2017/01/21 のログ
ご案内:「図書館」に高菜結衣さんが現れました。
■高菜結衣 > (放課後、大量の本を乗せた『全自動書籍運搬機』……小型の自立移動本棚を伴いやってくると、返却カウンターにすべての本を載せる。借りていた書物はすべて機械技術や電子制御のもので、魔法や異能などの書物は一切なく、空になった移動本棚を伴い、向かった先も機械技術や電子制御などの工業系の書物だなであり……大量に蔵書されている本を眺めて……手に取ったのは「超発明大全」という珍妙な書物で……)
こんなのありましたっけ………
(不思議そうに首を傾げながらその見るからに胡散臭そうな表紙の本をぱらぱらとめくり始める。 興味はその内容にと移っていくと、近くの椅子に腰を下ろし、最初のページから読み始める。 その間、全自動書籍運搬機は予め借りる予定をしていた本を次々と、伸びるアームで自身に収納し始めていく…)
どれどれ…‥世界の珍妙な大発明……?なんか面白そう……
(子供のように目をキラキラさせながら視線は活字や挿絵、写真に向けられて、しばしば言葉にだして読んだりもして……楽しそうに読書を始めていく)
■高菜結衣 > (書物を読んでいる間に、全自動書籍運搬機は借りる予定をしていた本をカウンターに持っていき、借りる手続きをして、手続きをし終わった本を次々しまっていく。 その頃には飽きが来たのか、途中でぱたんと閉じて立ち上がり、テーブルにその本をおいて次の書物を探すために書架をウロウロし始め……
再び怪しげな装丁の本「世界の怪しげな発明」という書物を引き抜くと再びパラパラめくり出し………)
うわぁ………
(先程の書物よりもさらにぶっ飛んだ内容でつい言葉が出てしまい……。立ったまま本を読み始める。先程よりも熱心に本を読んでいるようで、かなり速い速度で内容を頭に入れ始めていく……。満面の笑顔で見るからにとても楽しそうに読みづつけ……、その頃には結衣の側に戻ってきた全自動書籍運搬機に腰掛ける。 座られた全自動書籍運搬機はアームでぺしぺし主を叩いているが、全く反応を示さず……)
ご案内:「図書館」に朝日希さんが現れました。
■朝日希 > 「ふむ」
これは、どういう状況だろう。
小さな本棚に座り読書をしている学生が本棚にぺしぺしと叩かれている。
奇妙なアーム?のようなものでぺしぺしと叩かれているというのに全く気にしない様子の彼女。
思わず自習用にいくつか選んだ本を落としそうになった。
「これも異能の一つなのかな……」
非常に気になるけど、自習自習!
そう決心しつつ彼女の隣の席へ。 ……別におもしろそうとか思ったわけじゃないです。
■高菜結衣 > (書物をひとしきり読み終わると何事もなかったかのように立ち上がり、その本を全自動書籍運搬機に手渡すと、律儀にアームで受取ってから机の本も回収して、再び貸出カウンターへと車輪を走らせていく…… それを見送ってから、ふと視線を移すと、さっきまで居なかったところに人がいるのに気づき)
うをっ!? いつの間にいらっしゃったんですか? もしや、異能でテレポートとかされましたか?
(思いっきり驚いた表情で、数歩下がってから、恐る恐る数歩前に進み隣の席に座った少女に声をかける。 何の事はない、本を読んでいる間、外部の情報が全く入ってないだけである。)
■朝日希 > さあ気を取り直して自習を始めよう──
「ふえっ!? 」
驚きの声を上げるお隣さんに釣られて私も声を上げてしまう。
な、なに? もしかして今までの事、本当に気付いてなかったの?
「い、いや……異能とかじゃなくて普通に隣に座っただけなんだけどなぁ~……」
それにしてもあの本棚……おりこうさんだなぁ。
■高菜結衣 > (普通に座ったという相手に、キョトンとした顔になり、少し考え込む仕草になりながら、今度は目の前の少女の隣の椅子に座る。)
え、でも、私全然気づきませんでしたよぅ。 もしかしてステルスとかそういった魔法で……。
(真剣に考え始めるも、たった五秒でニコリと笑顔になり、ずずいっと相手に身を乗り出すと)
まあいいです、よくわからないけどそういうことにします。
(そんなことを言いながら、ニコニコと人懐っこい笑顔を向ける。その頃には、貸出処理を終えた、全自動書籍運搬機は主のもとに戻り控えている)
■朝日希 > 「ふふん、そこまで言われてしまってはな~……何を隠そう実は──」
なんだか良く分からないけどそこまで言われたなら言うしかない。
魔法も異能も持たない一般ぴーぽーだってちょっ! 近っ!
満点の笑顔と共にずずいっと身を乗り出された分すすーっと身を引く私。
あの、近いです……お嬢さん。ノーガード戦法ですか!?
「あ、あ……えーと。そうだ! その本棚! これってもしかしてロボット?」
ビシッと彼女の傍で待機している自走本棚を指差す。
興味の対象とでも言うべきか、それの行き先をちょっと変えてやればきっと少しは離れてくれるはず……。
■高菜結衣 > (なにを隠そう実は…という言葉に目をキラキラさせるも、自走本棚について聞かれると笑みを浮かべて頷く。どうやら力作に興味を持って嬉しいようで、何を隠そう実は…の先などどうでも良くなった様子で)
はい、全自動書籍運搬機です。 機能は書籍の収納と、運搬と、貸出手続きをすることで、最大積載量75キログラムで………電気駆動式です。私の傑作の一つですよぅ。
あと、読書用の椅子の機能も……あたっ!
(椅子の機能……と言い出した途端に不満そうな全自動書籍運搬機にアームでぺしっと叩かれる。叩かれた彼女はあははっと笑い始めると叩かれたところを軽くさすってから)
座ることは仕様にないそうです。……ええと、私はたかな ゆいです。 お漬物の高菜に結う衣と書いてたかなゆい。貴方のお名前もぜひ聞かせてくださいよぅ
(人懐っこい笑顔と仕草で相手の目をしっかりと見ながら……)
■朝日希 > ほっ……少しは物理的な距離を取れたかな……。
あまりにもぐぐいっと近づくものだからびっくりしちゃった。
「ほうほう……収納に、運搬に、貸出手続き……!?」
え、なにそれ超ハイテク! 見た目私と年はそんな変わらないと思う。
でももうそんな歳で作れてしまうというのだから驚くほかなかった。
しかも漫才してる……凄いなあ。そんな機能まで持たせているのか。
「あ、これは失礼。ごほん、私はあさひ のぞみ。
朝日に希望の希であさひのぞみです。」
むう、こうしてお互いの目をしっかりと見て自己紹介っていうのも気恥ずかしいね。
照れ隠しにわざとらしく仰々しいお辞儀をしつつ、名乗る私。
■高菜結衣 > (全自動書籍運搬機の機能に驚いているであろう相手に、満足そうに笑顔を向ける結衣。 やはり、発明家冥利に尽きるのか嬉しそうなのがありありとわかる)
はい、色々改造したら想定しない機能とかつくようになりました。本当は、本の種類を分けるためにAIを取り付けたんですけど……。
(自己紹介をした相手につられて仰々しいお辞儀を返しながら、ニッコリと擬音がつきそうなほどの明るい笑顔を向ける)
のぞみちゃんって言うんですね……ええと、のんちゃんって呼んでいいですか?
(いきなりニックネームを付け始めたりもしながら……ちらりと目に入った相手の自習のセットに気づき……)
おわっとぉ……お勉強ですか?もしかしたら、私お邪魔だったですか?
(人懐っこい笑顔はそのままで、なれど少し気遣っている雰囲気を出しながら問いかけ……)
■朝日希 > 色々と改造。簡単に言ってみせてくれるけど素人目からしてもこれは高度な技術がつぎ込まれていると思う。
機械工作にプログラミング……なるほど、わからん! わからないけど凄いことだけはわかる!
「ううん、一家に一台というやつだね! これは!」
欲しいかと聞かれれば欲しいと答えるくらいには。活用できるかは別として。
それにしても高菜さんは良い笑顔するなぁ……同じ性別の私でもほっこりしちゃう。
「ふぇっ!? の、のんちゃん!? ……い、良いけど」
そしてこの見えない右ストレート(比喩)ですよ、奥さん。
あまりの不意打ちに変な声を出すのはしょうがないと思います。うう、顔が熱い……。
「あ、うん。自習のつもりで来たんだけどね。高菜さんの様子がおもしろかったからやめちゃった!」
てへぺろっ♪──なんてしたら最後、もう二度と立ち上がれなくなるくらいのダメージが入るのは分かりきっていたのでしなかったけど。
茶化した感じで本音を言う私。
■高菜結衣 > (一家に一台と言う言葉に、少し困ったように笑う。私の発明品ってコンセプト9割実用性1割なんですよぅと前置いてから)
だと良いんですけど、この子も本の運搬とそれに付随するもの以外には何の約にも立たないんで、売れなかったんですよぅ……本以外を載せようとすると…… へぶっ!?
(そう説明しながら、ポケットに入れていたポーチを全自動書籍運搬機の本棚の空いているところに載せると、すぐにアームが投げ返す……顔面にっ… 見事直撃してマヌケな声を上げたあと床に落ちたポーチを拾い直してポケットにしまい込む。 心なしか、全自動書籍運搬機が不機嫌そうな仕草をし始めている)
なんか、おこみたいですね……。っていうか、お勉強中断させちゃって大丈夫でした?って……
(すこし赤くなったおでこをさすりながら、のんちゃん呼ばわりした相手に笑いかける。そして、顔を赤くした相手に気づくと少し心配そうにすると)
わわっ、顔赤いですよぅ 大丈夫ですかぁ?
(そんなことを言いながら、相手に急接近しておでこにおでこを当てようと……)
■朝日希 > つまりロマン。ロマン、実に良い言葉だと私は思う。
直後、高菜さんの顔面に見事なコンロトールでポーチがめり込んだ。思わず『うわぁ』と声が出てしまいつつも。
「……ナイッシュー。」
苦笑いで拍手。このAIはまるで人間みたいな反応を返すんだなあ。
もちろん自我は無く、設定されたルーチンに従っているだけなんだろうけど。
ある凄い人は『十分に発達した科学は魔術と見分けがつかない』と言ったそうだけど、まさにこれこそがそれなのかな。
「だだだ、大丈夫! ダイッジョーブ!!」
大丈夫じゃないです、近づかないで! 恥ずかしい!
距離が縮まるにつれ紅く紅く染まる私。いかん、なんだこれは!
緊急離脱を図ろうとすーっと後ろへ身を引く。
■高菜結衣 > (拍手したのんちゃんに全自動書籍運搬機はにゅっとアームが伸びて勝ち誇るポーズを取る。)
のんちゃんっ!どうしたんですか?顔が真っ赤ですよぅ?
(緊急離脱を図ろうとするのんちゃんに近づこうとして、足がもつれ……両手をバタバタさせて……)
わわっ……!
(そのままのんちゃんに向かってダイブしてしまう。 もし回避されたなら床にべったーんと激突することだろう……)
■朝日希 > 「ちょっ!!」
自分、いや世界がスローモーションで動いている。
勝ち誇る自走本棚。今にもこけそうになる高菜さん……というか、そこまで良く前のめりになれたなーとか暢気に考えている私。
体は既にバランスを崩していて仰向けに倒れていくのを感じた。
そしてこちらに向かってダイブするであろう彼女の姿。間違いなくこれはピンチです。
「ぎゅう!!」
がたっと音を立てて倒れこむ私と高菜さん。とっさに彼女を庇うように抱きしめてしまった。
顔がますます熱くなるのが分かる。恥ずかしい!
『はわわ』だの『あわわ』だのと変な声しか出てこない!
■高菜結衣 > (地面との激突の代わりにのんちゃんの体に飛び込み抱きしめられると反射的に抱きしめ返す。
ぎゅーっと抱きしめると慌てている様子で顔を真赤にしたのんちゃんを見上げるように笑いかけ……)
あは、ありがとうございます。 危うくまた顔をぶつけるところでしたよぅ。
(わたし、運動は全然だめなんですよぅと、付け加えながら…。バランスを整えるとこちらから一度離れると、アームが伸びてきて服をグイグイ引っ張る全自動書籍運搬機)
そろそろ、充電したいそうなので、私は失礼しますよぅ。 ええと……。よかったら、アドレス交換しませんかっ?
(そんな提案を相手に笑顔を向けてしてみる。 もしアドレス交換をしてもしなくても、全自動書籍運搬機はアームで結衣を捕らえ、自身の上に座らせる。 充電がかかっていると容易く主義主張を捨てるようだ)
はよ充電しろって言ってるみたいですよぅ。
(両足をガッチリロックされているためかちらりとスカートの中が見えるが、黒いタイツのせいか、もともとか、あまり恥ずかしがっていない)
■朝日希 > 運動。これは運動神経に関わっているのだろうか……?
いやそれよりも恥ずかしい、これは凄く恥ずかしい、絶対恥ずかしい!
「ま、まったく……びっくりしたじゃないですか!」
恥ずかしさと恥ずかしさと気の動転により敬語口調になってしまっているのは許して欲しいな。しょうがないじゃない!
そそくさと距離をあけて、落ち着こうと深呼吸をする私をよそに主従漫才を繰り広げている高菜さん。
「アドレス? う、うん。良いけど……」
と思いきやこうして笑顔で不意打ちしてくるのはやはり卑怯だと思う。
思わずドキっとさせられながらもスマホを取り出しアドレスを交換した。
その直後、自走本棚が高菜さんを捕まえたのにはさすがに驚いたけどね。
「……あの、見えてるよ……」
多分無駄だろうなーとは思うけど『スカートの中が見えているよ』と忠告して去っていく彼女を見送るのです。
■高菜結衣 > (スマホを取り出す相手にアドレスを交換すると、スマートフォンを……もちろん改造済みだが……をポケットに仕舞い笑顔を向けて)
これで、いつでも連絡できますねっ、のんちゃん!
それじゃあ、また会いましょ……おわっ!? ぐえっ!
(用は済んだとばかりに、全自動書籍運搬機は急速にターンをする、もともと人を載せるように設計されていないためその遠心力で上体が大きく外側に振られ……書棚に勢い良く頭をぶつける。 白目をむいてぐったりしておそらく気を失っているであろう主を乗せ、勢い良く出ていく。
充電装置のある一番近い場所……発明部の部室へと………)
■朝日希 > 「うわぁ……。」
本日何度目の『うわぁ』だろう。
折角の笑顔もあの白目で台無しだなーと思いつつ。
……うん、クールダウンの為にも自習を続きを行おうとようやく机の上に広げた自習セットと格闘を始めるのでした。
ご案内:「図書館」から朝日希さんが去りました。
ご案内:「図書館」から高菜結衣さんが去りました。