2017/09/12 のログ
ご案内:「大時計塔」に飛鷹与一さんが現れました。
飛鷹与一 > 「………ふぅ」

長い長い階段を昇り終えれば、大時計塔の頂上。ここからの眺めは好きだ――基本生徒は立ち入り禁止だが。

もし、教師に見つかったら、まぁ風紀の仕事の一環だと最低限の言い訳は考えておこうと思う。
仕事は真面目だが、公私きっちり分けるように心掛けている…今はオフの時間だ。

服装は風紀委員会の赤い制服姿であるし、ライフルケースもある。だが今夜の警邏はもう終わっている。

(……参ったなぁ)

ポツリ、と心の中で呟く。そろそろ見習い期間も終わり、何処かの課に所属するようにそれとなく言われている。
が、少年としてはあくまで一般の風紀委員の立場が望ましい…のだが。

「……と、いうか引き抜きとか無い事を祈ろう」

既に幾つかから目を付けられている気がするが、それを嘆いてもしょうがない。

飛鷹与一 > 「…って、自惚れてるなぁ俺。これは駄目な傾向だ…。」

溜息とともに夜景を眺める。目を付けられているのは確かだが…。
とはいえ、このまま一般風紀委員をずっと、という訳にもいかないだろう。
しかし、あまり”人殺し”に関わる課には配属されたくないものだ。
例えどんなに人殺しに適した才があろうと。個人的にはなるべく平和な課が望ましいが―…。

(そもそも出世欲とかも別に無いし、なぁ)

ライフルケースを軽く背負い直す。向上心が無い訳ではない。が、バリバリ最前線に出たいとは思わない。

そもそもが技能的に後方支援向きだ。最近は近接戦闘の技能も地道に頑張ってはいるが。

ご案内:「大時計塔」に飛鷹与一さんが現れました。
ご案内:「大時計塔」に飛鷹与一さんが現れました。
ご案内:「大時計塔」に飛鷹与一さんが現れました。