2017/07/14 のログ
ご案内:「図書館」に美澄 蘭さんが現れました。
美澄 蘭 > 夏休みを間近に控えた放課後。
図書館の自習用机で、テキストを見ながら勉学に励む女子生徒が1人。

「………んー………」

シャープペンシルの頭の部分を顎に当て、思案顔。
開いているテキストは、異能学の講義のもののようである。

美澄 蘭 > この学園への入学時に、自分に異能が発現する可能性は考えていたのに、魔術の勉強が面白くなってしまって、すっかり後回しになってしまっていた。
そうして、2年次の後半に異能を自覚することになり、自らの力の制御への助けになればと思って、座学も学んでいるのだが…

(魔術学なんかとは、大分勝手が違うのよね…混ぜないように気をつけないと)

苦手というほどではないが、丁寧に理解していかないと学問を歪めてしまうような、そんな危うさを感じながら、テキストを見ながら、講義ノートに個人的に注意したい点を付け加える作業を続けていた。