2015/05/28 のログ
ご案内:「大時計塔」にミウさんが現れました。
ミウ > (大時計塔……そこからは、常世島が一望出来た。わたしは、大時計塔の頂上で翼を広げて浮いていた)
ここからの景色は、とても綺麗ね……。
(そう呟きながら、眼下の景色をみる。大時計塔には階段を使わず、空を飛んでのぼったのだ)

ミウ > あそこが学生街……あれが、異邦人街。そして、雰囲気の悪そうなあの場所がスラム街ね。
(常世島に来て間もないので、まずは島を観察している。それには高い場所がうってつけ)

ミウ > 研究区に商業区に実習区……。
(それぞれの区を眺めていく)
実習区では、誰かが実戦でも行っているのかしらね?
(外見九歳児の少女は、実習区を凝視する)

ミウ > 大分、一望できたわね。
(そう言って、優雅に笑う)

ご案内:「大時計塔」に稲葉聡美さんが現れました。
稲葉聡美 > (情報端末を小脇に抱え、次の授業に向かうため日の差す校庭に足を踏み入れた少女は、僅かな日光の違和感に気づいて時計塔を見上げた。)
……あれは……人……?
(米粒ほどにしか見えないものの、鳥の類とは思えないシルエットが確かに確認できる。)

ミウ > 誰かいるわね。
(そう優雅に笑うと、手を振ってみる。もしかしたら見えないかもしれないけど、何かしら反応してくれるかもしれない)

稲葉聡美 > ……わっ
(手を振るような影の動きから、それが翼を持つ人であることを確信する。少女は一瞬面食らったような表情を隠せなかったが、すぐに顔をほころばせ、大げさに手を降って返した。)

ミウ > (わたしは、テレポートでその場から消える。次の瞬間に現れたのは、少女の目の前だった。そこでも、地面から数センチ程足を浮かしている)
こんにちは。始めましてに、なるわね。
(そう言って、にこりと笑う。突然の挨拶である)

稲葉聡美 > (上空に向かって手を振っていた少女は、影がふっと消えたのを訝しんだ。 ……突然の声に気づき、視線を下ろす。)
うわわっっ!……あ、始めま……して?

ミウ > わたしは『神』。名前はミウよ。よろしくね。
(そう上品な笑みを浮かべると、握手しようと手を伸ばした)
大時計塔の景色はとてもいいわよ。一度のぼってみる事をお勧めしてみるわ。
(そう言って、大時計塔の頂上を指さす)
本来は入ったらいけない場所だけど、警備員もいないみたいだし、簡単に入れるわよ、大時計塔。

稲葉聡美 > (黒髪の少女は快くその握手に応えた。その表情と手には興奮と畏敬の感情が溢れている)
か、神様……よろしくお願いします!わたし、稲葉聡美(いなばさとみ)って言いまっす!!
(上ずった声で彼女もまた名乗った)

ご案内:「大時計塔」にレオンさんが現れました。
レオン > …(先客がいるようだな…とか思っている青年)
稲葉聡美 > (指差す時計塔の先端に視線を運ぶ聡美。生返事ともつかない声をたれながら、自分がそこに登る労力を想像している)
ミウ > 聡美ちゃんね。とても良い名前だわ。
(そう言って、優雅に笑ってみせる)

ミウ > 今からでも、ご一緒にのぼらない?
階段が大変そうなら、わたしがなんとかしてみせるわよ?
(そう言って、翼を広げてパタパタさせる)

稲葉聡美 > ほんとっすか!ぜ、ぜひ……お願いしたいっす……!
(目を輝かせて躍動する白い翼を目で追った。その瞳からは、羨望の感情が止めどなく流れている)

レオン > …邪魔したら悪いな(そう言って引き返していく)
ご案内:「大時計塔」からレオンさんが去りました。
ミウ > では、いくわよ
(聡美ちゃんをサイコキネシスで浮かせてみせる。そのまま二人は上昇していき、やがて大時計塔の最上階に辿りつく。最上階の内部に侵入すると、サイコキネシスを解いた)
どう? 常世島が一望出来て、とても綺麗よね。ここは、とても良いスポットになるはずよ
(そう言って、優雅に笑ってみせる)

稲葉聡美 > わ、わわ……
(体が重力の束縛を離れた瞬間、翼を見ている余裕はなくなった。しかしその開放感を受け入れ、離れていく景色をぼんやり眺めると、今までにない快感が体を突き抜ける。)
す、すごい……キレイっす。
こんなにキレイな島……だったんだ……

ミウ > わたしは、この島に訪れたばかりだったから、さっきは高台で島を観察していたのよ。
(そのお陰で、島の地形は大方把握できた……と思う)
聡美ちゃんは、どうなの? この島に慣れた人?
(単純な興味で質問してみる)
わたしは、この世界自体にもまだ少し馴染めていないところがあるわね……。

稲葉聡美 > わたしも、ちょっと前にお船で来たばかりで。講義は少し受けたけど、島のことは、まだまだ分からないことだらけっす……
(時計塔の高さを実感し始めながら、それでいてせわしない身振りで話す。)

ミウ > なら、知らない者同士ね。
(これからどんな生活が待ち受けているのだろう……。想像するだけでわくわくする)
では、ご一緒に、これから島の事を知っていこうかしら?
(そう言って、にこりと笑みを浮かべる)
異能や魔術の研究なんてものも行っている、とても夢のある島だものね。
(だがしかし、常世島には『闇』もまた、存在していた)

稲葉聡美 > はい!ご一緒させてもらうっす!
わたし、異能の方々や魔術を使える方々をすごく尊敬してるっすから!
(その興奮した話しぶりには、全くの疑念が見えない)

ミウ > 尊敬してもらえるのは、素直に嬉しいわね。
(そう言って、上品に笑う。
聡美ちゃんは、異能や魔術は使えないのね?
(きょとんと首を傾げる)
でも、いつかは異能に目覚めたり、魔術を勉強すれば習得できたりするかもしれないわ。
その時ははたして、どんな異能や魔術になっているのかしらね?
想像が膨らむわよ