2015/07/02 のログ
ご案内:「大時計塔」に三崎 春華さんが現れました。
■三崎 春華 > ――雨の時計塔。テスト週間という事もあり、いつにも増して眼下を歩く人は少なく…
「っていうか暗くて見えないですね」
[夜の時計塔から地面は見辛い。しかも雨だ。大雑把に見渡すと、屋根のある所まで退避する]
■三崎 春華 > [歓楽街に行く気にもなれず]
[食欲は満たされており]
[でもどこかで遊びたい気分で]
「これってもしかしてテスト疲れでは…?」
[独り言は続く。彼女の履修する科目は少なくないが、多くもない。単なるぐうたらだ]
「私の楽しいことレーダーも中々不機嫌ですねー」
[頭頂部あたりの髪を一ふさ持ち上げて遊ぶ。湿気のせいか、人工の触角は少しの間維持される]
■三崎 春華 > 「………寝ますか」
[響く雨音、湿った空気の中でちょっと居眠りをするのも偶には悪くない。突拍子もない思考だが、彼女は眠かった。眠いなら仕方ない]
[服のポケットからトランプケースを取り出し、一枚のカードを探す。今回はダイヤの10]
「≪警戒(ヴィジランス)≫。ま、なんとかなるでしょ」
[かざしたカードが宙に溶け、少女を中心に薄い黄色の半球が広がる。それを確認すると、支柱のひとつに寄りかかって目を閉じた]
■三崎 春華 > [ぱちりと目を開ける]
「…さすがにちょっと冷えますね…帰ろ」
[立ち上がって術を解き、昇降階段へと向かった]
ご案内:「大時計塔」から三崎 春華さんが去りました。