2017/07/11 のログ
■暁 名無 > 夜空に浮かぶ月を眺めて煙草をふかす。
これまで何度もやってきた行為だが、ここまで明るい月の下は久方振りだろう。
たまにはこういうのも、幻想的で悪い気はしない。
「ま、こんな月が次はいつ見れるかだけどなー」
酒でも買ってくりゃ良かったと、正直に思う。
しかし、こんなところで一人酒も虚しさの境地だろう。
それに、残してきた仕事が気に掛かってしまって、とてもではないが気楽に飲める気もしない。
「……はは、やっぱ全部終わらせてから来るべきだったな。」
後で職員室戻って終わらせよう。
そう考えを改めながら、俺は暫し時季外れの月見をしていくのであった。
ご案内:「大時計塔」から暁 名無さんが去りました。