から聞こえたかと思って移動してたら、実は東北東のほうからだった、という曖昧さかつ、最終的にどこから声がしているのかわからないという有り様だったけど。
「こっちか…?」
大雑把に方向にアタリをつければ、図書館の中を歩き出す。歩く先は、普段は行くことのない方面……縁のなかった、魔法方面に関して書かれた書籍をまとめている、別棟の方だった。
■相模原孝也 > 気分は、半分宝探しだった。歩いているうちに、別棟につながる通路から聞こえてくるかと思って通路を歩いていたら、背後から聞こえる気がしたり。
あれ、じゃあもしかして、通路近くの勉強用スペースの方か?と一度戻ってみたら、通路の方じゃなくて、別棟側の壁の向こうから聞こえる気がしたり。
「…やっぱ別棟の方?」
行ったり来たりと、不審な動きを繰り返していたけど、結局のところ、別棟の方へと呼ばれている、気がする。
……傍から見るとキグルイの行動だと自分で認識すれば、少しブルーな気分になり、やはりコレはワンパンモノだと心に決めて…改めて、別棟に続く通路を通って、別棟の方へと向かっていく。
■相模原孝也 > 通路を抜けて、別棟へと入る。
魔法に関する書物が置かれている、ということで、古い紙の匂いデモするのではないかと思っていたが、そうでもない。
どうやら、管理にはだいぶ気を使っているようで、採光窓から入る光と、ところどころに設置された蛍光灯くらいしか明かりがなくて、どこか薄暗かった。
「クーラーは…ドライかな、これ。」
冷えて入るが、どこか乾いた空気にそうつぶやくが、しかし、クーラーとは限らないなと思い直す。なにせ魔法のある世界だ。島に来る前に居た地域では珍しかったが、この島ではむしろありふれてるだろう。
「っと、どっちの方だ…?」
考え事をしていたせいか、呼び声が弱まったのに気づいて、慌てて別棟入り口で目を閉じて、声に集中する。
理由はわからないが、声以外のことを考えると、声が小さくなるのがどうにも問題だ。
しばらくの間集中した後、再び歩き出す。書架の間を抜けて、時折足を止めては集中してと、だんだんと奥の方へと、あみだくじのように歩いて行く。
■相模原孝也 > スムーズに移動したかと思えば、呼び声の聞こえる方向が変わった気がして、道を戻ったり。
声のする方へ向かっていたと思ってたら、何故か元きた道へ戻っていたり。
か細い呼び声に意識を集中させながらの、そんなことの繰り返しは、正直精神に来る。
とはいえ、広い図書館であっても、空間の限界というものはある。すべてを探索し尽くす必要がなければ、一方向に向かって歩いていれば(ソレが途中蛇行やうねったりする道行であろうとも!)そのうち、壁にたどり着くのだ。
そう、辿り着いた先は、何もない壁だった。
「………。」
無言で壁をべちべちと叩く。……別に何も起きない。
■相模原孝也 > 「………。」
げしっと壁を蹴ってみた。………別に何も起きない。
「これは、つまり。もしかして、なんだが……
呼びかけてきたのは図書館の外からなのか…?」
首をかしげる。だが、すでに呼び声は消えてしまっていた。
少年の独白に、応えるものは何もない……。
「……み、見つけ出したら、ぜってーワンパンいれる…!」
固く拳を握りしめ、怒りをあらわにしながら決意を言葉にする。
……ちなみに少年は知らないことだが、その壁は禁書庫への入り口の一つである。許可のない少年が、入れるはずもないのだけど。
「ったく、あーもー、無駄に時間だけくったじゃねーか。宿題やろ、宿題。」
あーあーとうざったい声をあげながら、踵を返して歩き出す。別棟じゃ薄暗くて勉強しづらいし、本棟に戻って勉強スペースにでも滑り込もうと、まっすぐ本棟に向かって歩き出した。
■相模原孝也 > その後はまあ、当然のごとく、勉強用に用意されたテーブルについて、宿題を始末にかかる。
ただし、イラっときているせいか、かなりペースは落ちていたけど。
「寮より資料探し楽だけどさあ…。」
こんな肩透かしがあると、オレ、宿題やりたくなくなっちまうよ……。
小声でぼやきながら、昼飯時までは宿題を進めていくのであった。
ご案内:「図書館」から相模原孝也さんが去りました。
ご案内:「図書館」にやなぎさんが現れました。
■やなぎ > (首にまかれたスカーフを、とろうかとるまいかと引っ張りながら、青年が図書館へと現れた。
生徒でも正式な教師でもないのだが、とある教師の補佐としてきたためにここへは簡単にはいることができた。
クーラーがきいていればどこでもよかったのだが。
「あつうぃ…」
(結局スカーフをとることなく、てきとうな本をとって席についた。
■やなぎ > (この島に来ていらい、学生地区へ入るのは初めてだった。
夏休み(?)もあってか、図書館は少々賑わっている。
見もしない本を広げてぼけーっとする。
最近は涼しい場所にはいってはこうだ。
■やなぎ > (教師をするってどんな感じなのだろうか。
いつかどこかで軍隊について教えている引率者のことを思いつつ、ちょっと楽しそうだな、と呟いた。
その教師ととある夜にあった出来事は何も考えない。それが自分にとっての日常だったからだ。
あらためて開いた本を見てみると、そこには軍隊についてのことが書かれていた。
■やなぎ > (軍については、実際に軍隊にいたのだから基本はしっかり勉強したハズだが、こうして再確認するのも良いだろう。
そのまままったりと読みふけることだろう。
頭にはほぼ入ってないのだが…
ご案内:「図書館」からやなぎさんが去りました。