2017/12/18 のログ
ご案内:「図書館」に近衛 昴さんが現れました。
近衛 昴 > ただでさえ人気のまばらな時間帯の図書館の片隅の机に陣取り、空き時間を利用して補習課題を睨む姿がある。
手元の端末を弄りながら、時折傍らに積んだ本の山を捲るも進みは決してよくない。

得意分野のものは難なくこなせたものの、苦手分野の文系の課題や魔術に関してはさっぱりだ。
暫く考えたものの答えを見出せず、大きく息を吐き出すと背を天へと向けて伸ばすとそのまま前に倒れこむように脱力して。

「もう、やってもやっても減らないじゃないか…逃げるか」

暫く考えて逃亡することも考えるもまた奉仕時間が延びて、数日前の悪夢の活動が増えると思うと後ろ髪を引かれてしまう。

近衛 昴 > 暫くぼーと天井を眺めていたが、静かな室内と相成って自分だけ世界に取り残されたように感じてしまう。
ふと時間を見れば中断してから大分経過しており、このままでは本当に終わらないと課題に再度取り組み始めるも進みは遅い。
悪戦苦闘しながらもようやく文系の課題を終え、残るは魔術の課題のみとなるが進みの悪さは文系以上。
そもそも使えない以上知識でどうにかするしかなく、過程などがいまいち感覚がつかめない。
次第にどう課題を理解して解くかではなく、課題を終わらせる為の手段を考え始めて。

近衛 昴 > 考え出したのはわかる人間から協力ないしは聞きだそうと、自分だけで考えるよりは数倍効率がいい。
時期も時期だし、思わせぶりな言葉で篭絡しやすそうな相手を探して図書室を後にするだろうか。
課題が終わるのが先か、企みが露見して奉仕時間が延びるのが先になるか…

ご案内:「図書館」から近衛 昴さんが去りました。