2016/08/02 のログ
龍宮 鋼 > 地球パンチ。

(とても簡素で且つ分かりにくい説明。
 詳しく話すつもりは無いようだ。
 彼女の持っていた本のうち、自身と関係深い単語の書かれたそれを目だけで見る。)

そりゃあありがたいね。
ついでにその錘を付けとかねーとフワフワ浮いてどっかに飛んでいっちまいそうな口を丈夫な糸でしっかりと縫いとめといてもらえるともっとありがたいんだがな。

(ほんの僅かに怒りを含んだ声。
 やや声量の大きい声で、周囲に居る何人かがこちらを見るだろう。)

――自分の魔力特性っつーのはどうやって調べりゃいいんだ。

(かと思えば、目当ての店の場所を聞くような軽さで彼女に質問を飛ばす。)

メグミ >  
「分からない事が分かりました。」

 話す気がないのならば追わず。
 とは言え、それだけでも彼女の活動を追えば何かしらを掴むかもしれない。

「……貴方がそれを嫌う事を忘れていた私も私ですが、
 図書館ではお静かに、ですよ。」
 
 認めつつも暢気に流す。
 あまり事を荒立て、目立たせぬ様に暢気に受け流し、

「そうですねえ。手っ取り早いのは教師や研究者、あるいは専門家を頼る事でしょう。
 異能と同等に研究が行われているものでもありますから、門戸を叩けば調べてはくれる事でしょう。
 ……私も召喚士の端くれ。見極める事には優れていますが。」

 術師としての自負はある。
 故に名乗るだけはさらりと名乗り挙げるだけ挙げておく。

「いずれにせよ、真っ当にやれば相当の知識の要る話になります。
 貴方のルーツは何処にあるのか。相性の良い魔術系統は五行か元素か神話伝承か、あるいは土着呪術か。
 貴方の好むものはどのような属性を持ち、好んでいる属性はあるのか。
 それの影響をどの程度受けているのか。それによって根源・本質からどれ程変容しているか――

 ――誰かに頼る。大金をはたいて調べる事の出来る道具を購入し使う。それらが手っ取り早いでしょう。
 ああ……地球パンチがどのようなものかは知りませんが、
 それが土属性に因るものならば、貴方の属性は土に寄っているかもしれません。
 使えば使う程染まる場合もあります。適当な推察ではありますが。」

龍宮 鋼 > 喰らって見るか。
嫌って程わかるぞ。

(に、と笑いながら不穏極まりないセリフ。
 最も本気で言っている訳ではないが、お望みとあれば披露する事も吝かではなかったりする。)

はいはい、分かりましたよ風紀委員サマ。

(お小言は適当に流しておく。
 一応図書館と言う事で、声は抑えたつもりだったのだ。
 しかしそのワードにはどうしても過剰に反応してしまう。
 言いかけだったとしても、だ。)

話長ェ。
つまりなんだ、お前に頼みゃ見てくれんのか。
金ならあるぞ。

(彼女が話し出してそうそうにスルーして本を読み始めた。
 話し終われば一言で切って捨て、彼女がわかるというのであれば彼女に頼もうと思ってそう言葉に出す。
 幸い蓄えはそれなりにある。)

メグミ > 「お手柔らかに――
 ――ええまぁ。直感や異能で読み取らないのならば話が長くなるようなものです。」

 受けてみるか、と云われれば曖昧に笑って誤魔化した後に言及を続ける。
 実際に受ければ早い話でもあるのも確かだが、流石に一旦誤魔化す。

「……構いませんが、私は風紀委員ですよ。
 多めに見積もって半日程の作業時間と昼食の一つでも頂ければ構いませんが、
 風紀委員に貴方の魔力特性が知る所になります。
 それを承知でしたら、生徒に応えるのも先輩の務めですからお手伝いは致します。」
 

龍宮 鋼 > 冗談だよバーカ。
生身の人間に撃つほど頭すっ飛んでねぇや。

(本を机に置いて椅子にふんぞり返り、ヒラヒラと手を振る。
 そのままの体勢でポケットから硬貨を取り出し、手で弄ぶ。)

別に構やしねぇけどな。
なんか知られて問題でもあんのか。

(言いながら軽く握った手の親指にコインを乗せる。
 そのまま軽く地面を脚で叩けば、軽い金属音と共にコインが宙を舞った。
 自身は親指を動かしていないし、勿論腕も制止させたままだ。
 地球パンチ――軽い地撃拳である。
 硬貨は天井近くまで跳ね上がり、落ちてきたそれをキャッチ。)

メグミ >  
「ええ、まともなのは話していれば分かります。
 ……って、そうでした。療養期間の影響でダブっていたんでした。
 学年上は同い年ですか。」

 思い出したと言わんばかりに ぽふ、と、手を打つ。
 硬貨で遊ぶ手を認めれば、不思議そうに視線を注ぐか。

 続いて起こる震動。先の"魔術"であるならば――

「ふむ。これがそうですか。一見では何とも言えませんが、地球パンチが嘘でなければ……」

 思案を始めかけて、止める。
 会話中で、話を持ち掛けられている。没頭する訳にも行かない。

「……知れば、貴方の魔力特性を判断材料に入れて対策を打てます。
 ――魔術師からすれば、とても有益な情報足りえるでしょう。風紀委員にも魔術師は居ます。
 それでも宜しければ、此方に連絡か打診を。」

 羽ペンと真っ白な紙を取り出し、手早く記述を加える。
 微かに光を放つ黒インクによって私邸の住所と連絡先が記された。
 連絡先については電話と、PCと携帯電話共用のメールアドレスだ。
 

龍宮 鋼 > まとも――まともね。

(複雑な表情を浮かべて彼女の言葉を繰り返す。
 そう言われることに喜んでいるような、自身がそう言われるのが悔しいような。)

踏む事で地面に魔力を通して、それを衝撃にして撃ち出してる。
理屈やら仕組みやらは分かんねーけど、攻撃手段としては物理だな。

(あくまで魔力は地面へしか向けていない。
 もう一度地面を足で軽く叩き、硬貨を飛ばす。
 先ほどと同じ音。)

どーも。
つーかもうお前で良いや。
何をどうすりゃ良いか教えてくれ。

(連絡先は受け取っておく。
 スマホを取り出して手早く登録し、そのメールアドレスへメールを飛ばす。
 内容は自身の電話番号とメールアドレスだ。)
 

メグミ >  
「ええ。
 貴方の素行は別にして、話の通じない怪物でも天災でもないですから。
 魔術師――召喚師の道を歩んでいるのもあって、特にそう思います。」

「成る程。聞く限りでは武術の延長の様にも見受けられますか。
 ……とは言えここは図書館ですから、程ほどにしておきましょう。
 ありがとうございました。龍宮さん。」

 言う程騒がしくするものではないと言え、
 何度も行使するのは流石に宜しくない。礼と共に言及する。

「承知いたしました。では、都合の宜しい時間に行いましょう。
 幾つかの候補を連絡して頂ければ調整いたします。さて……」

 本を抱え直し、立ち上がる。

「私は風紀委員の業務もありますので、これにて。
 それではまた会いましょうか。龍宮さん。」
 
 

ご案内:「図書館」からメグミさんが去りました。
龍宮 鋼 > そりゃどうも。

(思わぬ評価。
 逆に言えば、まだその程度と言うことだ。
 強さを求めているわけではないが、力不足を感じている今は何だか面白くない。)

それが俺の魔力特性とどう関係するかはしらねーけどな。
へーへー、分かりましたよ。

(図書館は静かに、と言う優等生な発言に手を振って適当に返事。
 とは言え言葉には素直に従い、硬貨はポケットに戻しておいた。)

了解、近いうち連絡するわ。

(言葉と共に本へと戻る。
 魔力特性を知る手段は得たが、その後はまだ未定だ。
 それを知るために本の文字を追いつつ、片手を振って返事と見送りの代わり。
 その後閉館時間ギリギリまで本を読み、職員に追い出されるように図書館を後にした。)

ご案内:「図書館」から龍宮 鋼さんが去りました。