2016/10/06 のログ
■羽切 東華 > (あ、この満足そうな顔は確信犯だなちくしょう!)
と、内心でぐぬぬと歯噛みするも、まぁこの少年もからかわれ易い面があるのは確かだ。
あと、男の長身の友人から寝起きにいきなり東華きゅんとかどんな罰ゲームなんだ!と、主張したい。
「気持ち悪いというか悪夢だね……そういうのは女の子から言われたいよせめて」
…いや、でも女の子から東華きゅんとか呼ばれても反応に困りそうな自分が容易に想像出来るが。
さて、彼の指摘はごもっともであり、実際好奇心旺盛なのと後先考えない面もあるので…
「あはは、これでも大自然で鍛えられてるから大丈夫だよ。鈍にはまぁ心配かけちゃってるけど…。
無茶の一つや二つしないと切り抜けられない場面も今後あるだろうしね。」
後半は苦笑い気味に言うが、完全に反省の言葉を口にしてはいない。
つまり無茶する時は普通にする方針は変わらないのだ。この辺りはもう性格だろう。
実際、相棒たるメイド…いや、元・妖刀娘さんもそこに関してはもう諦めているフシがあるのだ。
「…って、いうか最近あのメイド服気に入ってるぽいんだよねぇ鈍。
何かもうあの和洋折衷の衣装よりメイド服の方が普段着になってる気がするし」
と、笑いつつ…いや、眼福だし文句は無いが、一緒に出かけると相棒が凄い目立つのだ。
そういえば、彼の方の相方さんとはまだ面識がなかった気がする。どんな娘なのだろう?
と、思いつつブラックコーヒーの缶を受け取る。
「お、ありがと…あーうん、色々あって妖刀から半人半刀になった影響みたい。
普段は何時もの姿だけど、あっちの銀髪の姿にも変化は割と自由に出来るぽいよ…と、そういえば。
――ごめん、俺は詳細聞いてないんだけど、何でまた入院を?」
あの学園での妖怪もどきの騒ぎの時、別の場所でお互い”戦っていた”為、顔を合わせていないのだ。
なので彼が何故大怪我をして入院していたのか…その理由を知る由も無かった。
■滝川 浩一 > 「ははは、確かに悪夢だな。でも呼ばれたら呼ばれたで戸惑っちまうな。俺は」
笑顔で彼に言葉に対してそう返す。
そして呼ばれるとしたらどういう女性に呼ばれたいかふと考える。
『きゅん』だからやっぱり活発な女の子だろうか。いや大人なお姉さんも捨て難い、などと。
「流石、人外殺しの羽切東華と言ったところか?同じ田舎出身の身として、一般人の身体能力であるのが恥ずかしいわ。
俺もしっかり体を鍛えて無茶を乗り越えられるようになりたいもんだ。」
なるほど、かの半人半刀の娘が苦労する訳だと彼の言葉を聞いて内心納得する。
これは確かに無茶を抑え込むことは無理だろう。
「メイド服が普段着って…洗濯とかしないのかよ。いや、妖刀だったから必要なかったのか?うぅむ…
あぁ、そういえば…こう、赤髪で先端がオレンジ色のやけに無口の女性に会わなかったか?」
彼の話を聞き、連日で着ていると流石に臭ってきそうなどと失礼なことを考える。
そしてふとあることを思い出て手を使ってのジェスチャーを交え、その女性の髪を言い表すと彼に邂逅したかどうかを問う。
「色々あったって、所謂夜の営みでしょー?隠さなくてもいいんですよ~ぐへへ。
…夜の学校でな。変な黒い塊と戦ってて…油断した。
脇腹から背中にかけて風穴を開けられたよ。流石に死ぬかと思ってヒヤヒヤしたよ。」
ニヤニヤ顔で彼に対してそう返す。最後、気持ち悪い笑いが漏れ出る。
その後、入院の話になると表情が真面目なそれに一転し、そう返す。
■羽切 東華 > 「そこは同感だね…とはいえ、まぁ呼び方も一つの自己表現みたいだし、行き過ぎなければ問題は無いけど」
ただ、矢張りきゅんは抵抗があるなぁ、というののが正直な所ではあった。
あと、何か友人が妄想突入してるようだが…大丈夫、直ぐに現実に帰還したようだ。
「人外殺しっていうか、物心ついた時からもう鍛錬とか色々させられてたしね。
むしろ、俺としては普通に育ちたかった思いもあるけど…。
あと、体を鍛えるのは勿論無駄にはならないけどさ。
滝川君には滝川君なりの戦い方や動き方があると思うんだ。例えば異能とか。
えーと滝川君の異能は俺はまだ詳しくは知らないけど、いろいろと作り出すんだっけ?」
彼の場合、身体能力よりも異能の使い方が強さに繋がる気がする。
勿論、それらを十分に使いこなせるような立ち回り、体を鍛える事も大事だろう。
少年の中では、彼のイメージは絡め手…正攻法よりトラップを駆使した【戦略】と【多様性】で身体能力の不足分を補うイメージがある。
ちなみに、この少年の無茶は彼にとって絶対的な存在である祖母でも抑え切れなかった模様。
つまり根っからの無茶男なのである。普段の様子は普通に温厚なのだが。
「いや、そりゃ洗濯はするでしょ。と、いうかしなかったら俺が強制的にするって。
今は半分人だから清潔さもそりゃ大事だし…って、え?」
彼の言葉にフと首を傾げる。赤い髪、先端がオレンジ…やけに無口…無口?
「もしかしてソニアって人?何かこの前に公園で偶然会ったけど。
こう、気配が殆ど無くて口数も少なくて、美人な人だけど凄い独特の雰囲気だった覚えが…。」
と、そう彼に説明する。もし、彼の契約者がソニアさんだとしたら凄い偶然もあったものだ。
少なくとも、自分は滝川少年の契約者の存在は知っていたが名前と顔は知らなかった訳で。
「うん、ぶっちゃけ童貞捨て鈍も変化したんだけど、滝川君はどうなんだ?」
境遇が似てるからこそできる笑顔カウンター。彼にとってはブーメランみたいなものか。
「……滝川君もあの現場にいたのか。俺はグラウンドで鈍と一緒に戦ったよ。
一応、その時にグラウンドに居たのは全部斬ったけど…。
うん、最後の最後で汚染されてこのザマさ」
と、苦笑いで右手を示す。黒い革手袋がきっちり嵌められたそれ。
しかも、先程から疼いている気がする。これは――。
「滝川君、その怪我って完治してると思うけど傷跡は?もしかしたら俺みたいな呪いの可能性もあるし」
自分の場合は触覚を失い、指先から手首までが真っ黒になっている。
しかも、同じような妖怪もどきを捕食する特性が出たり、霊を掴めたり。
そうなると、貫かれた彼も何らかの影響が無いとは言い切れない。
■滝川 浩一 > 「あぁ、アイテム生成っていうのが俺の異能らしい。
まだルールが良く分からんが…飲食物と大きすぎる物以外は大体生成できる。
……わかってるさ。自分がどういう戦い方をすればいいかぐらい」
恐らく、彼の身体能力は真っ向勝負をすれば惨敗。そうでなくても相手によっては一撃で沈められることが出来るほど脆弱であった。
良くも悪くも一般人のそれ。特別な訓練をしている訳でも特殊な強化実験を受けている訳じゃない。
文字通り、異能だけでこの島に来た男だ。それでも勝つ方法はある。
羽切の予想通り、それは罠や地形を生かしたゲリラ戦。
幸い、物資はほぼ無限に取り出せるため、罠や武器が枯渇することはない。
これが滝川浩一という男に許された唯一のカードだ。
「……あー、そいつ、俺の契約者。」
ソニア。その三文字をを聞いてその様に返す。
念話で羽切のような人間にあったと、その女性から聞かされたのでまさかと思い話題に出してみた。
そのまさかであった。
「ふっふっふ……私は既に童貞は捨てているのだよ。君の出会った美人で独特な雰囲気の女性とね」
自信満々な顔で胸元に手を置きそんなことを言う。
さて、これで彼がどんな反応をするか楽しみである。
「………まさか」
彼の右手に嵌められた黒い皮手袋と僅かに見える手首の黒ずみを見て顔を青ざめさせる。
以前、訓練施設で確認した黒い痣のようなものを思い出し、脇腹を抑える。
■羽切 東華 > 「そうなんだ…って、それ結構制約が緩い方なんじゃないかな。俺は鋼刃を一定範囲に生み出す異能があるけど…
生物から刃は生やせないし、そもそも使いすぎると貧血起こすしね。
どうも俺の異能は俺の血液の鉄分を媒体にしてるみたいだし」
そう考えると、彼の異能は矢張り応用性や多様性に富んでいる気がする。
おそらくだが、異能の使い方という点ではそこを鍛えれば彼の方が明らかにアドバンテージが上だろう。
自分はも何かを作り出す部類の異能だが、刃に限定されているのに対し、彼の場合は巨大な物と飲食物以外はほぼ制限が無いようだし。
(これで滝川君が肉体も鍛えてある程度動きや鋭くなれば、トラップ的なアイテムを生成して罠に嵌める事も可能だし。
地味に恐ろしいのは使いすぎて動けなくなるって事が無い点だろうなぁ)
こちらは使いすぎると貧血というリスクがある以上は多用は無理だ。
だからこそ剣術のみでほぼ戦っているのもある。そして、どうやら矢張りあの女性は彼の契約者らしい。
「あーうん、何か悪い人ではないだろうけど、滝川君も俺とは別の意味で苦労してそうな気がする」
お互いでも契約者には恵まれているのは間違いないだろうが。
しかし、世の中拾いようで案外狭い。いや、この島が、か。
「で、やっぱり胸を攻めたんですね解ります」
おっぱい好きの同士としてそこは間違いないな、という顔。
残念ながら彼の期待していた反応ではなかった。童貞捨てると男は成長するらしい。
「可能性はゼロではないと思う。って別に滝川君を不安にさせたい訳じゃないんだ。
アレから日数も経過してるし、まぁ俺の場合はある意味手遅れだけどさ。
滝川君ももし体に変調とかあったら早めに対処した方がいいと思う。
こう、浄化的なものをして貰うとか。」
コーヒーをちびちびと飲みながら告げる。少年の場合も浄化されるべきなのだが。
少々思う所があり、むしろ少年はこの右手を活用する方向を模索している。
取りあえず、触角は取り戻したい。おっぱいの感触が解らないからだ!!
■滝川 浩一 > 「へぇ~…今まで意識してなかったけど明確なデメリットが無いって結構やばいんだな。
刃を作り出す異能が鉄分を媒介するっていうのは分かるが…俺の異能は何を媒介にしてるんだろうか」
顎に手を添え、考えモードへ突入する。
鉄分から刃を作り出すのは理に適ってはいるが自身の体から何も消耗せず、周りの空間に変化を齎さずにその場に何かを作り上げるというのは
果たしてそれは理に適った現象であるだろうか。
悶々としていると、ふとある物を思い出す。
光。そう生成物を作り出す際に生じるあの粒子のような光だ。
あれはいったい何なのだろうか。あの正体がわかれば異能のルールの解明やもしかしたら強化につながるかもしれない。
そんなことを考えていると彼の言葉が飛んできて考えモードが解除される。
「…?彼女に何か問題でもあったか?」
自分の身を案じるように言い放つ彼に首を傾げその様に返す。
恐らく無言、無表情の女性に対し、気苦労をしていると予想したのだろう。
実際はそんなことはなく、こちらが一方的に多く喋って向こうが最低限の返答をするというテンプレートが完成していた。
でもしかし、表情や感情豊かになってほしいという願いはある。
「あぁ……あのサイズになると揺れが凄いな。うん。」
腕を組んで、そう返答する。
その顔は神妙で、首を縦に『うんうん』といった具合に上下に振っていた。
「…この前、脇腹の傷跡に黒い、小さな痣みたいのが出来てた。
いや、その時は模擬戦の直後だったから単にどこかにぶつけたと思ってたが…
……後で確認してみる。ありがとう」
脇腹の痣を思い出しつつ、顔を青くさせながらそう返す。
滝川は彼とは違い、人外殺しの血統でも何でもないため、恐らく進行すれば死に至るだろう。
彼がおっぱいの感触がどうのこうの考えているとは露知らず、こちらは少し不安と恐怖にかられる。
■羽切 東華 > 「…滝川君の想像力じゃないかな?多分、そういう空想の力を具現化するってのが根源にあるんだと思う。
俺とか滝川君の異能は大まかに言えば何かを生み出したり作り出す「具現化」。
ただ、俺の場合は鋼の刃のみの一点特化型で、逆に滝川君は武器とかアイテムとか制限が一部だけって感じかな。
具現の特化と具現の万能型の違いというか…ただ、一歩間違えると器用貧乏になりがちだし…。
うん、ある程度得意なアイテムとか武器を伸ばしつつ、色々と試してみるのがいいと思うよ。
やっぱり鍵になるのは最初に行ったけど想像力かな。頭で想像しないと何も作れない訳だし」
と、異能学も真面目にやってるので、それも多少踏まえた意見を述べてみる。一応アドバイスといえばそうなるか。
「あ、それと俺も一度見たけど滝川君が異能を使うと出る青い光。アレも君の異能の一部なんだと思う。
要するに、滝川君の思考が武器やアイテムの「設計図」。
で、青い光がそれらを生み出す「材料」なんじゃないかな?
どっちが欠けても駄目というか、二つで一つなんだと思う。
ただ、そうなると青い粒子の具体的な特性とかを掴まないと”安定”しないかもしれない」
と、ブツブツ呟くように。好奇心旺盛なのもあり、あれこれ考察するのが楽しいようだ。
「…あーーうん、問題無いならいいのかな」
首を傾げてる彼の様子に苦笑。会話が続かない、という点で少々心配だったのだが、主の彼には問題ないのだろう。
まぁ、色々と印象が強い(気配は薄かったが)人ではあった。
「うん、ウチの相棒も負けては居ない…筈!銀髪モードの方なら!!」
何で対抗意識を燃やしているんだろうか。しかも対象がお互いの相方の乳の大きさである。
ともあれ、コーヒーの残りを一気に飲み干して一息。
まぁ、お互いやる事は何だかんだやっているという訳だ。うん、あまり詳細を語るとエロ空間になってしまう。
「うん、俺は人外殺しの血筋だから、この程度で抑えられてるみたいだけど、滝川君はそうじゃないし。
念の為に色々と調べてみたり相談するのもいいと思う」
(ただ、もしかしたら俺みたいに何か特殊性が発現する可能性もあるんだよな…)
とはいえ、それはオススメ出来ない。彼の場合自分と違い異能者ではあるが血筋が特殊という訳ではないのだろうし。
最悪、自分より進行が早く一気に全身が汚染される、という可能性も。
いや、まだ決まった訳ではないし、ただのアザの可能性もゼロではないだろう。
「ん、何かシリアスになっちゃったけど、まぁ用心に越した事は無いしさ?
あ、コーヒーありがとう滝川君。俺はそろそろ一度自宅に戻るよ」
空き缶を器用に手首のスナップで離れた空き缶のゴミ箱にダストシュート!しつつ。
軽く伸びをしてから立ち上がり、傍らの紺色の竹刀袋を担ごうか。
■滝川 浩一 > 「俺の想像力…か。しかし、具現化なんてとんでもない異能が回ってきたもんだよ。
ともかく、想像力とか発想力が衰えないように訓練施設にはほぼ毎日通ってるさ。で、驚いたのが…
さっき制約について話したよな?その制約に引っ掛からない限り、神剣でも魔剣でも何でも作れるようだ。
試しに神話に出てくる神剣ってのを想像込みで作ったんだが…あれはもう作らない方がいい。
異能を使うにあたり色々試しているさ。異能だけじゃなく他には剣術とか武術とか…
武器や道具に頼り切るのは、それを完全に扱いきれるようになってからだしな。」
そして付け加えるように「俺は妄想は得意だから安心だ!」とサムズアップする。
全然安心できないが、恐らく彼の異能はエロ方面で活かすのは難しいだろう。
「あぁ、そういえば、羽切の腕に俺の青い光に触れて異能が反応してたな。
あの青い光は異能を誘発する特殊な物質なのだろうか…
『材料』であるならば、物体を作る度にそれは消費されるはずなんだ。それが例え、原子だろうが分子だろうが…
でも俺の異能はそんなのお構いなしに生成できる。
いや、そもそも…原子などで神様の加護があるような神剣を作れるだろうか…?」
考えモードが再開する。
彼と同じくぶつぶつと呟き長ったらしい考察を開始する。
「ん?…そ、そうか」
彼の言葉が飛んできて考察が区切られるとそう返す。
恐らく、彼女と出会った際に会話が続かなかったのだろう。お互い可愛そうである。
「銀髪モード可愛かったなぁ…。
あぁ、そういえば入院しているときに黒髪モードの方だけど、シュークリームの白いドロドロが顔に付いた時があったな。
心配するな。『そういうサービスショットは羽切の前でしてやれ』って言っといたから」
銀髪モードの彼女を思い出ししみじみとする。
そしてふと思い出し、そのように告げつつ、彼を安心させるため補足を付け加える。
いや、まぁ、興奮しなかったと言えば嘘になるが。
「…あぁ、ソニアがその辺に詳しいから診てもらう。
浄化の魔法も扱えるらしくてな。タイミングがあれば治して貰うさ」
微笑んで心配そうにする彼にその様に返す。
痣はまだ小さいが汚染されている可能性はゼロではないために一応聞いてみると告げる。
「あぁ、そうか。
…………そうそう、羽切くん。
君のアパートに近々引っ越しに来る人が居ると思うからよろしく」
空き缶を綺麗にダストシュートする彼に「おぉ」っと歓声を上げながら、こちらはまだ手を付けてない炭酸飲料をリュックサックに仕舞う。
そして立ち上がり、意味深な言葉を告げれば一足先に出ていくのであった。
■羽切 東華 > 「……なんかやっぱり滝川君の異能はとんでもない規格外な気がするなぁ」
彼から異能に付いての突っ込んだ詳細を聞けば、何とも言えない笑顔でそんな事を述べようか。
と、いうか神剣とか魔剣を作り出せるというのは地味にヤバい気がする。
とはいえ、彼自身も鍛えなければたとえ作り出しても使えない、という事になってしまうだろう。
「んーまぁ、まずは異能を完全に知る事から始めるのがベストだとは思うけれど」
異能に付いての理解が無ければ、その先を目指すなんて自殺行為に等しいのだろうし。
あと、そこは安心していいのか!?と、思いつつ彼の想像力、もとい妄想力次第だろうか。
「んーまず青い光の正体がさっぱりだしねぇ。そっちも調べてみるのが異能を理解する道かもしれないし」
二人して考えこむの図。とはいえ、矢張りこういうのは地道に考えてみるしかないのだ。
「と、いうか銀髪モードになると雰囲気とか喋り方も変わ……ハァ!?」
え、何その卑猥な、もとい危険な構図。白いドロドロしたモノが顔に…だと…!?
あまり突っ込んであれこれ言うとドツボに嵌まりそうだから止めておこううん。
と、いうかそりゃエロい想像をしてしまうのも無理は無い。自分もしたから間違いない。
「ああ、ソニアさん浄化術使えるんだ?ならそれがいいかもしれない――って、ええ!?」
え、何サラリと最後にとんでもびっくりな事を言ってるんだこの友人!?
いや、隣人が増えるのは在り難いけども。ともあれ、それで反応が遅れてしまった。
こちらも遅れて図書館を後にしよう。帰ったら帰りが遅かった事を相棒に説教された、かもしれない。まる。
ご案内:「休憩室」から羽切 東華さんが去りました。
ご案内:「休憩室」から滝川 浩一さんが去りました。