2015/09/09 のログ
ご案内:「図書館」に蓋盛 椎月さんが現れました。
蓋盛 椎月 > 図書館の一角のソファ。

「…………」
休日の蓋盛が、そこにかなり悪い姿勢で腰掛けて『火の鳥』を読んでいた。
古典の名作にカテゴライズされるものは、漫画であっても図書館ではよく見かける。
この漫画も定番中の定番だった。

「確かに安上がりにだらだら過ごすにはうってつけかもしれない……」
そんなことを呟きながら単行本のページを捲る。
ひと目が少ないのをいいことに、だんだん寝っ転がるような悪すぎる姿勢へと遷移しつつあった。
リラックスにも限度がある。