2015/05/30 のログ
ご案内:「大時計塔」に烏丸九郎さんが現れました。
烏丸九郎 > 「ふー…こんな場所があるとはな。こりゃ穴場だぜ。」少年は階段を登り、この大時計塔の屋上までやってきた。理由は…学園の散策ついでだ。この学園は広い、来てあまり時がたってない彼にとって、学園はまだまだ散策しがいのある場所だった。
烏丸九郎 > 「ここなら誰にも邪魔はされねぇな。」とすりと、ひらけた場所に座り背負っていた相棒を膝の上に下ろす。深呼吸をしつつ伸びをして、日のあたるその場所で一心地ついた。
烏丸九郎 > 授業サボるときはここに来るのもいいかもしれねーなと思いつつ、壁に背をあずける。鼻歌を歌いながら、のんびりと小休止、悪くない。今日からここを俺のベストプレイスにしよう。などと考える。
烏丸九郎 > ヘッドホンから流れる音楽だけが、場を支配する。喧騒とはかけ離れたこの場所。眺めもいいし、こういうところなら、創作意欲もわくってもんじゃなかろうか。そんなことを考えながらも、目を閉じ、陽光の暖かさに身を委ねる。
烏丸九郎 > 「あちぃ……」さすがに日なたに居座り続けると、ちょっと暑い。この季節は…どうも気温が微妙だ。ベースを抱え、ズルズルと這うように日陰へと避難する。
烏丸九郎 > 日陰に避難して腰を落ち着ければ、両足を投げ出すようにして座る。ベースは傍らにおいておく。不良生徒ならここらで一服とかするんだろうが…九郎はその手の生徒ではなかった、素行は悪いが。目を閉じ、壁に体を預けていればやわらかな風が頬をなで…眠りへと誘ってくれる。
烏丸九郎 > 「ぐが…っと…、いけねぇ…」半分落ちかけた意識を持ち上げて、ふるふると頭を振る。「いい陽気だからって、眠るにゃ持ったいねぇな」とつぶやくと、立ち上がり、埃をパンパンと払う。
烏丸九郎 > もうちょっと散策を続けるか。今日はここがしれただけでも十分な収穫だ、また来よう。彼はそのままベースを担ぎなおすと、その場から立ち去っていった。
ご案内:「大時計塔」から烏丸九郎さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に烏丸 九郎さんが現れました。
烏丸 九郎 > ふー…やっぱりここは最高のプレイスだぜ。
(大きな鐘を見上げてから、少年はこの島の全景を見渡す。
まるで世界を支配したかのような気分だ。)
烏丸 九郎 > (どかっと座り込むと、持ってきたギターを掻き鳴らし、歌をうたう。透き通った声が風にさらわれて)
~~♪響けっ俺の歌声~♪
(気持ちがいい。自室にこもってあれやこれやと曲を考えるのもいいが、このように自由な気持ちで歌うのも心地が良いものだ。)
烏丸 九郎 > (風に流れる歌声は、そのまま消えてゆく。どこへも届くこと無く。)
だがっ!!それがいい、それでいい!歌っていうのは自由じゃなくちゃな!!
(ギターをかき鳴らしながら、笑う。こうやって、音楽と向き合ってる時間こそが、自分にとって最高のひとときであると言える。)
烏丸 九郎 > (少し気分がいい。こういう場所を見つけることができたから。それだけで今日はいい日だ。ギターをかき鳴らしながら歌い続ける少年の姿は、一人で歌っているということに虚しさを感じさせないほどに朗らかで、陽気で、楽しげであった。)
烏丸 九郎 > はぁっ…♪
(じゃーんと、ギターを鳴らす手を止め、余韻に浸る)
ふー、今日の俺も最高だぜ。氷架にも聴かせてやりてぇ…
いや、氷架だけじゃなく、もっとこう…オーディエンスの前で歌ってこそだよなぁ、やっぱ。
烏丸 九郎 > しかし、部活もメンバー足りねぇしなぁ…。人前で歌うなんざ今のままじゃ夢のまた夢だぜ。
(ぼべーんと、ギターを鳴らす。彼が気落ちしたのを察してか、ギターもどこか寂しげだ。)
烏丸 九郎 > (しばらく黙って、ギターを奏でる。音色は空に消えては生まれてゆく。)
烏丸 九郎 > いや、気落ちなんてしてられねぇぞ!俺は音界の覇者になる男!
もちろんこの学校でもだ!メンバー集めていずれ俺達の音楽で、世界を震撼させてやるんだ!まってろよぉぉぉ!!
(ギターの音色もボルテージを上げ少年の叫びが鐘に反響しこだまする。)
烏丸 九郎 > なんて…一人で盛り上がってもしょうがねぇな。
(ギターを壁に立てかけて、自身もギターの隣に身を預ける。)
烏丸 九郎 > (一心地ついた少年の腹が、クゥと鳴る)
あ、そういや散策にかまけてて飯食ってねぇな…。
今晩は何食おうか…悩むぜ…。
烏丸 九郎 > (少年は悩む。カレーか、牛丼か。
どちらにしても、安価で手間がかからない。
が、食欲を満たすといえばやっぱりカレーじゃないかとという結論のもとに脳内会議は終了した。)
烏丸 九郎 > うっし、カレーだ。そうと決まれば、早速食いに行くかー…
(少年はズルリと立ち上がると、ギターをを担いだまま、すたすたと歩き出しきた道を戻ってゆく。)
ご案内:「大時計塔」から烏丸 九郎さんが去りました。