2015/06/30 のログ
ご案内:「大時計塔」に渡辺慧さんが現れました。
■渡辺慧 > 「ふぁ…………」
いつもの定位置。
眠そうに欠伸をする。
彼の周りには、いつものように、コーヒーの缶が置かれていて。
電話があったのはつい先ほどだ。
勉強の気晴らしに、ここに来た時に、丁度。
例の約束。
――ぶっちゃけ、冗談の類で済まされるものかと思っていたのは内緒だ。
待ち合わせはここだという。
丁度いい、といつものように、彼は猫のように笑う。
ご案内:「大時計塔」に磐野 州子さんが現れました。
■磐野 州子 > カツカツカツ、といつもより落ち着きがない足取りで階段を駆け上がる音が聞こえてくる
その正体は息を切らしながらその現れる。
「ま、待たせたな、です…」
ぜぇぜぇ、という声が似合いそうなぐらいに息を切らしていつも通りの白衣といつも通りの火傷痕、そして眼鏡。
変わるはずもないいつもの州子である…ただ、料理を、その人の好物を食べさせるとなれば気合が入っているだろうか
■渡辺慧 > 「やぁ州子。試験前日に呼び出すたぁよゆーじゃん」
片手を上げ、首だけをそちらに向け、出迎えると同時に軽口。
いつも通りだ。
「まぁ安心してくれ。結構待ったから」
■磐野 州子 > 「州子は慧とは違って真面目ですから慧とは違って試験勉強しなくても大丈夫なんです。」
いつも好き放題言われているが為に勉強方面だけは上手を取っている為に嫌味を口にする。
ねちねちと同じ言葉を繰り返す。慧相手だからこそ言える嫌味かもしれない
「まーそーですよね…寛いでいた感じするですし」
コーヒー缶が慧の近くに置いてあるのを見てどこか安心しているようなため息をつく
それと同時に結構待った、と言われるのも少し癪に障る。
もっと違う場所…公園とかにすれば慧も移動せざるを得なかったかもしれない
移動させてどうということはないのだが、少なくとも待ったとは言われないだろう
■渡辺慧 > 「その眼鏡に何か秘密があるんじゃ……やっぱメガネか……時代はメガネだよメガネ」
本当に適当に、そう言って。
よ、と。その場に立ち上がる。
「んー……」
大きく伸びをした後。
「ま、いつも通り。安心してくれっていったろ」
そのまんまの意味だって。
なんて、そう続けると、楽しそうに笑った。
■磐野 州子 > 「この眼鏡から光線とか出せるようになれば違うのかもしれないですね」
至って真面目そうに。
本気を出せば太陽光を吸収して光線を出すような開発をする…かもしれない
「別に不安って訳じゃないですけどね…少し緊張ぐらい?です」
慧が笑うとつられるようにくすくすと笑みを浮かべる。
眼鏡によって目元は見えないが、それも微笑んでいる…かもしれない
「さて、それじゃ行くですか
行き先は研究区ですけど、州子の後についてくればいいですし」
念のため確認するように。
州子は研究区付近の地形なら覚えているが、
慧の場合関わりがなさそうな為に迷子になったらとんでもないことになりそうである
■渡辺慧 > 「それは正直シュールだからやめておいた方がいいと思う」
なぜかこういう時に限って普通な反応。
……ま、ある程度分かってやってるんだろうが。
「緊張しなくても、俺の舌は大層な物じゃないから大丈夫だと思うよ。オムカレーいうてオムハヤシ出てきたら流石に心配するけど」
そう言いながら、州子の後ろへ移動する。
「じゃ、案内よーろー。ごーごー」
それはまるで遊園地の待機列に並んだ、子供のような態度であった。
■磐野 州子 > 「慧の生意気な言葉が全部猫にしてやってもいいんですよ」
流石に人体を改造するようなことは出来ないが、あくまで冗談、冗談の範疇
「慧はこれはオムカレーじゃない!とか言いながらちゃぶ台をひっくり返しそうなイメージがあるです…
はいはい。じゃー行きますよー出発しんこー」
慧が自分の後ろに来たのを確認すると遊園地の乗り物に案内するやる気の無い役員みたいな声を出しながら
時計塔の階段を降りていくのであった
ご案内:「大時計塔」から磐野 州子さんが去りました。
■渡辺慧 > 身に覚えがありすぎて実はわかってるんじゃこいつ。
「猫になるのはちょっと今のところいいかな……」
自分でやれるし……。とは言わず、苦笑する。
「言わねーよ。言わねーよ」
言わねーよ。
「俺のイメージってそんなんなのか……これは道中話し合う必要がありそうですねぇ……」
あくまで楽しそうに、そういうと、ポケットへ両手を突っ込み。州子の歩幅に合わせ、のんびりとその後ろを歩き始めた。
ご案内:「大時計塔」から渡辺慧さんが去りました。