2017/10/04 のログ
ご案内:「大時計塔」にレンタロウさんが現れました。
■レンタロウ > 此処に居付いてから数日が経った。
少しずつではあるが、何となく文化的なものも理解できるようになってきている。
だが、まだ島全体の把握までは済んではいない。
「ほー…やけにでかい塔だとは思っていたが、登れるとは思ってなかったな。」
そういうわけで、今日も空いた時間で色々と歩いてみることにした男。
階段を登りながら、物珍しそうに周りを見回している。
本来は登るのは禁止されているのであるが、警備も居なかったので自由だと勘違いしたらしい。
「おっと、上に到着したか。
…うむ、此処からならかなり遠くまで見渡せるな!」
頂上部まで登り切れば、少し息を整えてから景色を見渡してみる。
■レンタロウ > 「異邦人街というのは…此処からだとどっちになるのだ?」
先日に知り合った人物から聞いた異邦人街。
なんでも、自分と同じような立場の者たちが集まっているらしい。
もしかしたら、何か自分に関する情報も入手できるかもしれない。
遠くに見える明かりに目を細めて、観察するように眺めて。
「歩いたらどれくらいかかるのだろうな…」
腕を組んで計算してみる。
まだ交通手段に関して、何も知らない状態だった。
■レンタロウ > 「ふむ、まぁ何とかなるそうではあるか…?」
近くはないけれど、数時間でなんとかできそうな距離だと推測した。
腕組を解いて、少し頭をリラックスさせて上を見上げる。
「ほう、今夜は月が綺麗だな!
こういう時には、美味いものを食べるのが一番というものだッ!
…何が好物だったかも、すっかり忘れているようだが。」
好物すらも忘れているようで、困ったように眉を顰めて首を傾げる。
とりあえず、生活の中で思い出すだろうと結論付けて、それ以上考えるのはやめておいた。
■レンタロウ > 「まぁ、あまり考え込んでも仕方が無いな!
よし、時間のある時にでも、異邦人街に行ってみるとしようか!」
気持ちを切り替えるようにして言葉を口にする。
一先ずの目的は達成できたので、此処に居座る理由も無い。
さっさと寮の自室に戻ろうと階段を下りていくのだった。
ご案内:「大時計塔」からレンタロウさんが去りました。