2015/10/21 のログ
ご案内:「大時計塔」にグリムさんが現れました。
■グリム > コツコツと足音を立てながら時計塔を上る影が一つ
見晴らしもよく生徒の間では密かにホットスポットとなっている場所に現れる
「はぁ…疲れた。エレベーターぐらい設置してもいいと思うんだけどなぁ…」
はぁぁ……と盛大にため息をつき時計塔の端に腰掛ける
明日がユラユラと空中に揺れながら島の様子を見下ろす
■グリム > 「楽しそうで良きカナカナ~♪…たく、派手に暴れるなって言われなくてもやらないのにさぁ?」
スマホ型の端末を弄る
研究区の担当員達に耳が腐るほど同じ話を聞かされ今もこうしてメールが来る
メアが表に出なくなってからずっとこれだ
「こういうのってフリみたいだよね。むしろ盛大に暴れちゃおっかな♪」
アハ♪と笑顔を浮かべても数秒すればまたしかめっ面
メアも誰も何も言ってこないのが退屈だし面白くない
■グリム > 「眺めるのは良いけど近付くと最悪なのはなんでしょ~か?」
退屈しのぎ化クイズの司会者風にクイズを出す
「シンキングタイムスタ~ト~♪」
フンフンフン♪と鼻歌でリズムを刻む
■グリム > 「正解は~~人混みぃ♪
もし正解に不服な人が居たら抗議は書面で受け取るよ♪」
ニコ☆と満面の笑みを浮かべる
顔立ちがいいせいかずっとそんな顔をしていればファンでもつくのではないかと思えるほど完璧な笑顔
「で、不正解だった奴らは僕みたいに捻くれない方が人生楽しいよっと…」
笑顔なんてどこへやら、やる気も興味も何もない無表情に戻り足を宙に投げ出したままゴロンと寝転がる
硬い床に埃っぽい空気
お世辞にも快適とは言えないが唯一、女子寮よりも街よりも良い点がある
■グリム > 「静かだよね、ここ…」
ゆっくりと瞼を閉じる
耳を澄ませば遥か遠くで楽しそうな祭りの賑わい
枕でも持ってくればよかったかなと意識をゆっくりと混濁させる
■グリム > 「やる事ないし…このまま寝てもいいかもね」
こんな祭りの時にわざわざここに来る輩も居ないだろう
と腕枕で寝返りを打つ
「うぅ…とりあえず枕と毛布でも欲しいかな…」
頑張ってはみるがやはり何もなくては眠りづらい
■グリム > 「ま、今度でいっか…」
そう思い考えるのをやめる
数分もしないうちに寝息を立て始め意識もすぐに手放した
ご案内:「大時計塔」からグリムさんが去りました。