2016/06/30 のログ
ご案内:「大時計塔」に松渓つばめさんが現れました。
松渓つばめ > 時計塔の静寂を脅かす者が現れた。
「シュワーーーーーッチ!」
手すりを乗り越えて、だ。

鍵をつかわずに侵入できるのは彼女の魔術あってのもの。
悪用はいけません。

松渓つばめ > 「うひぃ、風あるねえ、やっぱ」
島では彼女が知る限り青垣山に次ぐ高さの屋上時計塔だ。当然ではある。

少し遅目の時間ではあるけれど、いや、今から泳ぎ回ったり色々遊んだりもな~と思ったから。
学園の屋上で夕涼みだ。
ここならば自室も結構近い。
「んー、と」 傍らのビニル袋から、途中のお店で買っておいた板チキンを出す。
丁度良い温度になったそれにかぶりつく。胡椒が強い。

ご案内:「大時計塔」に真乃 真さんが現れました。
松渓つばめ > 「やっぱり油揚げにしときゃ良かったかしら」頭の狐耳がうーん?とかしがった。
しかし、味覚その他は人間のものですから。それにしても何なんだろうこの呪いは。
戻らないし。
夕陽ちゃんは泡吹くほど驚いてたし。
今、なんか落第街の方角からドカーンズドーンとかすかに聞こえる気がするし。
「これ、時子とあいつがヨロシクやってる音なのかねぇ」やっぱり連中はそういう連中なのか。

真乃 真 > 「おっと、まさかこんなところで先客がいるとはね!」

吹く風にその異様な長さのタオルをたなびかせ一人の男が現れる。
普段、風が無い時でさえたなびくタオルは男の声に負けないくらいうるさい音を立てている。

「松渓さんもあれかい?テスト勉強からの気分転換かい?」

自分でもうるさいように感じたのかタオルを一本にねじねじと編みながらそんな事を聞いた。

「…なにその耳?」

もしかしたら偽物かもしれない…。

松渓つばめ > 「ぅん?」振り向けば彼がいた。

「真かぁー」あからさまに間延びした声が出る辺り、彼とも結構仲良くなれてるのかなと思えた。「あたしは秀才だからテストは赤点とかとらないのー」
と、余裕を見せる。
も。
「あぁー、これ?なんか呪い。シッポもあるわよ?」座ったままおしりを少し横に避けると、髪の色と似た膨らんだ狐の尻尾である。

真乃 真 > 「そうか!なら良かった!」

勉強しなくてもテストがいけるのならその他の事に時間が使える。
うん、そっちがずっといい。

「呪いか。…もしかしてきつねをいじめたりしたのかい?…油あげとったとか?」

そのふさふさの尻尾をみながら恐る恐る尋ねる。
もし、そうなら大変である。
すぐにあやまりに行かなければ!