2017/07/27 のログ
ご案内:「大時計塔」に和元月香さんが現れました。
ご案内:「大時計塔」から和元月香さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」に和元月香さんが現れました。
和元月香 > (※お目汚し失礼致しました)

無人の大時計塔から手を伸ばせば届くような空間。
そこに突如、異世界の文字で描かれた金色の魔法陣が広がる。

「____よっこいせ」

薄くなったものの赤黒く汚れたスニーカーを履いた足と、黒いニーハイを履いた脚が魔法陣の中から現れると、時計台の手摺に器用に立つ。

毎度誤転移してきた月香である。

地上何mの高さにある手すりにバランスを保って立っているものの、若干寒気がしたのかすぐに時計台に降りる。

「うー...。また何でこんな場所に...。時計台...?」

夜空を苦い顔で見上げながらも、すぐ帰る気は失せたようだ。
そのまま手摺に頬杖をついて、ぼんやりと眼下を眺め始めた。

「ハハッ、人がゴミのようだ...」

言ってみたかっただけのようだ。
にんまりと不気味に不敵にわざとらしく笑っている。