2017/10/16 のログ
ご案内:「図書館」に近衛 昴さんが現れました。
■近衛 昴 > 体を襲う異様な倦怠感は恐らく数日前に繋がったことによる情報過多、処理が重くなっているのと同じ状態だと理解できたが、不可解なのは原因がわからない自分の周りだけで起きる機器の誤作動。
最初に気づいたのは部屋の照明の点滅、勝手に電源が入り切りする、仕舞いには裏稼業の端末にまで影響が出る始末。
調べてみたが故障などでなく、どこにも不具合は見つからなかった。
もしかしたら自分以外に原因があるのではと考え出すも、不得意な分野なのかどうにも原因が掴めず図書館になにか手がかりがないかと今に至る・
なるべく奥の目立たないせきを陣取り、目の前に詰まれた本は「ポルターガイストの対処法」「呪われたその時は」「怪異とその現象」と普段なら手にすら取らないだろう非現実的な書物を広げて。
「…何かに憑かれている、なわけないか」
■近衛 昴 > 科学の子である自分が、こんな非現実的なものを真面目に調べているなど頭が痛くなりそうだが今はそうも言っていられない。
この怪現象の中央に常に自分がいるということが気づかれる前にどうにかしないといらぬ注目を浴びてしまう、それだけは避けたい。
他に影響がないように最奥の席にいたが、図書館の中でパソコンの画面が勝手に切り替わったや非通知の携帯の着信など他の生徒が不可解に思い始める会話が聞こえ、このままではまずいと席を移動しようと。
電子音から逃げるように奥へ奥へと進むと1つの扉にたどり着き、扉から覗き込んで人の気配がないことを確認すると中へと…本来立ち入りの制限されたその場所へ
ご案内:「図書館」から近衛 昴さんが去りました。
ご案内:「禁書庫」に近衛 昴さんが現れました。
■近衛 昴 > 部屋に入ってようやくわかるのは扉の表とは明らかに違う空気の重さ、それは情報の質からくるものだけではなく人とは違う何かの存在感のようなものが部屋に中に無数に蠢いているように感じるか。
薄暗い書棚の間を進みながら奥へと本の並びを眺めてゆくとどれも古めかしいものばかりで、中には見たこともない文字で書かれているものもあるだろうか。
■近衛 昴 > なにげなく目に付いた古びた本を一冊手に取るとぱらぱらとページをめくってみると、見たことのない文字の羅列に妙にリアルな挿絵。
目に留まったのは鬼のような挿絵のページで、まるで生きているような挿絵を眺めていると不意に挿絵の鬼と目が合ったような気がし、次の瞬間ページの表面が波打ち出てきたのはつるりと青い肌の短い角の生えた頭、固まっていると浮き出てきた頭が目まで外へと出てしまうとその瞳と視線が合ってしまい悲鳴共に取り落としてしまうだろうか。
「なに、これ…ひっ、きゃあぁっ!」
開いたまま落ちた本の端からからは今度は青い指が姿を見せ、直感的に悪い何かが出てくると感じて出てきた指を力いっぱい踏みつけ、一瞬怯んだのが分かると本を閉じようと。
閉じられた本は床の上で何度か跳ねながら獣のような唸り声を響かせ、ようやく当たりは沈黙を取り戻す
■近衛 昴 > 本の反応がないことを確かめると、恐る恐る本棚に戻すも今自分が目の当たりにしたものにまだ心臓の音が止まらずに。
明らかに怪異の類だとは思うがまさか本にあんなものが潜んでいるとは思ってもいなかった、ここにあるのはああいう何かしらの危険を孕んだ書物ばかりなのかもしれない。
そして今更ながら迷い込んだ先が話にだけは聞いていた禁書庫だということに気づくか。
ここにいれば取り締まられるかもしれないが、もしかしたら有効な情報が眠っているかも知れず、どうしたものかと入り口付近で考えてしまう。
さっきのようなものが完全に出てきてしまったら対処できるはずもなく、だからといってこのまま逃げ帰るのも惜しいと
■近衛 昴 > 暫く考えて出した答えは装備を整えて出直そうと。
今このまま進むのはあまりに無謀だ、対峙したことのない人ではないものを相手にする以上一筋縄ではいかないだろう。
踵を返して誰にも見られてないのを確認して部屋の外へでると、必ず帰ってくると決意を決めて日の光が差し込んだいる図書館のほうへと歩んでいくだろうか
ご案内:「禁書庫」から近衛 昴さんが去りました。