2016/10/02 のログ
ご案内:「大時計塔」に櫛鉈 蛟さんが現れました。
櫛鉈 蛟 > 「…しっかし、まぁ何と言うか…ここが立ち入り禁止ってのも割と勿体無ぇ気がしないでもないわな」

と、煙草を蒸かしながら呟く。別に景観とかそういうものに情緒を殊更に感じるタチではないが。
まぁ、気分転換にこういう眺めのいい場所から見る景色、というのは悪くないもの。
…まぁ、今は人の身なので、こっそり侵入して昇ってくるのも面倒ではあったが。

(いや、けど相変らずここ警備が変に杜撰な気がするんだよなぁ。立ち入り禁止の意味あんのか?)

1本目の煙草を吸い終えれば、懐から取り出した携帯灰皿に吸殻を放り込む。
流石にここでポイ捨てしていくのはマズい、という最低限のマナーくらいは弁えており。

(そういや、アイツ等ちゃんとここで過ごせてるんかねぇ)

最近、立て続けに異世界から来たばかりらしき美女にセーフハウスを提供したりお節介をした。美人には弱い。
ともあれ、彼女等がこの島に溶け込めれば幸いだが。美人限定だが、どうにも性格が甘くなりがちだ。

「ふ抜けてるっていやぁ、そうなんだろうなぁ。とはいえ、今更昔の俺に戻るっつぅのも無理な話だし」

櫛鉈 蛟 > 「……ん?…うげ、煙草切れやがった…」

2本目を吸おうと煙草のケースを探ろうとしたら、中身が既にすっからかんだった。
どうやら先程の一本が最後だったらしい。生憎と予備の煙草は持ち歩いていない。
と、なると近場のセーフハウスから常備してるのを補給するのが妥当か。

「そろそろカートンでまた補充しとかねぇと備蓄的に底を尽きそうだな」

ヘビースモーカー、という程ではないがそれなりに暇な時につい喫煙してしまう。
酒にトラウマが出来てしまっているので、その代替行為だと男自身は思っているが。

「あ、帰りにマッ○にも寄ってくか…最近あんまジャンクフード食ってなかったし」

現代のオロチはジャンクフードと煙草がお好みらしい。まぁ、人の生活に溶け込めてるという事なのだろう。

櫛鉈 蛟 > 「さぁて、長居しすぎると見つかりそうだし、そろそろトンズラしますかねぇ」

と、言いつつ暢気に呟いて歩き出す。そのまま、のらりくらりとしたマイペースな足取りで階段を下っていく。

そして、誰にも見つかる事無く無事?に時計塔を後にするのであった。

ご案内:「大時計塔」から櫛鉈 蛟さんが去りました。