2016/08/26 のログ
ご案内:「図書館」にセシルさんが現れました。
セシル > 夏休みも終わりに近づいたある日の午後。
先日の事件に対処した際の報告書などの提出を終え。
セシルは、魔術関連の蔵書が豊富な図書館に足を運んでいた。

先日の一件は、救出対象の女性が無力でなかったから事なきを得たものの、そうでなければ女性を連れ去られてしまう結果にもなり得た。
魔法剣の発展による「遠当て」は一応あるものの、セシルはあまり対空戦闘に強くない。

「…さて、どんな手が取り得るだろうか…」

セシルは、そこまで頭の柔らかい方ではない。…つまり、ゼロから新たな手段を思いつくのは苦手である。
そんなこんなで、ヒントを求めて図書館に来たのだ。

(…出来れば、さほど魔力を消費せず、理論的にも複雑でないものが良いのだが)

そんな事を考えながら、魔術関連の書架の間を歩く。